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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

なんとなく810推し

2011年09月19日 | イベント訪問記
昨日の日曜日は地元のショップである、ケンオートモビル様が主催している、
「第四回 クラシック オートモービル ロード ショー“CARS”集まれ!イカしたスチールバンパーのクルマたち!! 」をのぞいてきました。

当方は、ここには目立たないようにコロナでもカリーナでもなく、父親のエスティマでもない乗り物で行きました。

前回のエントリーでも書きましたように、イベントの写真を挙げようと思ったのですが…
フォトショップエレメンツがうまく立ち上がらないので、ナンバーを隠さなくてもいい車を紹介していきたいと思います。

今回紹介する車は、そういった理由だけで選ばれた車ではありません。
会場内で、非常に気になった1台でもあります。

以下の写真を御覧のとおり、810型ブルーバードの前期型SSSのセダンです。

まずは前から。。

カラードのフェンダーミラーが気になりますね。
そして、当時流行った5マイルバンパーも装着されております。

つづいて、後ろ姿。。

“NISSAN”のロゴがすてきな、マッドガードが綺麗に付いております。
そして、30年以上前の車ですが前回のエントリーで話題にした“リヤワイパー”も装備されております。
リヤバンパーには当時の“兵庫日産”のディーラーステッカーまで残っておりました。

余談ですが、横にチラっと映っている車は20系のコロナマーク2セダンです。(6気筒のLシリーズやハードトップのGSSでもないモデルは久々に拝見しました。)

この810はなんと。。

ブルーバードシリーズ200万台達成の記念モデルでした。

パッと見出も想像が可能だと思いますが、内装も物凄く綺麗でした。

こういう特装モデルが、こんなミントな状態で残っているのは素敵な事ですね。
おそらく、ホイール以外はオリジナルが残っているのではないかと思われます。

補足
実は、当方が生まれた頃に父親が乗っていたのは、この型ブルーバードのSSS-Eです。
51年対策でNAPSのL18Eが載ったやつで、ボディカラーはカッパーブラウンで5マイルバンパーは付いておらず、純正のフォグと飾り鉄チンを履いていました。
トラブル続きで最終的には新車購入した群馬日産が引き取ったという形で降りたので、父親には余りいい思い出のない車らしいですが、個人的には、病院を出た1枚目の写真に一緒に写っている車です。
乗った記憶はありませんが、思い入れはあるモデルです。

NYM2011 その2

2011年02月21日 | イベント訪問記
今回もニューイヤーミーティングの写真をお手軽に紹介します。

“その2”はまともに会場内の車を紹介してみます。

「最近の流行り」ではなく、「定番ジャンル」のひとつになったワンボックス車を取り上げます。

まずは、初代ハイエースです。

全長の長さに圧倒される、救急車と同じボディを使用した、コミューターです。
初代から、ハイエースの考え方が変わっていない恐ろしさが分かるかもしれません。

続いて、2代目ハイエース(通称:新幹線ハイエース)です。

この型になると、乗用(5ナンバー)モデルに力を入れるようになります。
この頃のワンボックスは1列目も3人掛けが定番でして。。
この手の車に乗せてもらった時は、幼く、車好きだった当方はこの真ん中に座らせてもらうのが楽しみでした。

これも2代目ハイエースですが、先ほどと違い後期型になります。

乗用ユースでの需要が定番になったので、今日のトヨタと変わらない豪華路線が進み、モケットシート、サンルーフ、アルミホイールを装備した特別仕様車が設定されます。
特別仕様車の“リビングサルーン”も、ハイエースの定番名称もここで採用されています。

トヨタの特別仕様路線は比較的早く、同時期のタウンエースにも採用されていたようで。。

詳細は不明ですが、“シルバースペース”という特装車です。
個人的な予想では、ハイルーフ、専用シート地、専用ボディ塗装色&デカールではないかと。。
角目&樹脂バンパーの後期モデルにはサンルーフ付の特別仕様車もありましたよね。

