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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

開放感と危険性

2022年04月24日 08時20分00秒 | えいこう語る

▼長引くコロナ戦争、さらにウクライナ戦争が、人々の心に閉塞感と半ば絶望感のようなものを植え付けている。

▼簡単に言えば「イライラ感」だ。科学技術が発達しデジタル化が進み世の中は便利になりすぎたが、一向に問題が解決されない。

▼人々の感情は「解放感」を求めて、その場から逃れたい気分になる。その閉塞的な心理的状況を経済の活性化につなげようとするのが、“旅行”を推進する各種の割引制度だ。

▼新鮮な食と広大な自然、そして温泉となれば北海道旅行が人気のようだ。だが人的流入による新型コロナ株の拡大も心配だ。

▼そんな国民の複雑な心理状態を開放する旅行計画が、今回の知床観光船の事故につながったのではないかと推測する。

▼私が住む道南の海も、昨日(23日)は強風が吹き荒れた。目の前の太平洋も漁船は出向できない状態だ。小舟などは空を舞うだろうという勢いの突風だ。

▼知床観光船沈没というテレビを観て、すぐにこんな状況下での事故ではないかと想像した。観光船の会社や船頭さんは、天候状態を甘く見過ぎたのだろうか。

▼「甘く見過ぎる」という言葉で心配するのが、日ロサケ・マス漁の合意だ。ウクライナ問題での日本政府のロシアへの経済封鎖で、今年の漁は絶望的だと考えていた。

▼しかしあっさりとロシアが合意した。漁獲量は前年と同じで、しかも漁業協力費は昨年より「6千万円」も引き下げられたという。

▼これは「ロシアの罠」ではないか。ロシアの領海侵害や漁獲量の不正などという名目で、違法な取り締まりを強化し、極東警備を強固にしようとする魂胆に見えてならない。

▼人質解放には多額の賠償金を払わせる。それが日本の経済制裁に対する、ロシアの仕返しではないかと推測するからだ。

▼小林多喜二の「蟹工船」では、当時日本漁船を守るため帝国海軍の戦艦が警備についていた
。そんな時代に戻りそうな、プーチンの戦争に対する旧態依然とした考えだ。

▼沖縄は中国の脅威、北海道はロシアの脅威。そんな中で「9条改正」を目標とする【憲法改正】だ。現在の状況では憲法改正への国民の考えは、前向きに進んでいるに違いない。

▼「戦争をしない国」から「戦争ができる国」に変わろうとしている。靖国神社の桜も満開のようだ。

▼私も以前靖国を参拝した。「靖国の英霊」は「戦争は絶対してはならない」と私に囁きかけてきたのを、今でも信じている。

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