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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

未だ体質改善ならず?

2007年07月19日 | リコール
立て続けにリコールの話題です。

三菱自動車がリコールを出しました。
ここまでなら個人的には止む得ないことだと思っております。

しかし、今回のリコールは通常の手続きで行われたのではなく、
最初のトラブル報告からリコールまで4年もかかったので、

リコール制度の趣旨に反するとして、リコール対策室長名で業務改善指示

のオマケつきです。
しかも、同じ部分を一度サービスキャンペーンで改修しているそうです。。

リコールの対象車種はek-ワゴン、ミニカ、トッポBJの3車種で、台数は約24万台です。
エアコン周りの不良で、最悪車両火災になることがあるそうです。

詳細はこちらをご確認願います。
【リコール】三菱 eKワゴン など24万台…火災の恐れ
国土交通省の届け出内容(リンク先にはPDFファイルが含まれています。)
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall07/07/recall07-191.html

そういえば、OEM兄弟車の日産オッティ(初代)は大丈夫なのでしょうか?
デザインは違えど、取り付け方法や機関は同じだと思うのですが、マイナーチェンジ後の車種だから問題ないのかなぁ・・・

補足
せっかく信頼も回復基調にあったのに、また雲行きが変わってしまうのではないでしょうか?
自ら傷口に塩を塗るような事をしてどーする。。
あの日の教訓は活かせなかったのか?(会社が傾くほどの授業料を払ったはずなのに。)

久々の大型リコール

2007年07月18日 | リコール
まぁトヨタアイシスのリコールについてです。

個人的にはネットで話題になっている“アレ”じゃなかった事を意外に思ったのですが。。

対策状況をみると、制動灯スイッチのリレーひとつケチった結果なのかな。

意外に感じたのはこの手の部品は様々な車種共用化してそうなのに、1車種に限ってのリコールということです。(特にトヨタだしね。。)
なんか同クラスのクルマは勿論、こんな車種までなんていう場合も多いのですが・・・
それとも他の車種では問題ない部品でも、アイシスの取り付け位置と周辺にある部品との関係なのでしょうか?

絶対組み立て時に周辺の部品を取り付ける際に、グリスを塗り付ける作業があるんでしょうね。(特定のオプション装着仕様だけではなく、全車種ですからねぇ。)

おそらくこの辺の組み立て工程も“カイゼン”されたのでは・・・

概要はこちらをご確認願います。
【リコール】トヨタ アイシス の12万台
国土交通省の届け出内容(リンク先にはPDFファイルが含まれています。)
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall07/07/recall07-171.html

こういった全車種対象のリコールは部品が入るまで、結構待たされるのかなぁ。

補足
果てしなくどうでもいいこととして、全グレード(全型式)が対象となるリコールを見ると、どの仕様が人気なのかが分かってしまいますね。

もはや粗雑施工では

2007年04月13日 | リコール
リコールネタです。
gooニースの内容はコチラ
【リコール】日産 セレナ…排気音が増大、排気管が脱落
国土交通省への届け出内容はコチラ
国土交通省リコールの届出について 平成19年4月12日日産自動車株式会社(詳細内容の確認にはPDF形式ファイルが閲覧できるソフトが必要です。)

現行型セレナ(C25型)に御乗りの方。最悪マフラーの脱落する事があるそうです。
音が大きい程度なら許してもらえるでしょうが、脱落したマフラーで周辺に被害を出してしまったらシャレになりません。

それにしても溶接材の不適切ってなんだよ。
本当に自動車部品や金属を扱うメーカーなのか疑問に感じてしまいます。
PDCAサイクルが成り立っていないよなぁ。(当方の業界では良く使います)
それともそこまで安くしないと成立しない価格設定なのかな?
個人的にはクルマはもう少し高くてもいいと思うんですよね。
標準装備に付く装備は増えたのに、価格の上昇はそれに合っていないような気がするんですよね。

何か最近はニッサン車が続いているようで・・・
しかも人気車種だけあって、今回も台数は多いですよね。
納入サプライヤーに30%のコストダウンを要求して、達成したメーカーと取引をするようになった成果が着々と実を結びつつあるようです。
今後、少しサプライヤーのためのクルマ造りをしたほうがいいのではないのでしょうか。

別にニッサンに限った事ではありませんが、過度のコストダウンによって得られた利益をすべて取り返してしまうような気がするのです。
負の宣伝効果は計り知れないものだと思います。

