小さい頃から勉強できれば、
同級生から一目置かれる。
学生の内から目立った成果を上げれば、
世間から注目される。
早い時期から華やかな人生を歩む人がいますが、
私の考えでは、
ながい人生、どこかの段階で成功することができればそれでいいんです。
「 はじめて自分で自分をほめたいと思います 」
の名言が、その意味するところの良さだけではなくて、
正しい日本語の使い方としても当時評価されたと記憶しています。
有森裕子さんの講演会に出掛けました。
両足股関節脱臼で生まれて、
目立った実績もないことで、
入部を拒否された高校の陸上部に、顧問を説得して何とか入れてもらったくだり。
その高校時代、大学時代を通して選手として目立った成果もないまま
小出監督を口説き落としてリクルートに入社したエピソード。
オリンピックでメダルをとるような人は、
私のような人間とは、根本的に違うものを持っているのだろうと思いがちですが、
身体的 ( 骨格的 ) にも普通の人よりもハンデを持っているのだそうです。
「 あきらめない 」
「 不利な部分を逆にエネルギーに変える 」
初めから恵まれて生まれた人の意見ではありません。
努力で頂点に上り詰めた人の言葉は、
元気でキレの良い言葉のリズムにのって、私の心に響きました。
今が、どんな状況でもいい、
人生の中のどこかで成功すれば、その人は凄い!
そんなことを改めて感じたのでした。
講演後の抽選会、
うちの奥さんに1番目にサイン色紙が当たりました。
私も興奮しましたが、
マラソンファンの彼女は興奮し続けています。
あれだけ頭の良い女性、
会えばみんなファンになりますね。
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