CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
それでいいじゃないですか、それがヒューマンスケール!

建築の中の時間

2011-01-12 | 日記・エッセイ・コラム

 直木賞作品

P1020445

2005年のですけど。

角田光代さんの 『 対岸の彼女 』 です。

 

 以前からある表現手法なのでしょうか?

同じ作家の小説 『 ツリーハウス 』 でも使われていましたが、

現在と、何十年か前の出来事とが交替ごうたいに書かれて、

少しずつ近づきながら話が進みますが、

最終的には1つの時間に交わります。

 この手法は、他に知りません。

 

 この “ 複数の時間 ” を操る手法が、

私には何となく建築みたいに感じられて面白い!

“ 時間 ” は建築の中で、

人毎、場面ごとに前後したり、速度が変わったり

時には交わったり離れたりします。

 だから

建築は難しくて、

    建築は面白い。

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