CAOS
建築設計事務所カオスのホームページから
リンクしているブログをこちらに引っ越しました。
ホームページの作成ソフトの不具合で
直接リンクが設定できないために
OCNの古いブログを経由しての
アクセスになっています。
昨日の記事にコメントを入れてくれた福井の武内さんによると、
まだ雪だとか。
「 この雪で終わりかな ぁ~」 とのことですが、
その気になれば一気にクルマで走ってしまえそうな距離ですが、
( 最近体力落ちたから一気はムリかも ・ ・ ・
それよりなにより、雪積もってるとこクルマで走るなんて怖くて ・ ・ ・ )
これだけ気候が違うことに日本の自然の豊かさを感じます。
こちらでもこの何日かは寒いですね。
気温は真冬並みです。
それでも、真冬ほどの体感ではないことに注目します。
顕著なのは、外に置いていたクルマに乗ったとき。
車内の空気の温度は外気温とほとんど同じです。
それでも暖かい。
これは、クルマ自体が日光で温められていて、
そこからの輻射熱を受けるからです。
荒い分け方ですが、熱い ・ 寒いを感じる要素を分析すると、
輻射熱が 50%
気温が 30%
残りは
気流や湿度などの要素です。
一生懸命空気の温度を上げることを考えますが、
実は、
輻射熱をコントロールできれば体感温度のほとんどを管理できるわけです。
断熱のことを話すと、なかなか理解されませんが、
空気ではなくて、輻射熱を防ぐことを考えることが大切なわけです。
もう1つは、
床暖房に対しての誤解も解決します。
「 床暖房は、暖かい床に触れているから暖かい 」 わけではありません。
輻射熱を発生する面が大きいから暖かいのです。
( この説明も荒いなぁ ・ ・ ・ )
だから、床暖房があれば室温が低くても暖かいのです。
和歌山ではもう間もなく本格的な春でしょう。
福井でも、それほど先のことではないと思います。
いろんなことが活発になり、新しく始まることも多い春です!