面白かったわ。
こんなにもじっくりと
志木美鳥(田中麗奈)のエピソードを描いてくるとは思ってなかったよ。
「あの頃もあの後も色々あったけど、でもこうやって昔の友達に会ってまわったり、あと、、こういう家、自分で買ったり、そういうの、一人でできるようになった。」
このように話し出す美鳥の表情と
それを受ける椿(松下洸平)の表情に引き込まれる。
「怪我、もうしてない?」
「してない。もう、喧嘩してない」
涙ぐむ椿(松下洸平)と美鳥の姿に引きつけられる。
この二つのパートで美鳥への興味が一気に大きく膨んでいったわ。
視聴者の興味を引き付けてから描かれていく過去のエピソードは、
とても印象深いものだった。
あのように回想で当時のエピソードを見せてもらうと、
4人それぞれで美鳥の印象が異なっているのも頷ける。
美鳥との関係性や美鳥と接していた年齢によっても、感じ方は変わってくるものね。
赤田の名前が思わぬところで登場するのも面白かった。
ゆくえ(多部未華子)と赤田(仲野太賀)も、
椿も、夜々(今田美桜)も、
紅葉(神尾楓珠)も、穂積くん(黒川想矢)も、、
「みんな」の感情に巻き込まれない人たちだ。