goo blog サービス終了のお知らせ 

斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

意外と廃車にならない

2008年07月07日 | 家族のクルマの話題
そんなわけで、代替されることになった姉の初代デミオの処遇について。

ディーラーでは1~3万円で下取り(リサイクル券込み、自動車税別途返還)というカタチを取って、廃車(まぁ解体だね)にするということでしたが・・・

11年落ちだけど、実質ワンオーナーで、6ヶ月点検は欠かさず実施し、40回以上のオイル交換もすべてディーラーで行なった、フルメンテ車です。(稀少車なら物凄い付加価値が付きそうな個体だ!)
しかも当時は最上級グレードで、ATでフル装備、WSRSにABSも付いています。
12万km近く走っているけど、機関で特に壊れているところや不具合はなし。(ATやエアコンは絶好調)
タイミングベルト、アイドラ、ウォーターポンプ、オルタネーターは交換済みで、タイヤだって去年履き変えた、ファルケンZIEXはまだ8部山以上残っています。

排気量は1500cc以下で、車重も1トンないので、維持費(税金)も安く済みます。

ただ、11年落ちで10万kmオーバーの大量生産されたコンパクトカーじゃ、通常は査定ゼロで解体コースです。
ただ、この車の履歴を知っている者としては、潰すにはあまりにも勿体ないコンディションです。そこで、格安でデートにも使える下駄車を欲しがっている旧車乗りの知り合いに、話しを持っていこうかと思った矢先に・・・
母親が大学1年になったはとこに持って行くと、いとこ同士というか親同士で先行して話をまとめていました。
車両価格は入学祝変わりに0円で、自動車税の月割り分と車検代、移転登録は母親のいとこが払うという事になりました。

そんなわけでデミオはお世話になっているディーラーで継続車検(お別れ整備?)を取得し、春日部ナンバーに移転登録して、もうしばらくは活躍の予定です。

ラストドライブは姉は嫌がったので、移転登録を含めて当方が引き受けることに。(まぁこんなイベントがないと有休も使えないので、感謝ということに・・・)
はとこに「移転登録も社会勉強だから、自分でやったら?」と持ちかけたら、初心者を理由に見事に拒否されてしまいました。何とか車庫証明だけは自分で取りに行くように説得したのですが・・・
当方は免許を取って1週間ぐらいで、ユーザー車検で陸事のラインにまで並んだというのに。。

東武伊勢崎線の松原団地駅付近で引渡しなので、ゆっくり4号を上って行こうと思います。

デミオは運がよければ大学を卒業するまで、普通に考えても今回取得する車検が切れるぐらいまでは乗って貰えるでしょうね。

補足
大学1年生で初めての1台は、親戚のお姉ちゃんのお下がり。なかなか恵まれたスタートだと思います。(AT、フル装備、AW、ETC、TVアンテナ付きと装備もバッチリ!)
巷にある格安デミオで、ここまで程度と装備が良いのを探すとなると大変だしね。

ACR50Wエスティマノーマルタイヤへ

2008年04月02日 | 家族のクルマの話題
なんか県北の方では昨日雪が降ったみたいだし、中禅寺湖を超えるとゴールデンウィーク頃まで雪が降る事もありますが、あまりそっちへは行かないので交換いたしました。

スタッドレスタイヤはインチ&サイズダウンしていたので、久々に標準サイズの17インチに戻りました。
当然ですが、こちらの方が見た目のバランスはいいです。
でも、50系エスティマのオーナーさんはスタッドレスタイヤを16インチにしている方は多いですよね。18インチを履いているアエラスSパッケージでも16インチの方もいるぐらいですから。
16インチ化する際には2.4Xの標準サイズである205/65-16と幅を変えない215/60-16のどちらを選択する方が多いんでしょうか。(家のエスティマは前者を選択)
エスティマと同じサイズの夏タイヤを履く、MHN10W型アルファードGに乗っている知り合いは後者を選択していました。

1シーズン目で、約4,000km走ったアイスガードIG20はノーズヘビーなFF車のお約束のように、ひと目で前輪に履いていたタイヤがわかってしまいます。
そしてエスティマに履いていたタイヤはディアマンテやウインダムといったようなFF大型セダンと違い、若干ですが外べりの傾向がありました。
ただ、アルファードMSよりは重心が低いせいか前2輪の外べりは少なそうです。

