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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

感動だ!

2009年01月11日 15時09分21秒 | えいこう語る
昨日の雪は雨混じりの重い雪だった。
今朝の雪かきは1時間ほどで済んだが、2日続けては、雪かきもなかなか重労働だ。
そうとうに冷え込んでいたが、村中の山々は雪に覆われ、山水画展を見るような素晴らしい光景だった。
低気圧のせいか、波が高く、しぶきを上げ荒れ狂っている。
ウニ漁はしばらく中止だが、サーファーにとっては最適の波だ。しかしこのシバレではサーフィンどころではないはずだ。
昼食後、村はずれの海岸に出かけてみる。頭まで真っ黒いウエットスーツを着込んだサーファーが、この厳冬の海に入っている。
4~5メートルもありそうな大波(ビッグウエーブ)が、次々海岸めがけて押し寄せてくる。パイプラインと呼ばれるパーフェクトな波が何本も続く。
サーファーにとってこんな素晴らしい波は、何年に1度と言う波だ。
山の上からまっしぐらに駆け下りるような、見事なライディングを次から次へと決める。
陸で見ているサーファーからも、思わず歓声が湧き起こる。
カメラを写していたサーファーは「僕はとっても恐ろしくて、今日の波は遠慮します」と言った。
素晴らしいライディングを決めた若者が、海から上がってきた。
「今の素晴らしかったよ」と言うと、
「最高です」と、満面の笑みがこぼれた。
困難なものに挑戦する若者は、いつもかっこいい。
波がなくなれば、ウニ漁が始まる。
今日のサーファーを見習って、寒さにめげず鼻歌まじりで沖に出よう。
なんだか身体に、力がみなぎってきたようだ。