小さい頃は、
テレビのニュースを観て、お盆に旅行している人が不思議でした。
分家でまだ仏さんがない我が家でも
お盆の3日間は毎夜本家に行って御詠歌をあげていたので、
その頃の私の常識では、お盆には物理的に旅行できなかったのです。
代替わりして、
今は父だけが本家に行くようになりました。
以前は、15日の夜に鐘をチンチン鳴らしながら
近くの川の下流まで御先祖様をおくって行って、
お供えを置いてきた場所も住宅地に開発されてしまったので、
今ではその頃と随分風習も変わりました。
川岸にいろいろ物を置いてきてはいけないとか、
住宅地になってしまったとか、
そんな理由で変えられる風習だったら
あの頃から別にしなくても良かったんじゃないか?
と考えるのは、
少々乱暴でしょうが、なんだかシックリこないものを感じます。
( と言って、
16日の朝に外に出たら、
家の前の川岸にギッシリお供えが並んでいても
今そこに住んでいる人達には気の毒ですが! )
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