今日、夫婦で日帰りで温泉に行って来た両親の会話です。
「 あの施設が出来てから10年くらいやと思うけど、
浴槽の木の部分がヌルヌルして気持ち悪かった。
やっぱり古くなるとアカンわ!
新しい温泉もいっぱい出来てるからなぁ! 」
確かに、この周辺でも各市町村に1ヶ所ずつは温泉施設ができてしまったので、
新しいほど良いという感じになっていますが、
今新しくても、また次の施設が出来れば “ 気持ち悪い ” 施設になってしまう感じです。
ところが、
白浜温泉の元湯の建物は、強烈に古くて、木の部分は尋常じゃなくヌルヌルしているのに、気持ち悪くないですね。
・・・こりゃどういうことでしょうか?
最近の施設は、鉄筋コンクリートで、妙に上辺だけ清潔そうなフリをした建物ですが、
薄ッペライ!
白浜温泉の元湯の様な建物は、おそらく新しかった頃から薄暗かったと思いますが、
どの部分を見ても “ ホンモノ ” なのですネ!
そんなことが答えだと思うのです。
竣工直後を比べると、最近の温泉施設の建物の方が断然気持ちいい建物に感じると思いますが、たった5年・10年で逆転してしまう。
温泉であれば、選んで気に入ったところに行けば良いですが、
自分の住まいではそんなわけに行きません。
住みながら良くなって行くことが大切だと思うのです。
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