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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

流浪の車ジャスティ

2014年04月27日 | クルマ
最近、何故か気になるパッソ。
ゴールデンウィーク前半戦は、深夜バス+レンタカーという移動で出掛けたら、ダイハツ・ブーン1.0CLが出てきました。

パッソとブーンは兄弟関係というか双生児なんですが、バッチ違いだけでなく型式も違うんですね。

ブーン兄弟はもう少しいまして、輸出先ではダイハツ・シリオンという名前で売られているのが多いようです。

そして、初代は欧州圏でスバル・ジャスティ(こちらは、完全にダイハツのOEM車でシリオンと同じ型式になる。)の名前でも売られました。

で、そのジャスティなんですが…
初代は、富士重工内製でレックスのプラットフォームと外装パネルの一部を利用して仕立てたリッターカーでした。
約10年間造られまして、日本では二代目は販売されなかったのですが、欧州では二代目がありました。

ちなみに、トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーンと兄弟関係になるスバル・ジャスティは四代目でして、二代目と差代目が意外と知られておりません。

まぁwikiに答えは載っていますが…

二代目は、二代目スズキ・カルタス(ジオ・メトロとしても売られた型)の欧州生産車をOEMでラインアップに加えておりました。

三代目は、国内ではシボレー・クルーズという名前で売られていた、スズキ・イグニスをOEMでラインアップに加えておりました。

ここで、GMとの縁が切れたので、GMという軸でつながりのあるスズキからの供給ではなく、新たに資本関係の出来た、トヨタ系のダイハツ・シリオン(日本名ブーン)をOEMでラインアップに加えました。

で、初代ブーンの製造は終えておりますので、ジャスティもモデルチェンジというか、新たな車両をOEMすることになりました。
今度のOEM元ネタ車は二代目ブーンではなく…
二代目トヨタ・ラクティス(国内では、スバル唯一の小型車枠に収まる乗用車としてお馴染みの“トレジア”)がジャスティとして販売されております。

彼の地では、歴代ジャスティをすべて乗り継いでいるという方はいるのでしょうか。
同じ車種名でも、型が変わるたびにビックリするほど別の車になっていると思うのですが…
それと、価格の方はどうなっているのだろう。。

補足
ジャスティじゃなくなるのですが、初代ブーン・パッソ関連の思い出て言えば…
同僚I氏の弟がシンガポール赴任時代に、勤務先から提供された車がダイハツ・シリオンだったのですが、日本円に直すとクラウンクラスの価格がする車であることを聞いたことがあります。

実はこれで十分なんじゃないか説も

2014年04月24日 | クルマ
父親の友人(高校の先輩で大学の同級生になるらしい)が仕事引退に伴い、車のダウンサイジングを測ったそうです。

これまで乗っていた車は、都合15年間で20万km使用したカムリグラシアワゴンの2.5Gで、この度買い換えたのは、先ごろマイナーチェンジした、パッソの1.0X“L package”です。

パッソの軽自動車より有利なところはで、父親の友人の決め手となった点は…
シューズバッグや他の荷物で下駄をかませれば、定員乗車状態でも、トランクルームに9.5-47サイズのゴルフバッグを入れることが出来るので、ひとりで遊びに行くなら何とかなってしまう程度の荷室の広さがある。
たまに必要になる、夫婦二人+グラシアワゴンの標準時程度のラゲッジルームを確保出来るのも、軽自動車では難しいことだったので。。
カローラアクシオやアクアとも迷ったそうですが、奥様の軽自動車をやめて夫婦で1台にするにあたり、ずっと軽自動車に乗っている奥様が運転しやすく、自分の趣味の道具が積めるかどうかを確認したところ、夫婦双方で問題がなかったため、遠出の機会よりも日常使いが楽な車で、初期投資も安く、維持費が老後の生活の中で負担にならない車種として選ばれたそうです。
概ね納得して購入したそうですが、パッソの方が軽自動車より仕上げや質感が低い事に気になったそうですが、そういった軽自動車の乗り出し価格はパッソより高いもののになるので、価格が高いんじゃ仕方がないという事で納得が出来たそうです。

