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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

民意とは

2009年01月08日 11時36分56秒 | えいこう語る
1月8日の朝日新聞私の視点に「民意」とは何かの、特集が載っていた。
京大准教授の佐藤卓己氏の、民意は「意見」よりも「気分」との主旨に、私は同調する。
民意が「気分」といわれるのは、TVの影響が大きい。
麻生首相の漢字の読み違い、あれほど繰り返し報道され、若手芸人までが格好のネタにする。それでは総理の支持率は間違いなく低下する。
「オバカブーム」がピークに達した昨年、最優秀オバカ賞と流行語大賞は、共に当然麻生さんである。
昨年のTV界も「政権交代」を全局のスローガンに掲げた、1年だったように思う。TVが「民意」を作り上げ、国民がそんな「気分」にさせられたのだ。しかし相手が死に体になっても、とどめを刺せなかった野党。「民意」が間延びしかけた時、米国追従を図り「チェンジ」と言い換え、「気分」を高めようとした。
締まりの無い2008年が終わり「定額給付金国会」が始まった。
この問題について、私の田舎の意見を申し上げたい。
どう見たって高齢化地域である。私を含め給付金はいただきたいのである。
老人家庭にあって「2万4千円」は、政府からのありがたいお年玉だ。
「政権交代」より「お年玉」である。
言葉だけで何もくれない人と「お年玉」をくれる人。
「民意」はどうだろうか。「お年玉」を貰って「気分」を害する人はいない。
それは人々の素直な心でもある。
貰ったら「気分」がいいのである。
「気分」は盛り上がった時に、なにかアクションを起すと効果的である。
タイミングを逸すると「しぼむ」だけである。
チャンスはこの時期しかない。
私の田舎の「民意」では、「お年玉」後に決戦がある、と言うような「気分」になっている。