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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

チェ・ゲバラ

2009年01月24日 10時44分01秒 | えいこう語る
21日22日と、ウニ漁が続いた。
巨大なオレンジ色の朝日を浴びて、150隻もの磯舟が一斉に漁場に向かい出港する光景は、馬に乗り戦場にはせ参じる武将にも似て、胸踊り血が騒ぐ勇ましさだ。
そんな漁の合間に、映画「チェ・ゲバラ」を妻と観賞した。
シニア料金と言うので、一人1,000円は、・・・まあ、うれしいことに違いない。
ゲバラはアルゼンチンの富裕層生まれで、自らも医師である。
旅行中カストロと出会い、キューバ革命を戦う。
当時無学が多かった農民に、革命の意味を理解させるために、学問を奨励する。
「なぜ学ぶか。無学だと敵にだまされやすい」という。それは味方まで混乱させるからだ。
圧政と戦うのは、市民の自由と権利を、自らの手で取り戻すためと言う考えを叩き込む。いわゆる扇動者ではない。ゲバラも一般市民なのだ。
オバマ大統領の就任演説で「国民一人ひとりが責任を持ち、国を再生させる」と言った、言葉と同質に思える。
革命が成功した時、自分が称賛されると、市民自らが勝ちとったと、けっしておごり高ぶらない。
ゲバラは後に原爆を投下された広島を訪れて、原爆病院も訪問している。
医師として武器を持って戦った革命家は、そこで何を思ったのであろう。
その後キューバの教科書には、広島の原爆が掲載されている。日本の8月6日を、キューバ国民の誰もが知っている。
キューバは、革命後教育や医療に力を入れた。チェリノブイリ原発事故では、多くの被爆者を自国に受け入れ、治療した。
第1部は、革命成功で終わり2月から第2部が始まる。
タイトルは「チェ・ゲバラ39歳、最後の手紙」である。
盟友カストロに、そして愛するキューバ国民に、さらに世界中の人々に、どんなメッセージを書いたか、是非見届けてみたい。
「英雄のいない時代はさびしい。しかし、英雄を望む時代も悲しい」
誰の言葉か忘れたが「市民自らの手で」と言うのは、民主主義の原点であることは間違いない。