これらトヨタのFFミニバンを見ただけの強引な結論ですが、ミニバン用スタッドレスが必要なのかもしれません?(外側のショルダーを強化する?)
若しくは2,000km程度の走行を目安に一度ローテーションをした方がいいのかも知れませんね。

これがトヨタのFFミニバンがバランスが悪いが故に起きている事ではなく、同じ頃に同じサイズのアイスガードIG20を購入されたE51型エルグランドに乗っている方が知り合いにおりまして・・・
エルグランドは重心が高い故に前2輪はやや外べり気味で、後2輪は4独の後輪駆動車らしく内べりしておりました。
後2輪は来シーズンの使用を躊躇してしまうほど派手に内べりしておりました。(2.5ハイウェイスターのフルノーマルで、約5,500km走行)
所謂Lサイズミニバンならある程度、起こってしまう事だと思われます。

補足
正確には昨日交換したんですけどね。
残業続きな当方にはいい運動になったらしく、早々に寝てしまいました。

40th東京モーターショー 閑話休題

2007年11月08日 | 家族のクルマの話題
モータショーの話をいきなりひと休みしまして・・・

当方は父親所有のエスティマで行きました。平日なので当然出勤な父親に通勤の足にどっちを使ってもいいようにコロナとカリーナの鍵を貸してから出かけてきました。

駐車場の停め方からするに、どうやら父親はカリーナを通勤に使用したようです。(ナビの画面も“ノースアップ”に変えられていたので間違いありません。)

父親にとっては納車以来まとまった距離を運転した事のない車なので、当然の選択だと思います。

そして本日朝起きましたら、父親の口から衝撃のひと言が・・・
「カリーナGTは中々凄いな。キッチリ8,200rpmまで苦しくなく回るんだな。」
えーっと。。通勤路の何処でそんなに引っ張る必要があるったのでしょうか?。

さらに・・・
「久々にヒールアンドトゥをしたら、意外と出来るモンだな。」
だから、どんな運転をして通勤をしたのだよ!!

運転した感想として・・・
「吸気音とちょっと重めのアクセルが、運転してて面白いな。」
それは同感ですが、30kmぐらいの通勤距離のはずなのに70km以上ODOが進んでいるし。。

「足のいいやつ」でお馴染みの初代カリーナGT(TA17型2T-G、ソレックスツイン)に乗っていた事があったり、憧れていたりするので、父親を始めとした団塊の世代には受けがいいです。
型は違えど“カリーナGT”の響きに妙な関心を持ちます。(5VALVE、6MTという余録もあるし)
カリーナには履けないスタッドレス&ホイールを譲ったおじさん(父親と同じ年齢の従兄)もその昔、TA17の4ドアセダン乗っていたのでとても懐かしがっていたし。。

補足
近々父親は、泊まりがけの研修があるはずです。例年と同じホテルなら・・・「3ナンバー車、全高1600mm以上の車、輸入車、ツートン車お断り!」なので、その時はコロナを貸すことにしようと心に誓いました。(還暦まで半年ぐらいなのに、ヤンチャされても困るので。。)

10年経って分かった事

2006年09月09日 | 家族のクルマの話題
家にあるデミオが9年目の車検を受け、11万キロも突破したところでちょっと書いてみたいと思います。
この手のカテゴリーを定着させる事に寄与した、エポックメイキングなモデルです。

詳しい方ならご存知だと思いますが、初代デミオは新開発のクルマではなく、売れ行きのイマイチだった2代目フェスティバとレビューの車台をベースにして、安く作り上げた1台です。
当時のマツダの台所事情(フォード傘下になった頃)もあり、専用部品を極力抑えて仕立て上げました。
でも、バランスは絶妙で完成度は中々のものでした。
さすがマツダが傾いた時に本気を出して作った1台なので、手抜きはありません。
細かい部分を見ると詰めの甘い部分やもうちょっとお金をかけて欲しかった部分もありますけど・・
最低限インパネにATのシフトインジケータは欲しかったなぁと
あとは豪華や質感は高くありませんが、必要なものは欠かすことなく付いておます。

