不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

大谷が丸・西別尾根ならず

2014-05-31 | 山行
大谷ケ丸北峰の西尾根の一つ、北側の枝尾根が西別尾根と松浦本に紹介されている。5月末にお天気が続いていたので出掛けたのだが。目の前に聳える緑の尾根筋、巨大鉄塔が乗っているのでそれと認識できるのだが、尾根の取り付きが見つからない。入口捜しもバリエーションの楽しみのひとつなのだが。今回は、さらに無駄な時間つぶしになってしまった。



道路に接している尾根末端が崖になっているので、その下の小沢(入会沢)を詰めて右岸を這い登ると作業道がありさらに尾根上部に登ると、古い標識があり「展望の広場」という樹林で囲まれた薄暗い広場に出た。

日川渓谷レジャーセンター建設の頃に作りかけたのだろう、立派な標識が残っている。

狭い尾根に乗れば新緑の広葉樹に囲まれた別世界だ。尾根筋が切り開かれておりNo,204巨大鉄塔で右に折れ、林道を横切る。大蔵沢大鹿林道の一部かと、ここにも「展望の広場」への標識あり。



右手の尾根(西尾根)が近づいてくる。この上の1330m付近で西尾根にぶつかる。急登となり足元には笹が目立つようになり、伐採作業跡の錆びた機材やワイヤーがうち捨てられていた。

ここで雷鳴、あとは風と雷と大雨だ。あとでBSで会った人は大谷ケ丸では土砂降りでヒョウが降ったそうだ。30分ほど停滞して小降りになったのて゛歩き出したらうっかり、北側に降りてしまい大慌てて。そんなこんなで意気消沈してしまい、せめて西尾根合流点までもなく往路下山となってしまった。

雨に洗われて新緑が、なお一層鮮やかにステキだった。落葉樹の森ではフカフカの地面
にたっぷりの落ち葉が湿り気を含んで気持ちがよい。

「展望の広場」から昔の遊歩道を降りてみることにした。迂回して植林帯をジグザグに降りたところは日川渓谷レジャーセンターの真ん前だった。

「竜門峡入口BSより20m戻り…」の記述ではこうだ。どうもフェンスの陰に踏み跡があるらしい。送電塔巡視路のポールは見当たらなかったのだが。

昔の田野鉱泉の福祉センターのお風呂でさっぱりしてブラブラと景徳院のBSを目指して下っていった。


竜門峡入口BS 9:46着。入会橋(800m)10:25、展望の広場(1000m)11:23、巨大鉄塔204
11:28,林道11:36、伐採現場跡12:17、1230mで雷雨停滞12:30,13:15。意気消沈し往路下山、鉄塔14:05、遊歩道?を忠実に辿り日川渓谷レジャーセンター前に降りた14:21
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お裾分け

2014-05-24 | 楽しい時間
姪の息子の健ちゃんは、一歳と9ヶ月になりました。

今日は小田原の農園に行ってきて収穫した新タマネギを持ってきてくれました。得意げな顔をしてますが、柔らかい土の感触が気味悪くて一日、抱っこ虫だったそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥多摩石尾根・ツバノ尾根から高丸山

2014-05-18 | 山行
2014年5月18日 石尾根北面のツバノ尾根より高丸山へ登り日蔭名栗峰より南尾根を峰谷に降りた。

前夜、鳩ノ巣にメンバー4人が集合して東日原行きの一番バスに乗車した。東日原から八丁橋を経て新緑の日原川に沿い1h40ほどでツバノ下降点に着いた。

川床に降りるとなんと2月の大雪の名残の雪田があった、この時季の奥多摩とは思えない光景だ。目の前が右岸からの日蔭名栗沢出合で下流側の倒木をIさん先頭にヒョイヒョイと、私は慎重に渡る。





この出合より、露岩伝いにグズグズの急斜面を岩角や木の根に掴まって登っていく。枝尾根を70~80mほど登ってやっと一息つき、さらに数10mで足元も広がりツバノ尾根に乗った。



あとは、急だが新緑の天蓋やらミツバツツジを楽しみつつ登っていく。2度ほど視界に鹿が駆け抜けたり獣臭の樹間を通ったり。お隣のヤケト尾根に比べて、尾根がせまくて明るいことを除けばどちらも獣の気配が濃厚で自然に満ちあふれた山域だった。テープ類のマーキングや踏み跡が一切無かったことも嬉しい。