つぎは、タウンエースの標準車ではなく、OEM関係の兄弟車な、ダイハツ・デルタワイドワゴンです。

ヘッドライトの間にあるエンブレムの違いで、ダイハツの車である事が分かります。

前よりわかりやすい、デルタワイドワゴンの後ろ姿です。

よ~くみますと、サイドデカールやマッドガード、エンブレム類も綺麗に残ったオリジナル度の高い個体である事が分かります。
少しワイドなアルミホイールに変えているのも、雰囲気があっていいですね。

トヨタ車ばっかりだったのでここからは、日産車に変わります。

まずは、定番中の定番なE20系キャラバンです。

まだ、バーメーターの頃のモデルです。

これもキャラバンですが、この個体が、こんな状態で現存していた事はとても衝撃的なことでして。。
衝撃の大きさは、「オールドタイマー誌と高速有鉛誌の表紙を同時期に飾ってしまった。」ということで、当方だけの感情ではないという事をご理解頂けると思います。

上記の雑誌で仕入れた情報ですが、この車はマル改じゃなくて標準車なんですよね。
日産が時代を先取りし過ぎた壱台ではないかと思います。Z432Rの横に並べても引けを取らないモデルではないかと。。

ワンボックスではなくなってしまいますが、シビリアンも定番車種になりつつありますね。

まずは、当ブログで以前紹介させて頂いた事のある、移動図書館「ふじのはな号」。


標準ボディーも参加していました。


よくぞ、海を渡ってしまったり倉庫にされてしまったりせず残っていたものです。

なんとなく、「高速有鉛」っぽい車種ばっかりのような気もします。

補足
やはり売れた数もあるのでしょうが、日産とトヨタ(含むダイハツ)の車種がおおいですね。
キャブオーバーはマツダの導入がはやかったので、総じて“ボンゴ”と言われるぐらい定番なのにお見掛けする機会が少ないです。
三菱のデリカも歴史があるし、いすゞにはファーゴもありましたし。。

NYM2011 その1

2011年02月20日 | イベント訪問記
ようやく写真編集にタッチし始めました。

いまさら感も強いですが、今年のニューイヤーミーティングの写真です。

イベント写真は、お約束のようにスクロールは長めです。

今回は関係者駐車場編とでもしましょうか。

まずは、J'sTipo誌などの誌面で活躍した、伊藤カメラマンのバラスポ前期Si

フルレストアも実施されていますが、40万km超えの個体です。

こちらも、ちょっとJ'sTipo誌繋がりで。。
現TLV黒幕見習い氏のコスモです。

たまぁ~に北関東道壬生インター周辺でお見かけしますね。電光ナンバーの光り方でわかります。

次はマツダ車つながりという事で、ルーチェバンです。
プロテクタモールが付くGLグレードで、商用車らしくメッキではなく黒塗装のバンパーが付いています。

じつは、1つ上のコスモの隣に停めてあって、2台ともオリジナル度が高いので、当時の雰囲気が漂っていました。

さらにマツダ繋がりで、こち亀読者にはお馴染の、マツダのK600です。
停め方からすると、ここまで自走で来たような感じでした。外装・機関とも手が行き届いている賜物なんでしょう。

当方の同世代な相模ナンバー管内にお住まいの方に話を聞いたところによると、バキュームカーだった思い出があるそうです。

時代はぐっと下がって、2つ上のコスモと同世代な“ラストダットサン”な910型ブルーバード4ドアセダンのSSSです。

ヘッドランプウォッシャーの付いた異形ハロゲンヘッドランプに最先端を感じた幼少期が蘇ります。

さらに時代は下がって、90年代の足音が聞こえた頃の車を。。
AE92型後期のスプリンターセダンGTです。7連メーターでトレノのAPEXやGT-Zと同じスポーツタイプシートが入っている、歴代セダンGTの中でも尖ったモデルです。

