10月末のとどほっけ銚子海岸は、夏のような若者のエネルギッシュなサーフィンの姿は見受けられない。
数人が波を待っているが、どこかエレガントなライディングを見せている。
秋の海岸は、ちょっぴりオシャレな雰囲気が漂っているのだ。
波打ち際には数百メートルにも渡り、小さな貝殻が夥しい数で日向ぼっこをしている。

耳を澄ますとなにやら囁いているのが聞こえる。
帆立貝の稚貝が囁く、ベーリング海から戻って来た鮭たちとの貝話である。
「家屋の破片や漂流船が随分流れているし、なんだか海水が薬品臭い味がするけど、何かあったのかい」。
「3月11日に、三陸沖で地震が発生し、大津波が来て多くの町が壊滅した。その後福島第一原発で事故があり、火災が発生しそれを消火するため多量の海水を使い、その放射能に汚染された海水を海に流したんだ。今、海の中は大変危険な状況にさらされている」と教えたんだ。
「じゃ、三陸の川に遡上する仲間は、放射能を浴びてしまうのだろうか。産卵が心配だな」と鮭は言ったという、貝話が私には聞こえてきた。
夥しい稚貝たちも、海の環境悪化で死んでしまったのかなと、ふと考える。
もし私が女性なら、ネールアートをするんだけれどと思い、貝を拾い真似てみた。ついでに指輪も。

縄文の女性たちもこのようなオシャレしていたのかなと、想像してみる。
「意外ときれいだわね」と、妻が写真を写してくれた。
数人が波を待っているが、どこかエレガントなライディングを見せている。
秋の海岸は、ちょっぴりオシャレな雰囲気が漂っているのだ。
波打ち際には数百メートルにも渡り、小さな貝殻が夥しい数で日向ぼっこをしている。

耳を澄ますとなにやら囁いているのが聞こえる。
帆立貝の稚貝が囁く、ベーリング海から戻って来た鮭たちとの貝話である。
「家屋の破片や漂流船が随分流れているし、なんだか海水が薬品臭い味がするけど、何かあったのかい」。
「3月11日に、三陸沖で地震が発生し、大津波が来て多くの町が壊滅した。その後福島第一原発で事故があり、火災が発生しそれを消火するため多量の海水を使い、その放射能に汚染された海水を海に流したんだ。今、海の中は大変危険な状況にさらされている」と教えたんだ。
「じゃ、三陸の川に遡上する仲間は、放射能を浴びてしまうのだろうか。産卵が心配だな」と鮭は言ったという、貝話が私には聞こえてきた。
夥しい稚貝たちも、海の環境悪化で死んでしまったのかなと、ふと考える。
もし私が女性なら、ネールアートをするんだけれどと思い、貝を拾い真似てみた。ついでに指輪も。

縄文の女性たちもこのようなオシャレしていたのかなと、想像してみる。
「意外ときれいだわね」と、妻が写真を写してくれた。
こういう遊び心をもって過ごしたいと思いました。
えいこうさんらしい、ロマンチックな写真ですね。
ネイルアート。妻をも感心させるおもしろい発想。花てぼもこのようなゆとりあるかわいい女でありたい。へへへ。