8月11,12,13,14,15日 裏銀とか南部への縦走は40年振りだった。齢70才ほやほやの身で若者達(?)に混ざって果たして・・・。東日本は梅雨明けしたのにスカーッと昔みたいに晴れないのが今風の夏空か。LとSLと女性メンバーのOと私、いずれも60才以上の高齢者パーテイだ。だから、夜行バスとかの手段は使わず、前日に車で現地に行き一台を松本IC近くに置き、もう一台を信濃大町の素泊宿近くに置きタクシイ利用という機動力と財布を駆使した。
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一日目(8/11) 晴れ時々曇り ブナ立から烏帽子 朝5:宿の玄関先からタクシイで七倉ゲート、5:30開門で一斉にスタートして巨大な高瀬ダムに上がった。大昔、更に湯又から千天出合、北鎌沢出合まで延々歩いた記憶が浮かぶ。
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身支度してダムサイトのトンネルから歩み出す、工事現場と濁沢をわたれば裏銀・ブナ立尾根の登山口(1350m)だ。No,12から烏帽子小屋(2520m)No,0まで標高差1200mは整備されほぼ100mごとに番号が付けられて歩き易い。
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雲の多い空だが樹林の日陰、良い道とはいえ三大急登なので三角点(2208m)で3時間、コースタイム内だが、Lは、そこから一人先行していく。烏帽子のテン場は狭いので幕営地確保が今日の第二の目標だ。
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烏帽子小屋前は一面にイワギキョウが咲き、テン場は土手向こうの凹地で一等地には我らのマキシムテントとLが手を振っていた。1h早く着いたとかで一休みして烏帽子往復に出かけた。
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ニセ烏帽子を越えるとスックと槍みたいな岩頭が青空と白雲と緑の稜線に立っていた。岩上へは鎖場の順番待ちでLのみトライ。
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高瀬ダム上5:50発…ブナ立登山口(1350m)(No,12) 6:20,25…三角点2208m(No,4)9:39,*L先行…烏帽子
小屋(2520m)(No,0) 11:18…テン場11:23(相原1h前に到着幕営)。烏帽子岳(2628m)へ出発11:55…烏帽子岩頭
下12:58,…テン場14:57着 歩:5h30+烏帽子往復3h
二日目(8/12)3-4-5 曇り時々晴れ 裏銀から高天原へ
砂礫の裏銀縦走路を南下する。
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真横に赤牛から黒部湖に至る読売新道が雲をまきつけて落ちていく。
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今回初の槍にみとれる
野口五郎小屋を見下ろし野口五郎岳を越えて、真砂岳から水晶小屋だ。
あちこちからコースが集まるので混みあってる、なんでも昨夜は布団2枚で5人とか。荷物デポして水晶岳往復(休み含み2h)した。梯子や鎖場があって緊張したが視界がイマイチでやれやれ。
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ワリモ北分岐、岩苔乗越から右岸を延々2h30下り樹海の瞳のような高天原に下りたった。
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山荘でB買い込み、20分ほど下ると沢の両岸に野天・高天原温泉があった。野天湯に執着してるSLは、湯船前で食事するのが夢だったそうで一式担いでいる。対岸に目隠しで囲われた女湯とこちら側の解放野天には男どもが浸かってる。
程よい疲労と湯疲れとBの酔いで復路に30分も掛かってしまった。
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高天原山荘にはテン場がないので50人定員の処109人詰め込まれた。
烏帽子テン場(2520m)4:40…野口五郎岳(2924m)18:02,8:10…水晶小屋11:09…水晶岳(2977m)12:09…水晶小屋13:05…岩苔乗越(2730m)13:40,…高天原山荘(2120m)16:00 歩:9h20+水晶岳往復2h
三日目(8/13)3-4-5 晴れ時々曇り 高天原、雲ノ平から三俣山荘、
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高天原から高天原峠(2250m)へ150m上がった台地が雲ノ平かと思ったら雲ノ平山荘(2540m)はさらに丘の上に
そびえていた。
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急峻な地形でなくゆったりして木道が敷かれ、岩ゴロを飛んだり奥スイス庭園、スイス庭園ギリシャ庭園と名付けられた「最後の秘境」は40年も訪れなかったのにガッカリさせなかった。
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高天原を見下ろせ水晶、赤牛方面が望めるスイス庭園から北に突き出たベンチ休息は至福の時間だった。
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あとは雲ノ平を南下し祖父岳西側を回り込んで黒部源流まで降り三俣蓮華のテン場へ上がるのだ。
