CAOS=ひゅうまんすけぇる

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“ 調和 ”

2012-10-28 | 日記・エッセイ・コラム

 シュレーダー邸という建物があります。

リートフェルトが設計したオランダの建物で、

小ぢんまりとした美しい建物ですが、

石造りの住宅が立ち並ぶ中に突如現れる

前衛的な建物だったので、

完成当時は 「 狂人の家 」 と呼ばれていたのだとか。

 

 映像で観る限り、現代の常識では、

前衛的であっても町並みには調和しているように思えます。

 

 『 茅の会 』 でお話させていただきました。

最初予定していた内容を変えて、

今年完成した 『 創の家 』 で考えたこととその結果を

中心にコミュニケーションするかたちにさせて頂きました。

 

 湯浅町の伝統的建造物群保存地区内の建物なので、

周囲の環境との調和に話が展開して、

“ 調和 ” っていうのはどういうことかが論点の1つになりました。

 

 答えは沢山あると思います。

周囲と同じものであることが “ 調和 ” の条件ではなくて、

シュレーダー邸のように、

デザインにパワーとエネルギーがあれば、

結果的に “ 調和 ” が得られることがあるんじゃないか。

と、私は考えます。

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