06年度のリコール対象台数は過去2番目の696万8245台だったそうです。
届出件数は減っているのに対象台数は増加しています。(1件当りの台数が増えているのですね。)

補足
溶接の強度不足とか単純なものほど腹立たしいです。
ドライブシャフト内のグリスの含水比が高かったというのと同じぐらいです。
これらは完全な瑕疵行為ですよね。

日産のリコールについて思う

2007年04月01日 | リコール
101万台の届出があった件です。

二日前のgooニースの内容はコチラ
【リコール】日産 101万台…マーチ と キューブ の燃料タンク
国土交通省への届け出内容はコチラ
国土交通省リコールの届出について 平成19年3月30日日産自動車株式会社(詳細内容の確認にはPDF形式ファイルが閲覧できるソフトが必要です。e-japan構想の成果です。)

まず、3桁万台という台数にインパクトがありました。
日産としては過去3番目のリコール届出台数になります。
今回は部品の共用化が進んだ事によるものではなく、人気車種故の台数です。

このリコールの気になるところなのですが。。
異常に対策費用が安いのですよ。
最初ニュースで聞いたときはたった30億円とのことなので!0(ゼロ)ひとつ間違えているのではないかと思ったぐらいです。
実登録台数は5割を切っているのかなぁ。
それにしても、1台当たり6,000円強だ・・・
部品代だけなのかな。

ガソリンタンクのヒビ割れなのに、交換ではなく、継ぎ当てです。
これで何年乗り切れるのでしょうか?
今後タンクマーチやキューブのガソリンタンクを交換する際にはいつかひび割れる可能性のある取付け方を再度することになるのでしょうか?
それとも今回対象車種すべてに追加される、ワッシャー1枚で応力集中が回避できるのでしょうかね。

最終型は対象になっていないのですね。
2代目マーチ(K11型)は最後の約初代キューブ(Z10型)は最後の約2年は現状のままでも問題がないようです。(なんか変更があったのかしら)

トヨタ車なので単純比較はできないのですが、タンクを下ろす工賃だけで6,000円近くかかったような記憶があります。(固定バンドが駄目になったので交換してもらった時の費用は数万円台だった)

それにしてもここの所日産にはあまりいニュースが聞こえてこないな。
工場の減産計画、販売系列の見直し(縮小化)等々・・・

補足
斜めに見てしまう当方は、“継ぎ当てタンクなんて嫌でしょ。”という遠回しな買い替えキャンペーンなのかもしれない。と勘繰りだしてしまいます。
免許更新は指名手配者や行方不明者を探す手段でもあるというとの同じで、現在のオーナーを調べるにはいい手段なのかもしれません。(確実に個人情報も手に入るしね)
別に日産に限らず、型落ちのクルマでトラブルが結構な件数が確認されてからのリコールには邪推したくなります。
スズキやミツビシで造られた日産車が売れるかもしれませんね。

えっ!初代のほうだったの?

2006年11月16日 | リコール
久々にこのテーマです。

この記事を見つけた瞬間に思いついたのは2代目である現行型が対象かと思いきや、初代である旧型でした。
見つけた記事とはこちらです。
【リコール】トヨタ ハリアー と ウィンダム、5万台
まぁネットのニュースをよく見ている方ならご存知の、愛知県で銀色の2代目ハリアーの車両火災による死亡事故がありました。
そんな理由で、このタイトルを見た瞬間に、あの事故の原因が判明してリコールになったのだとばかり思っていたのです。

国土交通省がPDF形式で公開しているリコール届出情報によると、同じ装置由来のリコールが二度行われているようです。ちょっと多いような気がします。
ひょっとしたらハリアーのエンジンルームにふさわしい大きさのエンジンは直列4気筒なのかもしれません。
国土交通省の情報公開サイトはこちら
リコールの届出について 平成18年11月16日

今回リコールのあった、V6、3リッターモデルの1MZ-FE型エンジンは初代の最初期から2代目の前期にまで使われていました。

補足
で、レクサス扱いのRXやESは大丈夫だったのでしょうか?
改善箇所説明図にあるエキマニの形状で、V6モデルであることが分ります。
同系列のエンジンを搭載している、カムリグラシア、マークⅡクオリス、エスティマ、アルファード、プロナードは大丈夫なのでしょうか?(制御が違うのかな)