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この間、ヘリ救出場面に遭遇した。資材搬送かと思われたヘリが降りてきて上空でホバリングし祖父岳西面の雪田に隊員を降ろし、山頂直下で対象者を吊り上げた。どうやら、下山者の話だと日射病で歩けなくなりヘリを呼んだ模様。救出後、思わず上空に向かって拍手喝采してしまった。
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祖父麓から200mほど降りた渡渉点(2400m)には、ロープが渡してあったが少し上流側を飛び石で渡った。
三俣山荘は槍と北鎌尾根の眺望が売りだ。テン場は水場前に確保できた。またしてもLとSLは百名山の鷲羽岳を目指し出掛けて行く。私とOさんは翌日笠への長丁場を思いパスさせていただく。Oさんは過去に踏んでいたし、私は記憶無かったが帰宅してみたら百名山チェックされていた。
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それと、もう一つお楽しみは夕食特別メニューのジビエシチューだ。鹿肉のシチューセットが限定予約注文で\2600也、ごはんお代わり可。鷲羽帰りのお二人と2F展望食堂前17時の列.に並び、夕暮れに沈む雲堤から見え隠れしてる北鎌尾根を眺めていた。
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満腹の腹を抱えて2F展望レストラン前から西日を受ける北鎌尾根に満足して暫く眺めていました。
高天原山荘(2120m)5:05…高天原峠(2250m)6:09…雲ノ平山荘8:28…スイス庭園ベンチ8:55-9:30…祖父岳(北面直下でヘリ救出:50-10:10)…黒部源流渡渉点11:24…三俣山荘テン場12:45(水場前)12:55
Lと SLの2人は鷲羽岳往復2h30
山荘展望食堂で夕食16:57,17:17(ジビエシチュー\2600)…北鎌尾根の展望満喫
歩:7h50+鷲羽往復2h30
四日目(8/14) 3-4-5 夜半雨 晴れのち曇り 双六を越えて笠へ向かう、弓折以降、雲の中
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三俣より眺める朝焼けの上空には雲が多い、三俣蓮華岳では、北鎌尾根から槍が黒く、南方はるかに今日の笠が見えた。
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双六岳では尾根通しのルートを取る。南に笠ヶ岳の顕著な三角帽子が手招きしている。足元に双六小屋が見えて、西鎌尾根と槍ヶ岳の間には滝雲が越えている。
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雪田とお花畑の残る花見平の先が弓折分岐で鏡平の小屋と池が見えて大勢が小池新道で新穂高に下って行く。弓折岳を過ぎると道が狭く険しくなる。
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樹林を巻きながら大ノマ岳を越えるが視界が悪く全容がみえない。秩父平では池や小平地がありやがてジグザグにザレを登り2667mで稜線歩きになり抜戸岳の西側で笠新道分岐の道標があった。
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大岩の間を抜ける抜戸岩を通過、ガスの間にカール地形(穴毛谷)の縁にテン場が見えた。テント設営中にガスが動きだし雪田の上に笠ヶ岳と小屋が見えてきた。
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10h歩行と視界不良ですっかり疲れきってしまった。テン場から小屋までが遠く、さらに小屋から15分という笠ヶ岳山頂なのにずっしり足に重かった。ところが、山頂では晴れ間が広がり温まった岩ゴロの上に皆んなで横たわってしまった。
三俣(2540m)4:30…三俣蓮華岳(2841m)5:30…双六岳(2860m)6:57…双六小屋 (2550m)7:59,8:06…弓折分岐
(鏡平へ)9:15…秩父平…抜戸岩14:00…笠のテン場14:27(幕営)ガス動き笠と小屋見えた。
笠ヶ岳(2897m)15:37,晴れ間16:00 歩:10h+笠往復0h30
五日目(8/15) 3-4-5 笠新道で新穂高に下山。
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朝から小雨、初めて雨具着用して出発。笠新道分岐から抜戸岳の南肩(2800m)にのぼり、杓子平に降りて行く。Oさんの記憶では以前は手前から谷に降りたそうだ。
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明るくなり雨具を脱ぎ、急下降、2000m付近の樹林のジグザグ下りで転倒7:50頃、左肩と左顔面強打、出血したが応急手当し止血。そのまま下降して林道9:31(1450m)着。
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さらに林道歩き新穂高温泉ロープウエイ10:20着。
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笠テン場4:20…笠新道分岐(2790m)5:20,30抜戸岳南側…杓子平…樹林ジグザグ下降7:24…Kさん転倒7:50頃(2000m付近、樹林・岩ゴロで滑り転倒、左肩~左額強打し出血。応急手当受ける(7:50—8:10頃)下山…林道着9:31(1450m)9:35…新穂高温泉(ロ-プエイ)10:20
歩:5h+林道0h40
