地域を細かく分けて考えないと、問題がでると思うのです。

　空気の状態が良かったようで、

有田川沿いを上流に向かって車で走っていると、清水から高野山に続く山々が雪化粧して

『 ナントカアルプス 』 という感じにスゴク綺麗に見えていました。

　

　午後は雨になりましたが、午前中の空気は澄み切っていたようです。

　

　白浜の方で活動している建築家で、自然素材で家を建てている人がいます。

私が使う材料と仕様が似ていて、ムク材でも防カビ剤が添加されているモノを使いません。

有田など、日高以北では自然素材の防湿性能で、結露やカビなどが問題になった経験がないのですが、白浜や田辺では問題が出るそうで、彼は結構神経質に対策を考えています。

　

　何度も話し合ったのですが、今のところ

紀北 ・ 中紀と南紀では、湿度にそうとう違いがあるのではないか。

というのが結論になっています。

　

　今では、１時間もあれば行ける距離ですが、こんなに近くてもこれだけ自然条件が違うのですね。

　インスタントラーメンの様に、大雑把に地域を分けて仕様を決めている家造りでは問題があるのは当たり前だと思うのです。