山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

サルギ尾根から鍋割山北尾根

2011-09-25 | 山行
2011年9月25日 武蔵五日市8:20の小型バスを雲の多い大岳鍾乳洞入口で下車、養沢神社の前で身支度。



本殿の裏のお墓の右を急登した、簡易手すり付きだが先週の台風15号被害か杉・桧の落枝・葉が一面で足の踏み場もないほどで滑り易かった。休む場もなく一気に650m地点に上がる、これより尾根は西に向かい傾斜も緩まる。



750m付近より露岩の尾根となり809m地点はベンチのある見晴らし台で、谷向こうに日の出山が見えた。高岩山は樹林の一角で見晴らしはない。身仰ぐ高台に何かが見えた、急登をかき登ると鉄骨組みのアズマヤのような展望台があった。広いので、いつかテント持参で来てみたい、水とお酒を携えて。

今まで誰にも会わなかったのに、急にハイカーが多くなった、御岳山を巡る人混みの流れに入ったようだ。何やら分かり難い芥場峠の位置に困惑しながら、鍋割山に立った。



御岳山からの主稜線なのに誰もいない。うすら寒い曇り空で時折、キリションぽかった。コンパスを調整して北尾根に入る、少し藪っぽく登山道ではないが踏み跡は確かだ。一時間ほどで大楢峠に着いた。

御岳山からの裏参道で海沢から氷川に通じているが、先月初めから崩壊で通行禁止のロープが張ってあった。峠には楢の巨木があり、城山に向かった、少し先の上坂への分岐には小さめの楢があり、小楢峠とあり祠があった。

岩ゴロの急登を頑張ると城山だった。何も表示はないがアンテナが設置してあった。あとは、多摩川に向かって、転がり落ちるだけだ。途中で、板をくりぬいた凝った作りの道標「鳩ノ巣へ」を見つけた。

多摩川に掛かる雲仙橋から石垣を数10mたどった苔むした石段が坂下集落の城山への入口になる。



養沢神社8:55…高岩山920m 10:53,11:00…展望台11:27,12:02…芥場峠1010m 12:21…主稜・大岳鍋割分岐12:26…鍋割山1084m 12:41…大楢峠13:53,57…小楢峠・上坂分岐14:10…城山759m 14:32,40…城山コース入口15:25…雲仙橋…鳩ノ巣駅15:30
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みどりのカーテンづくり(33)

2011-09-22 | みどりのカーテンづくり
明けて22日ピーカンの朝を迎えた、台風一過だ。
そして、我が家のゴーヤ畑壊滅を目のあたりに。

昨日の夕方、関東を通過した台風15号、風速33m/hで駆け抜けた。豪雨と強風で、鉄道、地下鉄が運休して帰宅困難者を多く出した。

丁度、17時半頃、山用雨具に身を包み、嵐の吹き荒れる3Fのベランダに出て、折れ曲がってバタツイているゴーヤのネット支柱を押し倒したのだった。

最後の収穫も終え、ジ・エンドであった。
5月から続いていた「みどりのカーテンづくり」が終了した。
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みどりのカーテンづくり(32)

2011-09-19 | みどりのカーテンづくり
9月19日いよいよ、最後の収穫か、葉っぱは相変わらず元気ないしゴーヤの実は小粒だし、ここは皆んな食べてあげるのが礼儀だろう、大小7個、完食。都合、今年の結果は20個収穫したことになる。
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南大菩薩・滝子山

2011-09-18 | 山行
2011年9月18日 笹子駅に9時集合。学生時代の友人O君が今日のパートナー、在学中は岩登りや沢に活躍していたのに、その後はほとんど出掛けていないとのこと、しかし最近、尾瀬とか奥多摩を歩き始めたと聞いていた。

曇り空の予報だったのに、最後の夏空で大変暑い一日だった。彼の趣向を尊重して滝子山の南陵に誘った、約800mの高度差で南面だが木立のなかの岩混じりの急登なので、日陰ときっと峰越しの涼風も期待した。

朝の吉久保は秋祭りの真っ最中、集落中にしめ縄が張り巡らされ、祭り衣裳の大人や子供達の笑顔が行き交う。黄色い稲穂の向こうに滝子山の小坊主と南陵がよく見える。



寂しょう苑入口で身支度を整えてから送電塔、林道には寂ショウ尾根の標識も。まだまだ緑葉鮮やかな木立の急登、1200m付近からは岩尾根も続き高度を稼ぐ、背後に三つ峠山、富士山は夏雲を引き連れ、首を回せば南アルプスが黒い。時折、涼風が抜けて汗の素肌に心地よい。いつのまにか真っ黒な小坊主が真上にやってくる、山頂は木陰が無いので直下でしばし時間を過ごす、今日の登りは僕たちだけで気分がよかった。



浜立尾根の分岐に出て小坊主の頭を越えると1620mの滝子山山頂だ。三角点の頭は少し先の1590mにある。案の定、山頂の鍋底にはハイカーが大勢たむろしている。写真を撮ってすぐに通過して北に折れ、鎮西ノ池に降りた。



今日のもうひとつのイベントは夏山定番のソーメンセットを持参していること。山頂からあまり遠くない所で、時刻はお昼前後で、山道の間近で清流が音をたてて流れている、しかも程良い陽当たりの涼しいソーメンポイントがあるかどうかが問題だった。

大谷ケ丸への巻き道分岐から5分ほどで、予想通りスミ沢の源流に出た。小径と小沢が交わるところに小橋があった、清流を掬い口に含む、合格だ。

早速、ザックを降ろして店を拡げた。コッヘルに水を満たしバーナーに点火、その間にミョーガを刻み、茹で上がったソーメンを流水上に拡げた洗濯ネットに移し何度か水切りをすれば出来上がり、ギンギンに冷えたソーメンが喉を通過、至福の時間がたちまち過ぎる。



後始末をして3時前にようやく腰を上げた。小径から沢は離れて行き、曲がり沢峠への分岐からはナメ床や滝を見下ろす位置になる。沢沿いの小径は数カ所、崩壊個所があったが注意深く通過すればよい。切石を過ぎて左岸に渡る頃には浜立尾根の末端を回り込む山道となり、立派な橋を渡り道証地蔵に出た。



林道をしばらく歩くと朝の寂ショウ苑入口についた。まもなく中央道を潜り原集落に出て今日の滝子山を振り返った。

コスモスが揺らぐ畑を抜けて、笹一での下山祝を楽しみにもう一足。


笹子9:10…吉久保9:25…寂ショウ苑入口9:50…浜立尾根分岐12:49…滝子山 (1620m)13:12…鎮西ノ池13:32…小沢(ソーメンタイム)14:00,50…道証地蔵16:10…寂ショウ苑入口16:33…吉久保16:50







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山の写真展

2011-09-15 | 楽しい時間
人間ドックの帰りに新宿に周り「2011全日本山岳写真展」を見てきた。毎年案内状を頂いていたのだが、間をおいてしまったら会場が池袋から西新宿に移っていた。地下道を延々と歩いたあげく、迷ってしまい、この辺かと思って地上に出たら住友ビルの脇で、猛暑の地上を歩いてヒルトンに駆け込んだ。

「2011全日本山岳写真展」9月8日~9月20日 10時~18時 入場無料
 西新宿のヒルトン東京 地下1階

作品の規模がこじんまりしてしまったような雰囲気。

送り主は、城戸晶子さんという協会会員の方で、1997.11月に両俣から北岳に登った際に、お会いした。大きなカメラを構えて北岳の一瞬を狙っていた。今回は、「小窓秋景」を出展されていた。

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