酒の席で、50代後半の女性がこんなことをつぶやいた。
彼女は40代前半で夫と死別し、3人の子供を育てたしっかり者だ。
「私だって、浮いた噂の一つや二つ、たてられてもみたいと思ったことがあるわ」・・・・・。な・な・なんと!?・・・こんな時、妙に返答に困って話が続かなくなるものだ。
昨夜、函館市内の居酒屋で、サークル仲間のちょっとした打ち上げ式があった。
そこで思い切り、70歳に手が届こうとしているが、何時もお洒落で理知的で、私が密に尊敬する未亡人、S女史に尋ねてみた。
答えはこうだ。
「そりゃ、愛する夫が亡くなった時は、悲しみに明け暮れたわ。でも数年たってからは、自分は新たな人生を生きていかなければならないと思うのよ。恋愛だってしなければ、生きていく張り合いがないでしょう」
S女史の浮いた噂は、一度も聞いたことがない。
でも私が推測するに、彼女は心の中で恋愛するのが上手なようだ。
ヨン様の追っかけしている女性もいます。
悲恋ものや心中ものまで踊る身です。
恋や愛の表現に年令はありませんよ。
高齢になったから恋愛は恥ずかしいなどと思うとしたら、それは世間がつくった常識や見識に縛られた感情ではないかと私は思います。
素敵な奥方に恵まれたえいこう様には、恋の寄り道などあり得ないことなのでしょうか。
あまり世間体に囚われず、生き生きと暮らしましょう。
世間体にとらわれず、生き生き暮らす、と言うのには、大賛成です。でも私の妻なら、他人だったらいいけど、あなただけは、もう少し世間体と言うものを気にして、生きたほうがいいんじゃないの、といわれそうです!?