山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

鹿留山北尾根から杓子山

2020-01-13 | 山行
2020年1月13日(月・祝) 新年が始まってから連日の寒さが和らぎ、無風快晴の元で変化に富む充実した山行を楽しめた。

谷村町駅からタクシーで鹿留林道ゲート手前の御正体神社前(650m)まで行くと、地元の猟友会の人達がいて、我々の行く尾根は長いから「泣き尾根」というんだと教えてくれた。



ゲート先の古い林道を西へ辿り堰堤を3つ見てから、落ち葉たっぷりの山道に入った。これは送電線鉄塔の巡視路と思われるが、243号への道を左に分けて右の鉄塔242号に向かった。

242号鉄塔(990m)でここから冬枯れの北尾根を辿る。



1200mを越えると西に白峰三山、塩見から南部の南アルプスの白い峰々が見えてきた。
大岩を左から巻き、次の大岩は露岩の間を登高した。やっと左の尾根と合流したが、時間はすでに12時30分であった。ここからは東に御正体、北西に倉見山とその奥に三つ峠山を眺望した。






樹木が多く展望のない鹿留山(1632m)を通過して西に進み杓子山(1597m)山頂のベンチで少し長い休憩をとり、壮大な富士山をたっぷり楽しんでから下山した。



南へ下る道は霜解けのぬかるみの急勾配だ。ロープに助けられ滑りながら降りた。岩っぽいアップダウンが続き高座山に至る。





高座山からさらに南下、一面のススキ野原の斜面で樹木は無い。富士山の北側に落ちていく陽射しに照らされて黄金色に輝いている。急勾配ではあるが乾いた道を一気に駆け降りた。



植林帯に入り、踏み跡を下り車道に出た。集落を抜け橋をわたりバス通りに出て内野の西寄りの内野赤坂バス停に着いた。17時05分のバスは少し遅れて来たが、我々が乗ると満員になった。



富士山駅(旧、富士吉田駅)は、新しく綺麗になり、河口湖から来た富士急線の電車も車内もピカピカで世界遺産の効果は絶大と認識した。
                          
谷村町駅からタクシーで鹿留林道ゲート9:30…鉄塔242号10:33…鹿留山13:23…杓子山14:10,14:35…高座山15:56…車道16:36…内野赤坂BS16:52着。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥多摩/上養沢から日の出山

2020-01-04 | 山行
2020年1月04日(土) 昨年は日照りの夏のあと雨が多かったし、年末になっても西高東低の冬型気圧配置にならなかった。年明け三ガ日の後も暖かい日が続き4日は、仲間を誘って奥多摩に新年初ハイキングに出かけた。
週末のホリデー快速はまだお正月のせいか車内はガラガラ。前半分の武蔵五日市行の車両で皆さんと顔合わせ。
上養沢行の20人乗小型バスで終点まで乗車した。瀬音の湯で乗客がほとんど下車、お正月は朝から温泉三昧のお客さん達だ。



上養沢から養沢川に沿ってSeさん、Taさん、私と奥さんの4名は10:20歩き出す、「関東ふれあいの道」の看板は薄汚れていて道も場所によっては荒れてるようだった。道路が10月の豪雨で決壊して諸車通行止め、人は通過できてる。20分ほど歩いたトイレ分岐の養沢鍾乳洞は廃洞となっているが「道」は歩かれているようだ。



我々はさらに先へ行くと、川沿いの林道と山沿いの林道に分かれ間に荒れた山道があった、そこが目的に道だった。入口に「日の出山」の道標があり、道へ枯草を掻き分けるとすぐに先ほどの林道を横切り、小沢を渡り植林のジグザグ道に入った。よく手入れされた静かな植林の道で1hほどで武蔵大岳山の鳥居のあるハイキングコースに出た、右にいけば日の出山だ。




東雲山荘に立ち寄ったが今日も開いていなかった。日の出山には12:40着。都心方面はうすぼんやり、山影と雲間に富士山がチラリと見えた。見晴らしの良い東側はすでにハイカーで一杯なので西側の芝生に敷物を広げた。



そこで、先月、紅葉鎌倉ハイクでSaさんに教わったホットワインを実践。コッヘルにメルシャンの赤ワイン300cc、みかん2個、柚子半分ほど絞り、砂糖適量、生姜擦りおろし少々、これを充分温め沸騰直前で止める。スペインではサングリアとも呼ぶらしい。各自、昼食の御伴に。2回戦は、各適宜、調整して流し込むとお腹と身体が温まった。



帰りは、御岳山の集落を抜けケーブル下の表参道を降りた。途中、ケーブルの手前の尾根を下りることにした。国土地理院の地図に破線が載ってるので降りられるだろうと、サングリアのアルコールの助長もあって右折した。









はじめは薄いものの踏み跡があったが尾根が分かれるあたりから怪しくなりGPSとコンパスで尾根筋を捜しながら、獣道と踏み跡をススキだの雑草を分けながら降りた。眼下の家並みと竹林を目指して急降下して裏庭を抜けて林道らしきを降りて、琴沢橋で表参道に合流した。





バス通りを御嶽駅に着くと16:48ですでに薄暗く、駅に明かりが灯っていた。昨年の正月と同様に、蕎麦処・玉川屋に寄って生Bとおでんと温かい蕎麦で下山祝いした。


上養沢10:20…林道分岐(真ん中の山道)…御岳~日の出山コースの鳥居12:12…東雲山荘12:35…日の出山12:40,13:55…御岳神社下14:42…表参道からケーブル東尾根15:20頃…琴沢橋16:17…御岳駅前16:48…蕎麦処玉川屋16:50 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする