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ドンキNANOTEにwubi使ってUbuntu20.04を入れる

2020-05-20 21:47:51 | Ubuntu Linux
ドンキ7インチ2in1タブレット(ノート?)NANOTEは当然Ubuntuを入れる前提で買ったんだが、丁度LTS(長期サポート)なUbuntu20.04が出たタイミングは本当にドンピシャだった。

Windowsの設定はいつもローカルのアカウントを作成していたのだが、何とそれができなくなっていた。よくわからないまま進めていたら、起動するたびに毎回PINを入力しなきゃいけなくなって面倒い・・・。

wubiを使ってUbuntuをインストールした人がいたので、USBメモリにインストーラ作るのも面倒くさいのもあるのでこちらもwubiを使ってWindows上でインストール。丁度Ubuntu20.04暫定対応版が出たところだった。今は正式対応になってるのかな。
Ubuntu20.04に対応しているだけあって、あらかじめインストーラisoファイルをダウンロードしなくても、どのフレーバーをインストールするか選択するだけでインストールできた。

Ubuntu起動中は横(縦持ち)画面で表示されるが、起動すると横画面(ノートPC形態)で上下逆さまで表示される。
とりあえずNANOTEをひっくり返して画面上部右側をタップして「画面の回転をロック」をタップすると作業可能になる。

この問題は、GPDなんかと同様に「xrandr -o right」コマンドで暫定対応できるが、タブレットとして使おうとすると破綻する。せっかくタブレットとして使えるのにGPDと一緒では勿体無いので、以前WDP083にUbuntuを入れた時の方法ができるかやってみたらできた!

# udevadm info --export-db | grep iioで/dev/iio:device0確認
# udevadm info -n "/dev/iio:device0"
P: /devices/pci0000:00/808622C1:05/i2c-5/i2c-BOSC0200:00/iio:device0
(以下略)
でdriver名がBOSC0200と判明
# cat /sys/class/dmi/id/modalias
dmi:bvnE.CY07Q.x64.INTEL.NR004:bvr5.11:bd03/28/2020:svnRWCCO.,LTD:pnUMPC-01:pvrDefaultstring:rvnEii:rnCY07Q:rvrDefaultstring:cvnDefaultstring:ct30:cvrDefaultstring:
でManufacturerがRWCCO.,LTD、Product名がUMPC-01と判明
結局、設定は以下のようになる。
# cat /etc/udev/hwdb.d/61-sensor-local.hwdb 
sensor:modalias:acpi:BOSC0200*:dmi:*:svnRWC*:pnUMPC-01:*
 ACCEL_MOUNT_MATRIX=-1, 0, 0; 0, 1, 0; 0, 0, 1
↑
2行めの先頭にスペースが必要なのに注意

実はなかなかうまく行かなくて「ACCEL_MOUNT_MATRIX BOSC0200」でググッたらコレが見つかった。
そしたら以下を実行するように書かれてた。WDP083の時にそんなことやったか全く覚えてなかった。
# systemd-hwdb update
# udevadm trigger -v -p DEVNAME=/dev/iio:device0
しかしそれでもうまく行かなくて何度も見直したらACCEL_MOUNT_MATRIXの先頭にスペースが無くてエラーになってたというオチ。ふぅ。
P.S.
わかってみてからググると、OneMixの対処法と同じだった orz...。
そうか、*を使うとManufacturer名もProduct名も省略できるのか。
sensor:modalias:acpi:BOSC0200*:dmi*

これでタブレットモードも完璧なんて思っていたが、どうもタッチが認識しない場合がある。
これは困ったことになるはずだったが、5chにその解決策が書かれていた(ホッ)。
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【ドン・キホーテ】情熱価格PLUS NANOTE(ナノート)5冊目
383 名前:[Fn]+[名無しさん] [sage]: 2020/05/14(木) 02:36:06.73 ID:azEInEVG
linuxでタッチパネルが動いたり動かなかったりする件、直せた。原因はbiosが適当過ぎて、コントローラをちゃんとinitできないからみたい。

準備として、acpi_call kernel moduleをインストールしておく(ubuntuだったらacpi-call-dkms)。

起動後に、

# modprobe acpi_call
# modprobe -r goodix
# echo '\_SB.PCI0.I2C6.TCS1.INTO 0' > /proc/acpi/call
# modprobe goodix

これで確実に動く、と思う...
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実行して直ったが、再起動すると/proc/acpi/callが消えているためかタッチができなかった。
なので上のコマンドを/etc/rc.localを作成して記述した。
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