遠出などで、どうしても大きくてパワーのある車が必要な時は、レンタカーか近くに住む息子さん夫婦が乗るスバルXVハイブリッドを借りればいいという事に落ち着いたようです。(これは、息子さんも了承済みの事らしい。)

この車を見ることになったのは、父親経由でとある作業をふたつ頼まれたためです。

頼まれた作業とは、純正ナビ(販売店装着品ナビのこと)で走行中にテレビが映るようにするアレの取付です。(最近は、こっそりでもやってくれないらしいので…)
部品を頼むにあたって、間違えなく作業をするためにディーラーオプションのナビに何が付いているかを確認するために一度乗ってきていただきました。

初めて購入した車は、昭和41年式のダイハツコンパーノベルリーナ2ドアセダン(中古車だったそうです)でこれも1,000㏄の車だったので、いろいろ乗り継いで、原点の排気量に戻ったそうです。(ある意味、ダイハツ車という事でも。。)

パッソは初めてのオーディオ一体型のカーナビと希望ナンバー車(とちぎ533です!)だそうです。(グラシアは栃木34でした。)
アイドリングストップだけでなく、横滑り防止装置やスマートエントリーも初めての装備なので、いろいろ楽しみはあるそうです。
マイナーチェンジ後の新型1KR-FEエンジン搭載車で、予約してデビュー直後の大安の日に納車された1台というところがミソです。
ボディカラーは奥様の好みで選ばれた、アズキマイカ(正式名称!)でした。

補足
「ダイハツでも売っていたトヨタ製の車から、トヨタでメインで売っているような気がするダイハツ製の車に乗り換えたんだな。」と思ってしまった当方はかなりのダメ人間だな。

むしろ、逆のような気がする。

2014年04月23日 | クルマ
現状の評判とか聞かないのかなぁ。。

これは、「中古でも人気!100万円台で買えるファミリーカーベスト5」という、clicccar.comの記事に対する突込みです。
気になる方はカギカッコ内の文章を検索窓にコピペしてください。

このベスト5は写真がかなり雑で、文章と写真が合っていない可能性が高いのですが、当方は文章を勘案すると写真が正のようなきがしますので、そう扱っていきます。

1位は写真だと3代目というかRB1型のオデッセイ。
旧型として勧めておりますが、本当は旧々型です。
概ね7年落ちクラスであれば確実に乗り出しは100万円以下かな?
100万円台(コアの価格帯は150万円程度)とするなら、文章で書いている旧型の4代目(RB3型)も射程圏内だし、同じプラットフォームを使っているエリシオンも狙えるのに、敢えて1位に選んだ意味もよくわからない。
そもそも、年式や距離の割には安価なオデッセイは改造戻し(ローダウンの下回りヒット)が多いので、どうだろう。
わざわざ下火のヒンジドアミニバンを走りの良さという免罪符で1位にするあたりが、最高にセンスがないと思います。
立体駐車場でぶつける事がないというのも嘘です。3,4代目のオデッセイは1.8m近い車幅で、大きくドアを開けないと乗降できないもぐりこむタイプの着座をするので、運転席から降りる際に隣の車にドアパンチします。

2位から4位もそれぞれ突っ込みどころがありますが、ますます文章が長くなるので、一文にします。。

2位旧型エルグランド
本来はE51型だけど、写真はE50型の後期ですね。最終型でも11年落ち以上の車を勧めるのはいかがなものかと。
E51型だとしたら、2トンを軽く超える車体は立体駐車場の利用等で制約が出るので、そのヘンを考慮する必要があります。

3位旧型エスティマ(写真は10系のハイブリッド)
3列目が床下収納できるのは、8年目になる現行型の50系からの装備で旧型(30/40系)には有りません。大嘘つきな文章です。写真合わせで行くと、ハイブリッドはバッテリーン搭載位置の都合で、荷室と3列目が狭くなっているので、広々ではないと思います。。

4位旧型ノア(写真は旧々型になる60系)
60系に載っている、1AZ型のD4はトラブルが多くて、煤を吹いたりオイル喰いしたりする個体が多いので、これから10年乗れるような個体に巡り合うのは大変だと思う。70系後期で1AR型にエンジンが変わってからなら、文章も信じられる内容になるかな?

