立山沈殿生活 40年も経てば

7月29,30日　40年振りに学生時代の思い出の立山室堂にかつての仲間達と訪れた。ところが、朝鮮半島で猛威を奮った雨雲が、そのままに停滞前線となって北陸から東北に掛けて横たわってしまった。7月末だというのに梅雨時季の再来を思わせる空模様だ。

前夜28日出発の室堂行きの夜行バスは、なんとドタキャンがあって客はたった９名で自由席(お好きな所へ)だと。翌早朝にスタートしたマイカー組の５名は扇沢から入山して我々３名と、みくりが池湖畔の山荘で合流した。

テント泊山行では荒天で行動ができないと、その場で泊数を重ねる。たっぷりの時間を労力を減らしてできるだけ少食で、消化しないといけない。そんなゴロゴロして沈んだ状態を沈殿と元化学科の我々は言っていた。

40年振りなので山は久し振りの人も居るので小屋泊まりにした、しかも個室を２部屋だ、夫婦２組と男４名。なにしろ、出掛ける間際に山靴を履いたら底が抜けて借り物で来た人もいた。昔の装備は更新時期をとっくに過ぎていた。もちろんおニューで固めている人もいた。みんなそれぞれだ。

よく温まる掛け流しの温泉を頂き、山小屋とは思われないお料理を頂き、一つ部屋に集まり昔話やら大笑いに腹を抱えた。本当は軽く尾根歩きをして汗を流して、満天の星空を眺められればサイコーだったのに。

翌日、もしかしての期待は見事に外れ、軽く風呂を楽しみ、豪華バイキング朝食を腹に詰め込み、雨具を着けて10分ほどの室堂ターミナルへ向かう。前日同様、乳白色の世界が広がり夢心地で下界に降りて来た。


　

みどりのカーテンづくり(19)

いつのまにか大小７個のゴーヤが実っていた。葉っぱの陰に入ってしまうのでなかなか数量の確認が出来ない。カミさんに受粉の記憶のないのもあるので、結構自然の仲間達が手伝ってくれているのかもしれない。



一体どうやって見つけるのか、３Ｆのベランダのちっちゃな黄色い花弁を目指して？蟻が一匹ゴーヤのジャングルを伝っていた。

みどりのカーテンづくり(18)

２２日　６号台風が迷走して東海沖を東に去っていった。北の空気を呼び込んで行ったので、東京は昨日、今日と連日涼しい時間を過ごせた。
果たして、強風も豪雨もさほどの意外な台風だったせいか、ゴーヤ君達も無事に育っている。



丸々太ったもの含めて大小の雌花は現在、６本。どれがまともに成熟するか楽しみ。ご近所のみどりのカーテンを覗き込むと、それぞれに成長しており、それも楽しみ。　

みどりのカーテンづくり(17)

弱った弱った、台風６号がやって来そうだ。１９日２１時　四国の高知沖を自転車波の速度で東に迷走しており、紀州では暴風雨だそうだ。関東では２０日から２１日にかけて荒れそうだ。９６０ヘクトパスカル、風速40m/sとか、大型の台風だ。
我が家のゴーヤ君は吹き飛ばされてしまうかもしれない。

長さ40mm　太さ15mm　たくましいほど


ネットを外す訳にいかないし、点検して結び直したりした。もう一度、観察してみた。

みどりのカーテンづくり(16)

７月１８日　先週追肥、栄養を与えた甲斐あってか、葉っぱがシャンとなったようにも思えるし、雌花のふくらみも太ってきた。小さいながらイボイボもあって瓜のような形をしている。

もう一つ小ぶりなのがあった。


もちろん、その前に雌花への受粉行為があるのだが。３Ｆのベランダにもナゼか蜂とか虫が飛んできている。小さな花弁が7～8個しかないのに一体どうやって見つけるのかしら。しかし、カミさんは私が、受粉させたと主張している。先日、雌花に雄花を念入りにチョンチョンチョンチョンとしたところ、ポロンと落ちてしまった。それでこの子には軽くチョンチョンとやったのだそうだ。