Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

下流の宴  第1回  *感想*

2011-06-02 | 春ドラマ(2011)感想
* 下流の宴 「息子のオンナ」 *  番組HP

面白かったわぁ。
「ねぇ翔ちゃん」「ねぇ翔ちゃん」を連発し いかにも理解ありそうな母親面をする由美子(黒木瞳)に
初っ端から釘付け状態。 それにしてもハマり役だと思うわぁ 黒木さん♪
ちっとも自分の思い通りにならない翔(窪田正孝)に 「だ~いがく(大学)は楽しいわよォ」と
焦る気持ちを表に出さぬよう さりげなさを装って言う由美子が可笑しすぎる。
自分の中の嫌らしい本音や偏見 思い通りに育ちゃしない息子への怒りを押し殺しながら頑張るのに
結局最後には 爆発しちゃってヒステリーを起こしてしまう様子も楽しめた。
“息子のオンナ”の存在を知った由美子が 彼女と対決するまでのくだりも 
そこはかとなくユーモラスな雰囲気が漂っていて 
昼ドラチックなドロドロ状態とは違うテイストのドラマになっていると思うし
見も蓋もないコトを言いまくる由美子だけれど そんな彼女の言うコトを真っ向から反対できないどころか
(決しておおっぴらにはできないものの)チラリと共感でちゃう部分も多々あるトコロに 面白さを感じるのだと思う。
由美子のあられもない考えが露にされる母への手紙の文面も最高♪
「子供がどういう相手と結婚するか、というのは、それまで築き上げた自分の家庭の採点を受けるようなものですね。」
という由美子の考えなど なんと大袈裟なっ!とは思いつつも 何だか分かる気もするのよねぇ。

由美子の人格を作り上げたと思われる母・満津枝(野際陽子)と
奔放な自然児といった感じの珠緒(美波)を育て上げた洋子(余貴美子)も良かった。
「あんた達はねぇ、ず~っとここに住む“あっち側”の人たちとは違うのよ。」と 言い続けて子供を育てた満津枝と
「くだらない事にこだわると、しんどい状況になる。」という名言を玉緒の心に残した洋子。
住む世界も 考え方も対極にある二人の様子が面白い。
娘の交際相手が高校中退だと知って 「あっちのプライドは屈折しているはずだ。」などと
かなり鋭い分析をしてみせる洋子の様子も笑えたなぁ。
う~ん・・・次回も楽しみなドラマだわ♪

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