5位メルセデスベンツVクラス
現行型はまだ200万円近くするので、写真の通り初代だとしましょう。
キロ100円のコーナーかと思いました。今日現在ではまともに動いている個体で車検が半年程度残っていても30万円前後、検切れでリヤサスや空調にトラブルがあれば0円から貰えることもある、定員が多めの貨物車です。
気の利かない空調で2列目と3列目は冬寒く夏暑い、異常に重いスライドドア、VW製になった後期型の2.8Lでもトラブルの多いエンジンとミッション、大体壊れていて適当に修理されているリヤサスでサスカット車のような突き上げをともなう乗り味になっているのが多いと思うのですが。。(初期型が10年落ちになったころには、値段につられて買うと痛い目に遭う車種になっていたような気もしますが。。)
購入してからまともに乗れるようになるまでに100万円以上かかるから、100万円台のミニバン説が飛び交うような現状をどう思うか?

意外性が無い記事になったとしても、自身が発進したことによる影響を考えないのでしょうか。

新車でエスティマやオデッセイぐらいの価格帯のミニバンを検討している方に、ゴルフトゥーランのTSI&DSGをシレッと勧められるような方を信用してはいけないというのと同じです。

補足
文責者があまり興味のない分野とお題で、クライアントからベスト5をまとめるように依頼が来てしまったのでしょうか。
実態として100万円も出せば十分に程度のいい個体が購入可能な、10系アルファード、C24型セレナ、RG#型ステップワゴンを入れないあたりと5位にベンツのVクラスを入れたあたりが、クルマ関係の文屋さんのプライドを無駄に発揮したというところなのかもしれないなんて推測してみる。
結果として、正気でそれを進めているとするなら、かなりお目出たい御方だとしか。。
その次の中古輸入車のファミリーカーベスト5もなんだかなぁな内容なんですが、突っ込んだらきりがないので止めます。(恐ろしくて、ノーコメントです。)

軽自動車でもキロ100円切り

2014年04月08日 | クルマ
意外なカタチで売れた、以前I氏実家整備工場の代車で借りたパジェロミニの話題になります。

結果としては、タイトルのようにキロ100円を切る車になったので、紹介してみたいと思います。

基本情報として、平成10年3月登録 パジェロミニ スキッパーJ(E-H51A型) 5MT、AC、PS、PW、キーレス付き集中ドアロック、カセットコンポ、運転席エアバック、車検残27年3月、走行距離6.2万km、修復歴なし、タイミングベルト交換済、新車時から整備点検はすべてI氏実家整備工場で実施という個体です。

車両重量820kgで、販売価格は消費税抜きで6.8万円ですから…
消費税8%を入れたとしても、89.56円/kgになります。
軽自動車は年数がたっても、維持費が安いのでそこそこ値段が付くものですが、旧規格ながら比較的車重のあるSUVモデルで不人気グレードの5MT車ということが功を奏したようです。

購入されたのは、原二ツーリングでお会いした、シャコタンシャリーに乗っている方。
息子さんが大学生になり、車の免許を取って、埼玉の郊外にある大学の近くに下宿することになり、自動車が必要になったので、15万円ぐらいまでで、車検が半年以上残っているマニュアルの軽自動車は無いかという話題になりました。

そこで、代車に借りた際に、パジェロミニは下駄車探している人がいれば、整備・タイヤ交換渡しで12~14万円でいいと言われていた、パジェロミニを紹介しました。

・父親の要望
 自腹で買うなら好きなのでもいいが、最初の車はマニュアル車
・母親の要望
 予算は15万円以内で、軽自動車。
・息子の希望
 軽自動車はいいけど、最近のワゴン風や女の子っぽかったり商用車然としてのは嫌。

で、父親が知り合いに紹介された整備工場にある格安の軽自動車として、親子3人で見に行ったそうです。

母親:平成10年式と聞いていたけど、そんなに距離も走っていないし、十分に綺麗じゃないの。予算内でタイヤも履き替えてくれるんなら、これでいいじゃないの。

息子:えっ、NAの2WDなんだ。そこ以外は父親の知り合いの紹介という割にはまともな車だぞ。これをごねてもっと変な車になるなら、これに決めておいたほうがいいな。(父親が欲しいと公言していた、ジムニーの幌車を紹介されると思っていたらしい。)

