日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

謝らない人たち

2009-06-18 22:25:42 | チリの生活
昨夜、ヒメは1時間半おきに泣いて起きました。
おっぱいをあげると寝るのですが、う~ん、どうしちゃったんだろう。
一種の夜泣きなのかな。
おかげで昼間、すごく眠かった。

さて、先日、奥歯の詰め物が外れたので、またまた歯医者へ。
先生から「今のをそのままくっつける場合と、新しいのを作る場合の見積もりを2つ出すから選んで」と言われ、
待合室で待っていました。

受付の人が見積もりを見せて、金額は「5万ペソ(約1万円)」だと言います。
私が「これは今ある詰め物を使った場合の金額?」と聞いたら、
「そうだ」と言うのですが、
ちょっとそれにしては高いなと思い、
「本当にそうなの?先生が新しいのを作るときの見積もりも出すって言ってたけど?」
と聞き直したら、やっと先生に確認した彼女。

結果、正しい金額は今あるのを使う場合は1万7千ペソ、新しいのを作る場合は3万3千ペソ。
つまりその人は2つを合計した金額を私に提示していたんです。

おいおい、しっかりしてくれよと思った私をよそに、
その人は自分が間違えていたことはすっかり忘れた様子でさらに一言。

「先生があなたにちゃんと説明したって言ってたわよ。」

・・・え?なんか私が抜けてたみたいになってるけど?

ていうか、受付のあなたがちゃんと把握してください!
聞きなおさなかったら間違って5万ペソ払わされるところだったのに。

チリ人って(ラテン人ってそうなのかしら)謝らないし、
プライドが高くて「知らない」と言えず、わからないことでも適当に答える人が多くて困ります。

今日みたいなチョット腹立つ「典型チリ人発言」に対して、皮肉というのか捨て台詞というのか、
なんだかうまく説明できないんですけど、喧嘩にならない程度のピリっとした一言をさらっと言い返せる人がいます。
小さいころからこの環境で育って慣れているんでしょうね。

「周りはみんなきちんとしてる人」な日本で育った私はとっさに捨て台詞は吐けず、
その度にストレスをためて帰ることになります。

もういいかげん慣れてきたので「またか」と思う程度ですが、
いつか私もトガッた一言をかませるようになりたいものです。


最後に、夕方の写真。なんだか不思議な雲。

天気予報は雨だったけど、結局、降らなかった。



よかったら応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ人気ブログランキングへ