新車の時に騒がしいと言われたエンジンは11万キロを経ても騒がしいまま、格段の変化もない。
変速ショックが大きいと言われたATは距離を走ると、当時のライバルよりマシな状態になっていたり。
それどころか・・・
ヘッドライトは濁らないし、塗装は難しめな色でもクリアは剥げないし、バンパーの色ズレも少なめです。デミオで経年劣化を感じさせるところはルーフレールのネジ隠しのプラスチック部分でしょうかね。
あそこの白トビだけは避けられないみたいですね。
逆に外装で醜くなってしまうようなところが少ないから目立ってしまうのかもしれませんけどね。

内装に目を移すと、ダッシュの反り返りや割れもありません。
シートが変色してしまったり、プラスチック部品が溶けてしまうこともありません。
酷いクルマだとステアリングがベトベトになってしまうもクルマもあります。

見た目の高級感はまったくなかったけど、必要な機能と品質は充分に保っていたと言う事ですね。

これは、コンパクトカーとしてはとても正しかったということですよね。

補足
不器用なんで、乗った瞬間やその直後といった短期間では分からない事が多いので、このぐらいの時間を掛けないと判断が付きません。
自分のクルマではありませんが、免許取得直後に新車として家に来たクルマなので、妙に思い入れがあります。
何だかんだで、2万キロ以上は自分が乗った分になると思います。

マツダスパイラル

2005年11月04日 | 家族のクルマの話題
一般には「値段の安さにつられて一度新車を購入した方が、乗り換えの際に他のメーカーに査定してもらうと異常に下取りが安いので、マツダ車に乗り続けることになる状況」を指すようです。

個人的にはマツダスパイラルに嵌っている人達は喜んで嵌っていっているのではないかと思います。
広島のアルファロメオの異名を持つマツダ車は、日本車の流れを無視したデザインやロータリーエンジンを始めとした挑戦的な技術(消化不良気味の場合も多数あり)を提供する、魅力的な自動車メーカーです。
世間的には「値引きで勝負の安普請メーカー」というイメージが強いようですが、果たしてそうなのでしょうか?

身近にあるマツダ車である最近姉貴の乗るデミオが10万キロを超えました。(今日久々に乗ったら100300kmぐらいでした)
新車で購入以来8年3ヶ月かけて達成しました。極初期にパワーウインドウスイッチが壊れた以外はノントラブルでここまできました。
いい加減な洗車しかしていない割には良好な状態を保っている塗装。安っぽいと揶揄された内装も浮きや割れといった経年劣化もありません。
変速ショックの大きい4EC-ATもノイジーなB5エンジンも大きな変化もなく乗れております。
熟成された技術と普遍的なパッケージングを愚直に実現したモデルです。
際立ったものではないし、凝った造りをしているわけではないのですが絶妙なバランスによって、抜群な完成度を誇っております。
実はそんなに背が高いわけでもないし、幅だって当時のコンパクトしては幅広のほうでした。
それなのに、背高でコンパクトに見せています。(こういうのが本当の自動車デザインだと考えています)
ピッペンが乗れたから、MTBが前輪を外さずに2台乗るから凄いのではなく、年数を経ても色褪せず、調子を崩さないところが魅力的なのだと思います。

補足
父親世代の人には「マツダ車なんて、燃費が悪くて、エンジンはすぐに白煙吹く様になる。」とか「バランスが悪く、塗装も弱くてすぐ錆びる」といったようなことを言う人が結構います。
実は姉貴がデミオを購入する際にこのようなことを結構言われていました。
でもこれって、10Aの載ったファミリアロータリークーペのことなんですよね。
マツダって良くも悪くもロータリーによって、イメージが築かれているメーカーなんだと痛感しました。

姉貴自体も次のクルマもマツダ車の中から選びそうな勢いだし‥(現状維持か大きくするかで悩んでいるみたいです)。この前タイミングベルトを交換する際に借りたアクセラ・スポーツが気になっているので、喜んでマツダスパイラルに嵌っていきそうです。