今日は、先日完成した住宅で県の担当者の竣工検査を受けました。
こちらが検査の依頼を出すのが遅かったことと、
担当者の都合で来れる日が遅くなったことの両方で、
もう引っ越しが済んでしまっています。
一通り検査が終わって、
2階から降りる階段で、担当者が私に言いました。
「 いい建物で、お施主さんも喜んでいるでしょう。 」
検査で来たお役人としては、意外な発言でした。
実は、以前にもありました。
別の場所で、別の検査員です。
この時も、検査が終わって書類を車に置いてから、
「 も一度見せて!
あんまりこんな建物見たことないから! 」
と、改めて法規に関係のない説明をしながら建物をまわりました。
詳しくは判りませんが、
検査員のお役人が私的な感想を言うという話はあまり聞いたことがありません。
“ 沢山の建物を見ている人の素直な感想 ”
と受け取ることにしておきます。
ただ、
検査を受けているこちらの立場としては、
「 無事に検査済んでるのに、何か余計なこと見付けられるんじゃないか? 」
とドキドキです ・ ・ ・
夕方から雷と雨で天気が荒れましたが、昨日でなくて良かった。
昨日は、竣工写真をお願いしているカメラマンからお誘いで、
夜7時頃から、有田川で鵜飼船に乗って食事、
鵜飼を見た後、津軽三味線を聴くという催しに行きました。
鵜飼を見るのは3度目。
1度目は子供の時で、
前回は建築士会の冊子に載せる文章を書くための取材だったので、
昨日は始めて純粋に楽しみました。
期待していたよりも良かったのは、津軽三味線。
お客が乗った船を川の上で円形になるように浮かべて、
ステージを組んだ船をその中に浮かべる趣向。
川なので船が流れるんですね。
船頭さんが竿で操って、ウロウロ動き回りながらその上での演奏は少々気の毒でしたが、
ほろ酔い加減で川の涼しい風を感じながらの津軽三味線と篠笛の音色は、
なかなか良かったです。
昼間は、恒例の 茅の会 で、今月のタイトルは 『 小梅日記 』 についてでした。
この話は、また次の機会に
・ ・ ・ と、言うよりはもう少し私が理解してから!