父親:初心者の息子が運転する車だから、こんなに程度が良くて、装備の良い車じゃなくてもいいのに。。でも、これより程度が悪いのに同じ金を出すのは悔しいし、条件もそろっているから、これが無難だな。

三者のそれぞれの思惑が何となく買うという方向にまとまったようです。

整備を終えて、タイヤを組み替えたら、下宿先の埼玉県の山の方ではなく、母親のセカンドカーとして登録するので、宇都宮ナンバーになる予定です。
契約完了という事で、車体に付属する微妙な状態のスタッドレス4本付きのスチールホイールは持ち帰ったそうです。

パジェロミニのFR&MTモデルは、維持費が安く、見切りが良く、きちんとした姿勢で座ることが出来て、きちんと操作しないと流れに乗ることも出来なくなるので、始めの1台には最適なだと思います。

補足
ロンホイ(エンジンハンガー延長)、フロントディスク化(DioZXの足回り移植)を父親と一緒にカスタムした、ズーマーに乗っている高校生なので、きっと、パジェロミニも楽しめる事でしょう。
ズーマーは下宿先では盗まれそうなので、実家に置いていくそうなので、このように車を準備したそうです。

車買っちゃいました。

2014年04月02日 | クルマ
まぁ、物置用ですが…

今まで使っていた、農業用水に落とした結果、真っ直ぐ走らななくなった、平成7年式のアクティストリートが手狭になったので、5万円以下で750kg積みクラスのバンを探していたら、条件に合致する個体を紹介していただきました。

購入したのは、オークションに出してもR点で機関も良くないのでという事で、当方の条件(自走可能、抹消書類完備、5万円以下)を完全にのんでいただいた、平成21年登録、日産NV200、走行約30万km、AT変速不良(4速に入らない)、エアコン動作不良、エンジンオーバーヒート跡および冷間始動時異音あり、冷却水が減る(らしい)、転がす程度には動く、修復歴あり(ルーフには皺が…)、キャリア取付け部のルーフパネル座屈あり、色替え(看板潰し跡も)、外装下 、内装キレ・ヤブレあり、内装改造跡あり(タコグラフの取り外し、荷室内に棚を取り付けるためのボルト穴は確認)、ライトレンズ欠けあり、フロントガラス修復跡あり、バンパーキレ補修あり、とまぁ、酷いコンディションだと思います。

取り敢えず、邪魔なリヤシートと助手席は状態もそれほど悪くないので、車両代回収のため、オークションに出品中です。

秘密基地とは、自宅から1km少々程度離れた年極め駐車場でして…
2.3m×5.2mのアスファルト舗装の青空駐車場なのですが、年間2万円で借りる事が出来まして、当方のような目的に使っている方も結構います。
並びには1.5tクラスキャブオーバートラックのパネルバン(自転車が趣味のひと)、100系ハイエースのスーパーロングハイルーフ(バイクが2台載っている)、道の反対にある貸し家庭菜園用に道具や肥料を積んでいる、タイヤの萎んだライトエースノアとかね。

一応、月極め駐車場なので、ナンバーのない事が見える状態の車はあまり置いて欲しくないという管理会社さんの声と、積み荷を見られたくないという事もあり、ミラーフィルムを貼り、ボディカバーをかけるようにはしています。

当方が借り始めたころは、年間1万5千円で借りることが出来まして、街道レーサー仕様車71三兄弟とかクロカン遊び用のジムニー、作りかけのカスタムカーなんかが停まっていました。

アクティはサービスで引き取っていただきました。
久々に一時抹消中の名義変更をしました。
水戸400のナンバーを返納した個体ですが、一時抹消証の所有者になりました。

早速広くなったスペースに、カブ用冬タイヤ一式とタンデムステップ付きの70か90用の純正スイングアームが置かれることに。。

補足
物置として買った車が、今まで買ってきた車の中でイチバン高年式なのは気のせいだな。
仮ナンバーで桜川市から自走で持ってきたけど、ATの変速ショックがすごい。
気にしないけど、ドライブシャフトもかなり傷んでいるんで、ゼロスタートの右折の時とか、恥ずかしいぐらいに音が出た。だからこの値段の車なんだよな。