新穂高に診療所無く松本へ。お風呂に寄り予定の11:30直通バス乗車して車内で山行解散した。
車回収して共に大町市営総合病院へ。CT診察のち縫合6針。病院前で16:頃、山梨県民のLと別れ、SLに運転して頂き帰京した。
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一日目(8/11) 晴れ時々曇り ブナ立から烏帽子 朝5:宿の玄関先からタクシイで七倉ゲート、5:30開門で一斉にスタートして巨大な高瀬ダムに上がった。大昔、更に湯又から千天出合、北鎌沢出合まで延々歩いた記憶が浮かぶ。
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身支度してダムサイトのトンネルから歩み出す、工事現場と濁沢をわたれば裏銀・ブナ立尾根の登山口(1350m)だ。No,12から烏帽子小屋(2520m)No,0まで標高差1200mは整備されほぼ100mごとに番号が付けられて歩き易い。
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雲の多い空だが樹林の日陰、良い道とはいえ三大急登なので三角点(2208m)で3時間、コースタイム内だが、Lは、そこから一人先行していく。烏帽子のテン場は狭いので幕営地確保が今日の第二の目標だ。
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烏帽子小屋前は一面にイワギキョウが咲き、テン場は土手向こうの凹地で一等地には我らのマキシムテントとLが手を振っていた。1h早く着いたとかで一休みして烏帽子往復に出かけた。
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ニセ烏帽子を越えるとスックと槍みたいな岩頭が青空と白雲と緑の稜線に立っていた。岩上へは鎖場の順番待ちでLのみトライ。
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高瀬ダム上5:50発…ブナ立登山口(1350m)(No,12) 6:20,25…三角点2208m(No,4)9:39,*L先行…烏帽子
小屋(2520m)(No,0) 11:18…テン場11:23(相原1h前に到着幕営)。烏帽子岳(2628m)へ出発11:55…烏帽子岩頭
下12:58,…テン場14:57着 歩:5h30+烏帽子往復3h
二日目(8/12)3-4-5 曇り時々晴れ 裏銀から高天原へ
砂礫の裏銀縦走路を南下する。
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真横に赤牛から黒部湖に至る読売新道が雲をまきつけて落ちていく。
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今回初の槍にみとれる
野口五郎小屋を見下ろし野口五郎岳を越えて、真砂岳から水晶小屋だ。
あちこちからコースが集まるので混みあってる、なんでも昨夜は布団2枚で5人とか。荷物デポして水晶岳往復(休み含み2h)した。梯子や鎖場があって緊張したが視界がイマイチでやれやれ。
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ワリモ北分岐、岩苔乗越から右岸を延々2h30下り樹海の瞳のような高天原に下りたった。
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山荘でB買い込み、20分ほど下ると沢の両岸に野天・高天原温泉があった。野天湯に執着してるSLは、湯船前で食事するのが夢だったそうで一式担いでいる。対岸に目隠しで囲われた女湯とこちら側の解放野天には男どもが浸かってる。
程よい疲労と湯疲れとBの酔いで復路に30分も掛かってしまった。
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高天原山荘にはテン場がないので50人定員の処109人詰め込まれた。
烏帽子テン場(2520m)4:40…野口五郎岳(2924m)18:02,8:10…水晶小屋11:09…水晶岳(2977m)12:09…水晶小屋13:05…岩苔乗越(2730m)13:40,…高天原山荘(2120m)16:00 歩:9h20+水晶岳往復2h
三日目(8/13)3-4-5 晴れ時々曇り 高天原、雲ノ平から三俣山荘、
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高天原から高天原峠(2250m)へ150m上がった台地が雲ノ平かと思ったら雲ノ平山荘(2540m)はさらに丘の上に
そびえていた。
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急峻な地形でなくゆったりして木道が敷かれ、岩ゴロを飛んだり奥スイス庭園、スイス庭園ギリシャ庭園と名付けられた「最後の秘境」は40年も訪れなかったのにガッカリさせなかった。
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高天原を見下ろせ水晶、赤牛方面が望めるスイス庭園から北に突き出たベンチ休息は至福の時間だった。
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あとは雲ノ平を南下し祖父岳西側を回り込んで黒部源流まで降り三俣蓮華のテン場へ上がるのだ。
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この間、ヘリ救出場面に遭遇した。資材搬送かと思われたヘリが降りてきて上空でホバリングし祖父岳西面の雪田に隊員を降ろし、山頂直下で対象者を吊り上げた。どうやら、下山者の話だと日射病で歩けなくなりヘリを呼んだ模様。救出後、思わず上空に向かって拍手喝采してしまった。