個人的にリアルタイムな車種であり、シエロで巡り逢えたら欲しいモデルです。
某所では人気のある、140psエンジンの元ネタです。

そして、さらに時代は下がり。。ハイルーフで助手席側のミラーの取付け位置などホンモノですが、屋号入っていないので、好事家が保有される個体だと思います。

専用チューニングの赤ヘッド、ダイレクトイグニッション云々とスペック語りを始めた時は大体コイツの事を挿します。

以上、お疲れさまでした。

周りに映っている車も凄い車が多いかと思います。

補足
メモリーカードの復旧により、昨秋の幸手の写真も見れるようになりました。
雨に落とし直後は読めなくなったのですが、2ヵ月程度放置&接点復活剤を利用した清掃によりアクセス可能になりました。

一年の始まりはこちらに

2011年01月30日 | イベント訪問記
いつの頃からか、オートサロンよりはニューイヤーになっていったような。

当方としてはとても珍しい、入場料を払って会場入りする旧車イベントです。

年度末進行が始まって行けないとか、朝一に入って買うもんだけ買ったらMEGAWEBで暖を取っているとか、会場に入らずに駐車場でだらだら話していたら16時を軽く回っているなど、まともに会場内を見ていない事が多いので、話題にはしていませんでした。

今日だけですよね。
お台場周辺を24年目のコロナ5ドアリフトバックが走っていても紛れるのは。。

今年は、ニューイヤーデビューの高校3年生(推薦で大学合格済み)もいたので、ちゃんと会場に入りました。
ただ、前日のサッカーの絡みもあったし、買い物メインではないので、朝が早い旧車イベントの醍醐味は回避して、午前9時頃に着くように行きました。


会場横の砂利駐車場で気になった車を1台だけ紹介します。



稀少なS12型シルビアRXの後期型です。
S12も結構珍しい車になっていますが、FJ20ETやCA18DETを搭載したモデルはお目にかかる機会がありますが、廉価グレードのCA18S(OHC&シングルキャブ)、5MT、鉄チンホイール、純正ハーフカバーと何処に残っていたのか不思議なだけでなく、新車時に購入された方の意図が気になって仕方のない仕様です。

