山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

水筒(2)

2009-05-28 | 山道具
季節の半分が過ぎて、気持ちとか道具の整理。水筒(1)でも載せたが、プラティパス(Platypus)のこと、ぺしゃんこ水筒として2.5Lと1L用を愛用している。

プラティパスはプラスティックフィルムの3層構造になっていて丈夫だ。もちろん、得意の紐を口に取り付けている。夏で使うが冬でも幕営地で作った水の保管用に、100円屋さんで購入した布袋を水筒のサイズにミシンをかけて、お手製ロートとセットにしている。水筒の口が小さいので、水をテント内で移し替える際に必携だ。水をこぼすと当然、床、寝床が濡れるわけだ。

また、市販のロートだと水の落ち方が遅いのでお手製のを気に入っている。布袋は、水を入れて水筒の外側が結露して周囲を濡らすのを防止するし、持ち運びに重宝している。

1L用はもっぱら、行動用。名前は知らないが押しフタ付きで出る量を絞れるので水分補給用に。いずれも、保管場所を選ばないのでペットボトルよりも使い易い。なお、フタはペットボトルと共用。
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夏用山靴の買い換え

2009-05-27 | 山道具
夏場に使っている巣鴨のゴローで買ったブーティエルの右靴の土踏まずの前辺りのサイドが靴底から両側とも破れた。以前から薄くなっていたのかもしれない。そういえば、湿り気を感じていた。

かれこれ、14年、1995年夏に北海道のトムラウシに行くのに購入したものだ。軽くて内側にゴアテックスが張ってあり防水性がよくおまけに安かった。その頃から夏靴と冬靴を分けて履くようになっていた。軽登山靴も布製のものを持っていたが、いつも爪を痛めていた。足首の押さえとサイドの硬さに頼る歩き方をしているせいか、とてもスニーカーで山を歩くことなんかできない。ビブラム底を途中、早めに張り替えたときに厚いものに替えた、そのせいか張り替え年数も少し伸びたようだ。

ダメモトで破れ靴を見せて修理できるか聞いてみよう。山に行く前日に保革クリームを塗っている。昔からkiwiのwet prufを指で塗り込んでいた。長くしまうときには栄養クリームのkiwi mink oilを塗るのだが、栄養クリームはしばらくご無沙汰だった。土踏まずから前部の皮革は一番伸縮する辺りでシワシワになってヒビ割れている。慌てて栄養クリームを塗っても後の祭りだね。ゴローの口の悪いオヤジに何て言われるか心配になってきた。

自転車の荷台に破れ靴を載せて護国寺の不忍通りから白山通りへ。『こりゃあ、ダメだー』の一声で、決まり、その場で足形を取ってもらう。靴底は、同じく厚めのプラス600円の赤色ゴム使用の底にした。在庫がないので1ヶ月待ちだとか。

店員に言わせるとゴム底が減っていて危険だというのだが、その間はこの破れ靴を履くしかない。大丈夫でしょう、今まで履いていたのだから。
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お土産の山菜

2009-05-25 | 楽しい時間
巻機山の雲天さんからいただいた山菜のワラビとネマガリの芽(細竹)は、昨晩と今晩の食卓の一品に加えられた。かつお節をたっぷりかけてショウガと醤油を垂らして、カミさんと山の具のそのものの味を楽しむ。もちろんビールがひと味、美味くなる。

仲間からのメールには、竹の子ご飯、若竹煮、蒸し焼き、サバと竹の子汁、ウドのきんぴら とあった。
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水溶性絵の具の定着液(地図の防水) (Ⅱ)

2009-05-24 | 山道具
表題の地図の防水材料の実地テスト

トリパブという水溶性絵の具の定着液をプリンターで印刷した地図にコーテイングして、簡単な防水効果が得られないか、と実用性を試してみることに。

インクジェットのプリンターで印刷した巻機山の12500分の1の地図を2枚、それぞれ洗濯ばさみで挟んで表裏を古新聞の上でスプレーした。明日はお天気がイマイチのようなので念入りに3回も吹きかけた。

乾燥するとこの普通紙は、ゴワゴワになり透明のビニル地図ケースへの出し入れでもシワにならず具合がよい。

この防水行為が呼び水になってしまったのか、23日早朝からテントを叩く雨音で目覚めた。ペラペラの安テントのせいもあるが、枕元はすでに浸水している模様だ。

雨具を着込み出発、歩き出して1時間もすると、雨具の内側は蒸し暑さで濡れ、雨具を通して浸みこみ、身体は濡れ鼠状態になっていた。休憩時に地図ケースを取り出すが、よく見る為に雨の中へ地図を引っ張り出して読むことになる。

さすがにボールペンで書き込むのは書きにくいが、読むのに支障はなかった。家でボールペンで書き込んだメモ書きが滲んでいたがこれは、トリパブのアルコールで溶けたようだ。

そして、帰宅後に取り出してみた。まだ、湿っていたが等高線は滲んではいなかった。翌朝、乾いたものを調べたが、全く滲みはなかった。

この程度の実用には特に問題なく使えそうなことが分かった。インクジェット用という定着液もあったが、こちらでも充分使えそうだ。




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雨の巻機山 

2009-05-23 | 山行
5月23日
上越/巻機山は、[新緑と残雪の巻機山に遊び、山菜料理を楽しむ]がキャッチコピーだった。前日と翌日の雨天に挟まれた当日は一日曇りという天気予報だったのに、早朝、テントを叩く雨音に起こされた。

前夜、仲間4人と東京を発ち、土曜日を待って塩沢石打ICを出て1時過ぎに清水に到着した。折角、芝生の上にテントを張ったのにフライがチャチなせいもあって枕元から水浸しだった。

桜坂の駐車場に移動して雨具を着けて7:10出発。水はけのよく無さそうな山道を辿り、五合五勺(1200m前後)からは残雪がチラホラ、ガスのなか雪面に夏道を捜しながら六合目(1350m)展望台着9:00。晴れていれば左手の谷向かいに天狗岩がバーンと見えるのに、やや明るくなってきたものの雨は降り止まず。残念だがあきらめて下山することにした。



左手ヌクビ沢は雪が貼り付いて井戸尾根上部に続いている。雨に洗われた美しいブナ林やピンクのツツジ、イワウチワ、ショウジョウバカマ、コブシ…の花々をゆっくり眺めながら下り、桜坂10:20着。駐車場で着替えていたら雨が上がってきた。往々にして山はこんなもんさ。

当日、宿泊予定の民宿「雲天」にキャンセルを伝えに立ち寄り、まだ昼前だが、食事を所望したところ夕食メニューの山菜料理の山に感激。おまけにビニル袋一杯の山菜のお土産もいただく。名物おばあちゃんも元気だったし。



帰り道、六日町温泉で一浴びしてガラ空きの関越道で帰京。4階の湯船(女湯)から眺めた巻機山上空一帯の雲は取れていなかった模様。
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