韓流ドラマのチャングムで、
美食家で有名な明国の使者を接待する時に、
持病の糖尿に悪いからと、要求さた山海の珍味ではなくて、
野菜中心の食事を出すシーンがありました。
住宅は言うに及ばず、
店舗でも
不健康な建築はしたくないからと化学物質を出来る限り拒否してきましたが、
なかなかうまく理解さない体験を沢山しました。
最近は、以前なぜあれほど理解されるのに苦労したかと思うほど、
普通に受け入れられることが多くなりましたが!
間のなくJR藤並駅の駅舎内に
絵本の図書館と、絵本の原画を展示するギャラリーの工事が始まります。
公共の施設ですが、
私に設計の依頼があったのは、光 ( 灯り ) をコントロールすることを
実績として評価いただいたことでした。
施設の性格上小さな子供たちが多く利用する場所です。
出来る限り安全な素材を使う提案も承認されて、
( 発注元の役所の担当者には色々と面倒臭い手続きがあったと思うのですが )
低予算との戦いにもご協力いただきながら、
仕上げ材だけではなくて、
隠れてしまうところにも自然素材中心の仕様で計画しています。
空間の構成も普通は図書館ではありえないモノですが、
( この空間構成が失敗していたら、私の責任は重いのでしょうね ・ ・ ・ )
気持ちいい、体にも優しい施設になると思っています。
光 ( 灯り ) のコントロールに注意して仕事するようになったのも
元は、健康な建物の一つの要素としてでした。
チャングムでも、最終的に明国の使者から理解されます。
同じようにドラマチックな評価を期待しています。
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