今日では、試作車が販売されたという噂のある、インタークーラーターボで205ps仕様のFJ20ETを載せたRS-Xと同じ位稀少な存在かもしれません。

補足
ちゃんと会場にはいったので、それなりに写真も撮ってきました。
会場内や駐車場で気になった車は、もう少し後のエントリーで。。

10月第3日曜日の恒例行事2010年版 その8

2010年10月31日 | イベント訪問記
末広がりな8回目の今回でところざわネタはひと段落です。

全部で写真が21枚で、ジャンルはバラバラ、展示車と駐車場の車が混在しているので、スクロールが大変だと思いますが、最後までお付き合い頂けたら幸いです。

一応縛りとしては国産車のみにしました。

1枚目は、初代セドリックのバン。1900ccというエンブレムが付いていたので後期型だと思います。

ラウンドしたフロントウインドウとそれに沿った、四角形の三角窓が素敵です。

2枚目は、マツダオリジナルエンジンが乗っていた、360ccの頃のポーターキャブです。

一方開きで、ボディカラーが揃っているのでラインオフ直後のようにも。。1台だけ、黄色の中板ナンバーが付いているのが気になります。

3枚目はサーフラインも残っているハコスカのハードトップです。

後付けのサンルーフやベージュ色の本革に張り替えているなど、多くのハコスカとはちょっと違ういじり方をしているのが目にとまりました。

4枚目は、ハコスカのもうひとつのスタイルである、ショートノーズのバンです。

4気筒クロスフローのプリンスが開発したエンジンを搭載した、コラムシフトにバーメーター、リーフスプリングのスカイラインです。

5枚目は、スカイライン繋がりで、ケンメリのハードトップです。こちらもサーフラインが残っています。

ロングノーズですが、ミラーとグリル、そしてグリル内のエンブレムにご注目ください。

6枚目は、5枚目の後ろ姿です。サーフラインが残っている個体としては、結構ツライチになっていますね。セミトレの後ろ足を持つ車ならではの“ハの字”も切っています。

テールレンズもセダンのDX・GL系のモノに変わっています。なんと、この個体はGT改ダットサン180K仕様です。。

7枚目は、ニッサンプリンスつながりで、ホーマーです。

ニッサンエンブレムが付いているので、合併後の個体で、ディッシュホイールでミラー&ワイパーレスなど80年代風のカスタムが施されています。

8枚目は、初代カローラの2ドアセダンHiデラックスです。

駆動方式や諸々は変わりましたが、「ライバルたちよりちょっと豪華」というカローラのコンセプトがここからはじまり、40年以上受け継がれているのがわかると思います。

9枚目は、2代目スプリンターセダンのガス対前車ですね。

この型がカローラといちばん別の車だったんじゃないのかな?スプリンターの方が薄くてシャープなデザインです。

10枚目は、コマーシャルカーが生き残っていたのが素敵だったので抑えた、ナショナルカラーのハイゼットバンです。

こういうコマーシャルカーを見かける機会も少なくなっただけでなく、“ナショナル”というブランド名も無くなってしまいましたねぇ。

11枚目は、働く車繋がりで、3代目トヨタダイナです。

当方が生まれる前に生産を終了したモデルですが、走っていた記憶はありますというか、生産完了から20年ぐらいは現役だった個体も多かったので、高校背ぐらいまでは普通に走っていましたね。
Nox規制で登録できなくなった個体をハコ替えされた農家の方もいたようで、栃木46ナンバーの3代目ダイナもちらほら見かけた様な。。

12枚目は11枚目で取り上げたダイナの素晴らしいところのひとつ。

クラウン・カリーナのお店から謹納されたそうです。こんな素敵なディーラーステッカーが貼られてきたら、粗雑には扱う事が出来ませんよね。

13枚目もはたらくじどうしゃ(?)という事で、ホンダのT360です。

フロントフードが開いている姿はなかなか見る事の出来ない光景なので、オーナー様には感謝です。
ヘッドライトのステーやスペアタイヤとジャッキの置き位置が素晴らしかったです。

14枚目は、13枚目で採りあげたT360の心臓部です。

座面が外されていたので、4キャブのDOHCエンジンを僅かに拝む事が出来ます。

15枚目は、ホンダ車つながりという事で左ハンドルのN600です。

ナンバーが妙に大きく見えます。そしてマーカー類はN360と較べて大きめになっています。

16枚目は、15枚目の後ろ姿です。

開け放たれたキャンバストップもいい雰囲気ですが、N600はリヤウインカーがもう橙色に別れているのですね。

17枚目は、個人的のとても見たかった330系の2ドアハードトップです。

しかも、フロア5MTなニッパチのブロアムという完璧仕様です!

18枚目は、ガス対にあえいだ時期の3代目ギャランΣのセダンです。グリル内のエンブレムがMCA-JET(希薄燃焼用のバルブでしたっけ?)ではなく、サイレントシャフト付きを示すアストロン80になっているので前期型ではないかと思います。

この型はグラチャン仕様や街道レーサー仕様って結構ありましたよね?この個体も車高短&ソレックス付きでした。

19枚目は、一気に時代が下がりまして、ハイソカーの走りになったGX61型の中でも最もレアな、前期チェイサーのアバンテでセダンです。

マークⅡのセダンと変化を付ける為に、こじんまりとしたテールレンズが特徴です。(その写真が無いのがこのブログらしい)

20枚目は、フルオリジナルな事が意外に感じてしまう、AE86型スプリンタートレノの後期型の2ドアAPEXです。

非スポーツパッケージ車なので、リヤスポ、サイドシルプロテクター、フェンダーアーチモールが無く、13インチのアルミが奥まって履いているのがいいですね。また、ガーニッシュやエンブレムの欠品もありません。

トリとなる21枚目は、今回の会場にナンバー付きで来ただけでも感涙モノの、スカイラインスポーツのコンバーチブルです。
ハンドメイドなので左右非対称だという顔つきは、当方にも分かりました。

塗りつぶしましたが、シングルナンバー車です。(結構、有名な個体だと思います。)

補足
20枚ではなく、21枚にしたのは絞り時れなかったのも有りますが。。
「21は5の約数ではない=5で割れない≒壊れない」という苦しいダジャレ的にゲンを担いで紹介させていただきました。