テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

頼りがいある《 旅する人 》!

2014-03-04 21:30:25 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふァいッ! いまがァ、はいしーずんッ!」
「がるる!ぐるぐるがる!」(←訳:虎です!続々出発です!)

 こんにちは、ネーさです。
 3月初旬~中旬あたりがトップシーズンなのは、学生さんたちの卒業旅行!
 その後には、サクラ見物にお出掛けしたくなる季節がやって来ますね♪
 本日の読書タイムも、
 さあ、旅心を誘われる一冊を、どうぞ~!

  



  
                ―― 京のろおじ ――



 編集と文は暮らす旅舎スタッフの皆さん
 (伊澤誠一さん、田川公子さん、堀口龍之介さん、松岡伸吾さん、横田典子さん)、
 2013年12月に発行されました。

 
「きょうとふうゥのォ~、はつおんではァ~」
「ぐるる……がるる!」(←訳:路地は……ろおじ!)

  《暮らしの中から生まれた路地には
   暮らす旅でなければ出会えない宝物があります》

 との言葉が、
 この御本の冒頭に掲げられています。

 そうなんだよな~、
 の~んびり、のほほ~んな旅が、いちばんだよな~♪
 と活字マニアの皆さまも
 旅マニアの方々も、わかってはおられましょうが……

「ついついィ~よくばッてェ~」
「がるるぐるがっるぅる!」(←訳:忙しい旅になっちゃう!)

 もっとゆっくり、
 もっとチカラを抜いて、
 暮らすような旅を、京都で。

 そのために、この御本で
 《旅する人》として
 ナビゲーターをつとめてくださるのは
 井浦新(いうら・あらた)さん。

 俳優さんであり、
 写真家さんでもあり、
 最近はNHK『日曜美術館』で美術評論家としても活躍する井浦さんが
 カメラを手に
 京のろおじを訪ね歩きます。

「かッこうよすぎるゥ~…!」
「ぐるるるがるぐるぅ~!」(←訳:絵になるヒトだなぁ~!)

 京都国立博物館の
 チャリティーミュージアム茶会では点前を披露し、

 便利堂(べんりどう)というお店では
 明治の写真印刷技術に感嘆し、

 雨の日は
 本屋さんとカフェをハシゴして、

 ホテルステイしながら
 鍼灸で身体をいたわり、

 或いは、
 町屋旅館に投宿して
 月が東山にのぼるのを
 窓際で眺める。

「ゆッたりィ~、のびのびィ~♪」
「がるるるぐるる!」(←訳:暮らしてますね!)

 人気の観光地、
 まだ有名になっていないお店、
 知る人ぞ知る場所を
 一歩一歩かみしめるように、泳ぐようにめぐる旅。

 井浦さんのファンの皆さまに、
 そして京都マニアの皆さまにも嬉しい旅の指南書、
 ぜひ一読を♪

「さくらのォ、きせつはァ~」
「ぐるぐるがる~!」(←訳:旅の季節だよ~!)
 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白鳥の歌に、涙。 | トップ | 『ドーン』、来ました♪ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブックス」カテゴリの最新記事