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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

事業用車の年間走行距離数の平均は

2011年01月08日 | クルマ
これは電気自動車に対して交付される補助金に対して気になったことを少々書いてみます。

約80万円の交付金は6年間その車を所有していないと返還しなくてはならない場合もあるので、事業者を中心にキャンセルが結構あったようです。

まぁこれは、減価償却期間である5年よりも長い事がネックになったのでしょう。

ニッサン・リーフの話になりますが、JC08で200kmという航続距離が引っ掛かった方も多いのかなと思い、事業用に使われる車の年間走行距離数が気になりました。

公平性のある資料として、国土交通省から公表されている、「継続検査の際の整備前自動車不具合状況調査」によれば、事業用乗用車の年間走行距離の平均は、63,113kmになるそうです。

まぁ平成17年ごろの調査資料の引用なので、近年の景気動向やガソリン価格の上昇考慮されていません。

当方の勤め先の車はせいぜい年間3万km前後なので、走行距離の少ない事業用乗用車になるのでしょうね。

事業用乗用車には当然、タクシー(営業用乗用車)も含まれているので、勤め先の使用実態は自業用貨物車(8トン未満)の38,627kmが、走行距離数も含めて近いと思われます。

また、法人5年リースのアップ車の走行距離数は12~20万km程度が多いので、当方の勤め先のような使われ方は多そうです。
年間稼働日数を250日として、自業用貨物車(8トン未満)の走行距離数を参考値とすると、155km/日程度使用される事になります。
JC08の8割程度を実走行出来れば、1日1回の充電で済むのですね。
航続距離的な問題は何とかなりそうです。

勤め先の車は短期間で極端に距離を稼がないのが長寿命の秘訣になっているのかもしれませんが、平成11年式で37万km以上走行しているカリーナ1.5Ti-5MTとか平成13年式で40万km近く走っているカローラ1.5X-4ATが現役だったりします。
カローラよりかなり安かったとい事で導入された某社の1.5LセダンAT車はたった5年半、14万km前で壊れ、中古のカローラフィールダーに入れ替わりました。

電気自動車のバッテリーやモーターにもこのような傾向があればいいですね。
急速充電が多いと、バッテリーは速く痛むのでしょう。。

余談ですが、社有車は距離管理のため、トヨタ車は30万kmの壁を超えたら、適当な走行距離数の中古メーターに交換されてしまうので、カリーナは16万km台、カローラは13万km台の走行距離数を指しています。
メーター周辺に加えるべき走行距離数(30万km-中古メーターの入手時走行距離)がテプラで貼られています。

勤め先の自動車は購入かリースからの買取が基本なので、壊れない限り、自動車税が上がろうとも現役で社用車として使われます。

逆に厄介なものが壊れてしまえば、事故が無くても退役してしまいます。
5年半で退役した車は、リバースに入らなくなるATトラブルが廃車の決め手だと思いますが、それまでにもラジエターパンク、1万kmぐらいからシリンダーヘッドからの慢性的なオイル漏れ、エアコントラブル3回、まぁハズレ個体だったのでしょうね。

補足
同調査によると、自家用乗用車は10,575kmとなっています。
当方の平成22年度実績は、コロナは3,000km台、カリーナは15,000km台でしたね。


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