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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

世界文化遺産のエリアに住むことになった私

2021年05月27日 19時36分42秒 | えいこう語る

▼子供の頃から縄文土器は身近にあった。畑を耕すと欠片が出てきたからだ。一昨年も畑から小さな欠片を一個発見した。

▼北海道初の国宝となった、縄文時代(3500年前)の中空土偶が出土した場所(函館市南茅部町)も畑だった。私の家から20キロも離れていないところだ。

▼この地域も含めた、北海道・北東北縄文遺跡群が、今年7月にもユネスコの世界文化遺産に登録されることが決定したというのが、今日(5月27日)の北海道新聞一面トップだ。

▼元をただせば私の故郷だ。自分の故郷が世界遺産に登録されることに、大きな感慨と喜びを感じている。今夜は縄文に乾杯したい気分だ。

▼縄文の魅力は、なんといっても1万年近く大きな争いもなく平和が続いたというということだ。それに【自然との共生】という持続可能なテーマを、人類に教訓として残してくれていることだ。

▼今の我が国と比較してみてみよう。戦争放棄の憲法が制定され、わずか70数年しか経っていないのに、【戦争する国】にしようとしている。

▼さらに戦後からの自然環境(山や海)の荒廃は、私たちの生活を脅かし初めている。自然災害が多発し、魚は神隠しのように前浜から姿を消した。

▼いま縄文遺跡群が世界に訴えるのは【戦争のない世界】と【自然との共生】の二つだ。この二つを人類が共有することで【持続可能な地球】という、大きな目標が達成できるからだ。

▼この使命を、私たち地域住民が一丸となり、世界に向けて発信できることを誇りとしなければならない。

▼1万5千年前からの先人たちの生活様式が世界文化遺産になったのだ。その意味を受け継ぎ、地球の存続に貢献するのが私たち現在人の使命ではないだろうか。

▼ちょっぴり緊張するが誇らしい、我が地域のユネスコ世界文化遺産登録決定の朗報だ。【中空土偶】は、もしかして、3500年の眠りから目が覚めた、地球の救世主なのかもしれない


▼私が編み出した“縄文語“”がある。今まで様々なところで使用し、結構好評を得てきた。【縄文ありがとうございました】。“感謝の心”こそが、地球を救うと思っているからだ。


     縄文の道に踏み入る
             三等下

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