第11話 ドックの秘密
ドックに振られたボラは、傷心のあまり体調を崩していた。
家政婦の娘、ドンナムはそのことをドックに知らせるが、顔すら見せようとしない。
平静を装い、課題の論文に取り組むドック。
その質の高い論文は教授を驚ろかせ、
後日行われる学内のセミナーで発表することを勧めらる。
教授を訪れたその日、ドックは、ジョンギュの好きだったバッハの演奏会を訪れ、
そこで偶然ボラに出会う。
黙ったまま見つめ合う二人。
耐え切れず飛び出したボラは、追いかけてきたドックに、
好きになったことは少しも後悔していないと告げる。
一方、別れてもボラが気になるゴヌは、
兄の親友だったという「ハン・テウン」についてを調べ始めていた・・・
ボラってば変わったねぇ~。
あんなに我が儘でタカビーな女王様だったのにね。
ドックにヒドイこと言われて振られても、
「楽しかったし、幸せだった。ありがとう」って言ったのよ!!
「あんたを好きになったこと、後悔しない」って。
ドックは、本気で勉強する気になったみたい。
書いた論文を教授に見せたら、めっちゃ驚いてたよ。
やっぱドック頭いいんだなぁ~。
ボラとは離れちゃったけど、落ち着いた感じになってたのに、
何だか周りが“ハン・テウン”探しをしてるんだよね。
ってか、ゴヌがさ~・・・(-_-;)
ドックの同級生だった女医にテウンの話を聞いて、ボラに言っちゃうんだよ。
そしたらボラ父にまで話が流れていっちゃってさ。
ボラが「“ハン・テウン”知ってる?」とかってボラ父に聞くんだもん。
ちょっとビックリ。父もビックリ(笑)
けどボラ父はドック=ハン・テウンってことは気付いてないみたい。
ただジョンギュを死なせた友達がテウンだって知ってただけ。
でもゴヌは気付いちゃったんだよ~。
そしてドックに「ハン・テウン」って声かけるの!!
なんて嫌味なヤツ・・・(ー'`ー;)
「あなたがハン・テウンさんですか?」とか聞けばいいのにさ。
ゴヌが知っちゃったら、やっぱボラの耳にまで入るよね?
う~・・・どうする?ドック。
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