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祖父麓から200mほど降りた渡渉点(2400m)には、ロープが渡してあったが少し上流側を飛び石で渡った。
三俣山荘は槍と北鎌尾根の眺望が売りだ。テン場は水場前に確保できた。またしてもLとSLは百名山の鷲羽岳を目指し出掛けて行く。私とOさんは翌日笠への長丁場を思いパスさせていただく。Oさんは過去に踏んでいたし、私は記憶無かったが帰宅してみたら百名山チェックされていた。
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それと、もう一つお楽しみは夕食特別メニューのジビエシチューだ。鹿肉のシチューセットが限定予約注文で\2600也、ごはんお代わり可。鷲羽帰りのお二人と2F展望食堂前17時の列.に並び、夕暮れに沈む雲堤から見え隠れしてる北鎌尾根を眺めていた。
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満腹の腹を抱えて2F展望レストラン前から西日を受ける北鎌尾根に満足して暫く眺めていました。
高天原山荘(2120m)5:05…高天原峠(2250m)6:09…雲ノ平山荘8:28…スイス庭園ベンチ8:55-9:30…祖父岳(北面直下でヘリ救出:50-10:10)…黒部源流渡渉点11:24…三俣山荘テン場12:45(水場前)12:55
Lと SLの2人は鷲羽岳往復2h30
山荘展望食堂で夕食16:57,17:17(ジビエシチュー\2600)…北鎌尾根の展望満喫
歩:7h50+鷲羽往復2h30
四日目(8/14) 3-4-5 夜半雨 晴れのち曇り 双六を越えて笠へ向かう、弓折以降、雲の中
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三俣より眺める朝焼けの上空には雲が多い、三俣蓮華岳では、北鎌尾根から槍が黒く、南方はるかに今日の笠が見えた。
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双六岳では尾根通しのルートを取る。南に笠ヶ岳の顕著な三角帽子が手招きしている。足元に双六小屋が見えて、西鎌尾根と槍ヶ岳の間には滝雲が越えている。
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雪田とお花畑の残る花見平の先が弓折分岐で鏡平の小屋と池が見えて大勢が小池新道で新穂高に下って行く。弓折岳を過ぎると道が狭く険しくなる。
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樹林を巻きながら大ノマ岳を越えるが視界が悪く全容がみえない。秩父平では池や小平地がありやがてジグザグにザレを登り2667mで稜線歩きになり抜戸岳の西側で笠新道分岐の道標があった。
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大岩の間を抜ける抜戸岩を通過、ガスの間にカール地形(穴毛谷)の縁にテン場が見えた。テント設営中にガスが動きだし雪田の上に笠ヶ岳と小屋が見えてきた。
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10h歩行と視界不良ですっかり疲れきってしまった。テン場から小屋までが遠く、さらに小屋から15分という笠ヶ岳山頂なのにずっしり足に重かった。ところが、山頂では晴れ間が広がり温まった岩ゴロの上に皆んなで横たわってしまった。
三俣(2540m)4:30…三俣蓮華岳(2841m)5:30…双六岳(2860m)6:57…双六小屋 (2550m)7:59,8:06…弓折分岐
(鏡平へ)9:15…秩父平…抜戸岩14:00…笠のテン場14:27(幕営)ガス動き笠と小屋見えた。
笠ヶ岳(2897m)15:37,晴れ間16:00 歩:10h+笠往復0h30
五日目(8/15) 3-4-5 笠新道で新穂高に下山。
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朝から小雨、初めて雨具着用して出発。笠新道分岐から抜戸岳の南肩(2800m)にのぼり、杓子平に降りて行く。Oさんの記憶では以前は手前から谷に降りたそうだ。
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明るくなり雨具を脱ぎ、急下降、2000m付近の樹林のジグザグ下りで転倒7:50頃、左肩と左顔面強打、出血したが応急手当し止血。そのまま下降して林道9:31(1450m)着。
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さらに林道歩き新穂高温泉ロープウエイ10:20着。
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笠テン場4:20…笠新道分岐(2790m)5:20,30抜戸岳南側…杓子平…樹林ジグザグ下降7:24…Kさん転倒7:50頃(2000m付近、樹林・岩ゴロで滑り転倒、左肩~左額強打し出血。応急手当受ける(7:50—8:10頃)下山…林道着9:31(1450m)9:35…新穂高温泉(ロ-プエイ)10:20
歩:5h+林道0h40
新穂高に診療所無く松本へ。お風呂に寄り予定の11:30直通バス乗車して車内で山行解散した。
車回収して共に大町市営総合病院へ。CT診察のち縫合6針。病院前で16:頃、山梨県民のLと別れ、SLに運転して頂き帰京した。