ドラマスペシャル 狙撃 ＊感想＊

２０１６年１０月２日放送　　　番組HP

尾野真千子さん主演という情報しか知らずに視聴したドラマ。
予告も観たことがなかったため、
どんなテイストのドラマなのか、
他に誰が出演しているのか、、などなど、さっぱり分からず、
？？？状態での視聴だったのだけど、
コレ、意外と面白かったなぁ。

組織を守るためには手段を選ばない公安のえげつなさや、
公安が持つ選民意識や、プライドの高さや、
公安から監視され続ける貴島彰（阿部サダヲ）の苦悩や、
命を懸けて託された想いを繋いでいく者たちの切望や、
ラストの衝撃などなど、、
程よい重さと、程よいエンタメ感漂うストーリーを楽しんだよ。


公安の協力者たちに囲まれて、
人の輪の中でグルグル回りながら発砲する上月涼子（尾野真千子）の様子だとか、、
泣き出した涼子を慰めるために、涼子を軽く抱きしめる鎮目竜二警視正（佐藤浩市）だとか、、
「指切りげんまん♪」「指切った♪」などと、こっ恥ずかしいコトをする涼子と鎮目だとか、、
視聴しながら突っ込んでしまったシーンもあるんだけどねぇ。

一般市民を装った公安側の人間たちとの攻防は、エンタメ的に楽しめたからいいとして、
涼子と鎮目が後半に見せたボディタッチ（抱きしめる＆指切り）は、なんか甘ったるくって抵抗があったなぁ。
二人の間に生まれた信頼関係を描きたいのは分かるんだけどさ、、、
アレは何か違う気がしたよ。


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