昨日夕方のことですが、
カメラマンさんと打ち合わせの後、
しばらく雑談していました。
「 花嫁さんが、
白無垢とか打ち掛けを着るようになったのは
最近のことらしいですよ。
その土地の名士のお嬢さんとかがお嫁入りとかいうと
着たのでしょうけど、
普通の家の結婚式ではそんなものを着ることはなかった。 」
とのこと。
解る気がします。
今時点でみんながしていることを
この民族が営々と受け継いできたことのように思っているけど、
実際には、ごく最近誰かが初めて、
何かの理由で ( だいたいは商業的にですが ) 、
広まっただけということがよくあります。
建築で言うと、
玄関や床の間の設えでそんな例が多いのですが、
「 こうでなければいけない 」 と、
少し年長の人達は思っているけど、
少し古い由緒正しい家
( 江戸から明治大正、昭和の初め頃までの建物ですね ) では
そんなことをしているのを見たことがない。
ということがよくあります。
その辺のことを冷静に分析すると
もっと自然に振る舞えるのは、
建築だけの例ではないと思っています、
そんな風なことも含めて、自分たちで気づくようにしましょう。
と、始めた 『 豆の会 』 。
次回は、
9月13日(木) 13時から
有田川町地域交流センターALECで、
志磨美智子さんに
『 日本人の食について 』 お話しいただきます。
皆さん是非ご参加いただきたいと思います。
くわしくは [ こちら ] でどうぞ。
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