1300m辺りからスズタケの残骸が出てきた。針葉樹林のふかふかの山腹を登ると高丸山の明るい山頂だった。雲取の向こうに白峰連山が白く輝いていた。

予定通り日陰名栗峰南尾根を峰谷に下ることにした。名栗峰の山名板の後ろから笹の中を降り縦走路の巻き道に降りて数分戻り南尾根を下降した。



狭めの自然林の尾根筋を降り途中、植林との境目をさらに下ること1hで山の神の祠に着いた。



その先は林道を下ると奥からの道路と合わさり、そしてまもなく峰谷集落でバス終点だった。

次のバスまで1hほどあったが峰谷橋まで舗装路を歩く元気もなかったというより、同好の仲間達と夕方の陽差しのなかで石尾根越え8hの余韻を楽しんで過ごす方を選んだ。

東日原6;54…ツバノ下降点8:36…日陰名栗沢出合(820m)8:47,:55…ツバノ尾根上(950m)9:43…スズタケ1300m付近より…高丸山(1733m)12:10,36…日蔭名栗峰(1725m)12:58,13:05…名栗峰南尾根13:20…山の神(872m)14:30…林道終点14:33…峰谷BS15:18,16:16=バス=奥多摩17:頃  
           鳩ノ巣に戻りPで解散。  歩行時間:約8h

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会津駒ヶ岳から三岩、窓明山

2014-05-04 | 山行
2014年5月4,5,6日 毎年、GW前後は、東北や会越の山々を歩いている。豊富な残雪と山裾の新緑、山里の春の雰囲気が大好きだからだ。それと仲間達と過ごす数日間は何よりにも代え難い。

会津駒ヶ岳より三岩、窓明を縦走の計画だったが前線通過予報で窓明を割愛して下山した。天気予報では4日は晴れ、5日は曇りから夕方雨の予報。前線が通過するとのことで初日に頑張って三岩を越える予定に変更した。
4日15時

5日15時


メンバー6名でテント二張。クルマ2台でやって来て入山口の滝沢橋手前見通のPに1台、下山口の国体碑の近くに1台置いて出発した。



林道から階段に移り山道に入るとまもなく残雪を歩くようになる。樹林が切れ、快晴のもと駒ヶ岳までは、登山者、スキーヤーとボーダーさんが前日まで大勢登っており、たくさんのトレースが残っていた。



駒の小屋は小山の陰で大きくショートカットして駒ヶ岳の山頂に辿り着いた。

この時期に何度が訪れているが山頂標識が半分位埋もれており今年の積雪の多さを語つている。



ここより東に緩く波打つ2000mの広い稜線歩きだ。

左手に折れた先の台地が三岩だ。



心配された雪庇とか亀裂はあまり見当たらない。積雪多くて遅れているのかもしれない。唯一亀裂入りの急な東斜面を避けるように登りつくと広い頂稜でこんもりした樹林のあたりが山頂だ。



北面に広い斜面をくだると北の窓明と東の尾根の分岐で樹林に避難小屋が埋もれていた。建設目的の分からない小屋で冬期用の出入口が無いところから夏季避難小屋というべきか。今夜のお宿を小屋の隣に設営して鯉のぼりを飾る。



空模様は夕方には高積雲に被われたものの翌朝まで雨は落ちてこなかった。翌朝は、雨が降り出す前に下へ降りることにして、黒桧沢左岸尾根をそのまま下ることにした。





ブナ尾根を2h30ほどで国体碑のある国道に降りた。途中、イワカガミの群落に春を楽しむ。





クルマの回収を終え今夜の泊まり場にはアルザ(見通)のキャンプ場のバンガローを押さえた。GW最終日の前日なので皆さん帰京したあとでガラ空きだった。檜枝岐のJAで食材と飲み物を買い込みバルコニーで、待望の乾杯をしてお隣の風呂に行く。それから雨の心配をしなくてよいバンガローで、こんな時間から夕食準備を始めてしまい楽しい宴会に突入してしまった。




大体、この時期のいつものパターンなのだが、これも山の楽しみ方。

5/4  歩き始めは快晴、駒稜線付近より雲、三岩付近では曇天に変わる。
檜枝岐・見通P 6:10頃(見通Pに1台=国体碑前に1台デポ) 
見通P 7:15…滝沢橋7:20…階段7:58…駒の小屋迂回11:45…会津駒ヶ岳山頂12:15,30…
三岩岳16:00,05…尾根分岐(小屋)16:30 幕営   歩行:9h  

5/5  6:00起床 ゆっくり食事 テント撤収
幕営地8:25…(黒桧沢左岸尾根)…国体碑・R352着10:55  歩行:2h30

翌5/6は帰るだけ。伊南川沿いに山口まで下り、駒止トンネルを抜け台鞍スキー場、田島を経て下郷より甲子トンネルを越えて白河ICより東北道に入った。事故渋滞はあったものの順調に走り帰京した。
南会津の郷はまだまだ桜が満開、それだけ新緑の印象が薄かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする