山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

まだ3分咲かな

2017-03-30 | 楽しい時間
2017年3月30日  先週3月21日(火)に東京では開花宣言されたのに寒い日が続いたせいか、街の桜便り
はまだ寂しい。今日は朝から日がさして暖かいので午後から神田川沿いに開花状況の偵察に行ってきた。
首都高5号線の下、江戸川橋から面影橋にかけて神田川左岸に桜並木が続いている。

まだまだ3分咲きですかね。江戸川公園では早くもブルーシートに陣取ったサラリーマン風のグループや
子供連れのママさんグループがくつろいでいる。来週中頃にかけてが見ごろではないでしょうか。

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フタバアオイの新芽がでた

2017-03-21 | 楽しい時間
去年の11月に先輩のSさんからいただいたフタバアオイの小鉢から四ヶ月目にかわいい新芽が出て来た。

アオイは日蔭で湿気を切らさないようにとのアドバイスをいただいていた。玄関の外にほおって
おいたのを、思い出して車庫の水栓の脇において水やり用のペットボトルを置いて妻の協力で水やりしていた。
Sさんに報告したら「お芽出とう」との返事と詳しいお世話の仕方が届いた。ミヤコアオイの方もよくよくみると黒い塊の脇から小さな小さな芽がでてるではないか。普通は5月頃とか、O氏からも「出てきた」メールが届いた。「お芽出とう」と返した。
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乗鞍岳

2017-03-18 | 山行
2017年3月18,19,20日 今年も乗鞍岳で雪山生活


 
三連休なのに遅い出発であったこともあり渋滞に巻き込まれて、乗鞍高原に着いたのは16時近く、スキーリフトの終了時間を確認すると間に合わないことが分かる。そこで、のりくら高原観光センターの駐車場泊とした。



トイレ近くに張ったテントが見えないように車2台を並べて宴会の準備に入った。妹尾さんのメニューはかつ丼で各自ごはんはアルファ米。



翌朝、朝食を済ませてスキー場の第三駐車場に移動した。大荷物を背負ってぎっしりの車列を縫ってゲレンデに向かう。伊藤さんはザック背負ったままリフト乗り場に滑っていく。今回は伊藤さんがゲレンデスキーで残りは山遊びだ。
スキー無しでのリフト乗り降りは重いザックを担ぎ上げるタイミングが難しい、見事にスッ転んだ。

リフト3本をようよう乗り継いでカモシカ平に到着した。荷物を背負いあげて目星をつけておいたBC予定地は、南側の高みの向こう側で案の定、リフトから見えず、立木も適当にある幕営適地だった。

テント2張りを設営して、伊藤はスキーゲレンデへ。4名は山に向かう、妹尾はツボ足、谷口と田代はワカン、加藤はスノーシュー。いつもは階段状になる目前の壁が今年はほぼ一枚バーンになっており、積雪が多いということだ。





谷口がダントツのパワーで休まず登っていく、息を切らして休み休み追いかける。ようよう登りきると暫く緩い登りが位ヶ原の直下まで続く。朝方に出た山スキーヤー達が滑り降りてくる、上はガスって風強くてと言いながら途中で戻ってきたそうだ。

位ヶ原山荘分岐のカンバンがあり。ここより真直ぐ上に登ると位ヶ原の台地に上がる。シューは急坂は滑るので大きなジグを切って登って行く。ワカンは直行が可能なのだが後続は私の後を付いてくる。



低いダケカンバの疎林が位ヶ原の台地末端だ、視界悪く風が強くなったので少し先へ行き戻ることにした。
Uターン地点は2440mだった。



あとはシリセードを交えて下りはラクチン。今回、ヒップソリ持参した、結構なスピードも出るし面白いが方向コントロールが難しい、ブレーキとストップは身体を転がせばよいのだが。

2200m位まで降りてくると空に晴れ間が戻った。やはり、雪景色は青空バックが映える。

BCに到着して、宴会準備だ。伊藤さんがゲレンデからロング缶3本を買ってきてくれたので、陽射しのなかでカンパーイだ、
アリガタヤ~だ。メニューはポトフ、山で野菜一杯のお料理がいただけるなんてサイコー。
食材を担いできていただいた伊藤さんに感謝。

3日目の朝、下山日は大抵よく晴れるのだ。皆んなでテント撤収してパッキング。

ここはスキーヤー以外はリフトに乗せてもらえないので、ゲレンデの端を歩いて降りる。妹尾と田代はツボ足、谷口は新品のアイゼンを付けて下った。雪山が久しぶりの田代さんも下りは駆け下っていたので結構楽しめたようだ。



ゲレンデスキーはベテランの谷口さんも少し勝手が違うようだったが、楽しめたのではないでしょうか。感想が楽しみだ。
ピーカンの朝のスキーゲレンデで伊藤さんは満喫されたようで、全員が第三駐車場にAM10時頃集合できた。



観光センター前の湯けむり館に降りて汗を流してさっぱりした。お昼に帰京、三連休なので渋滞覚悟だが安全運転でドラ
イバー交替して戻った。

 3/18 のりくら高原観光センターP着 16:30,スキーリフト終了時間に間に合わず此処で幕営。
 3/19 第三駐車場8:15に移動、準備してリフト乗り場へ、3本乗り継ぎかもしか平10:27へ。
    南側木立の陰にBC設営10:27, 伊藤はスキー、残り山支度(ワカン2,ツボ足1,シュー1)
    BC10:43~壁11:15~位ヶ原山荘分岐12:46~位ヶ原台地末端2440mまで(ガスと風)13:18,
    13:25~カモシカ平BC14:53, 宴&夕食
 3/20 BC撤収し下山8:25~(スキー場内ツボ足1、アイゼン1、シュー1、スキー1)~第三P 10:10
    ,10:30=観光センター前・ゆけむり館10:40,12:00=松本IC 12:30=渋滞=新宿18:00



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水根から大掘沢右岸尾根で六ッ石山

2017-03-11 | 山行
2017年3月11日(土) 3年前の2014.4.9と同じコースで水根からスタートした。カミさんより「何処かに行きたい」と別のグループのお月見会場探しにかねてより気になっていた水根キャンプ場に行く用事があった。

キャンプ場に降りる道から分かれ鷹巣山方面へ右に行くと道標に導かれ山道に入る。水根谷を見下ろすよく踏
まれた水根沢林道だ。植林を抜けて両岸が自然林になるとやっと大きなワサビ田が広がり水根から1h弱ほど
で右手からの沢に木橋が付けられており、ここが大掘沢とのこと。



ワサビ田を見下ろしながら休憩して取付きを捜す。枯葉で埋まってるせいか松浦本の踏み跡は見つからず再び、尾根末端から登り始める。

しだいに急傾斜となるがざらざらの足元と疎林を辿りながら1000mほどで少し勾配が緩む。
1226m点では尾根が合わさり狭い尾根から露岩状へと続き石尾根の縦走路に出る。



将門馬場の東端ですぐに鞍部に降りる。先週の降雪が北面では残り六ッ石の分岐まで雪道になった。



六ッ石山山頂には見慣れた古い道標が石尾根に置かれた同じ様式の石造りの道標に代わっていた。
寒い訳で簡易温度計でもマイナスを示している。テルモスの湯を飲み干し急ぎ水根へと降りて
行った。



東日本大震災から6年目の日でラジオを聞きながら歩き、その時間では黙とうした。
水根集落では梅が満開

水根BS 8:52…水根キャンプ場9:00,10…(水根沢林道)…大掘沢(890m)10:30,40…大掘沢右岸尾根
末端10:50…石尾根・将門馬場東端(1430)12:50…六ッ石山(1478m)13:20,55…水根15:20


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富士山五合目雪山講習会

2017-03-04 | 山行
2017年3月4,5日(日) 久しぶりに雪山山行のための講習会(歩行練習主体に一般的な雪上訓練)に参加した。学生時代からの山仲間のIさんが山岳ガイドをやっているので相談したところ快く引き受けてくれた。



昔の富士吉田が改名した富士山駅に10時30分に集合した。新宿からホリデー快速富士山1号という古い懐かしい車両に乗り、車窓より雲がまとわりついてる朝の富士山に挨拶した。携帯でメンバー確認の際に車内で山行準備を連絡したので、富士山駅ホームには山姿のメンバーが降りてきた。

静岡県三島から参加のSさんと山梨県民のAさんの顔もありガイドのIさんも入れて11名と大所帯。ジャンボタクシーとAさんの車に分乗して出発。金曜に降った雨が山では新雪で五合目で30cmほど積もったそうだ。果たして市街から山に向かい始めると路面に雪が残り、中の茶屋では白くなった。ここでは富士吉田警察の出迎えがあり検問を受ける。警察官2名に登山計画書提出を求められ幾つかの尋問と下山後に連絡することになった。三立(みたて)タクシーさんが、雪道を馬返まで上がってくれて大助かり、直前の坂もなんとか登りきり広い駐車場にAさんの車を置いて帰っていった。



馬返より夏道を登って行くのだが、積雪は足首位だが凍結した上に新雪が積もり滑るので三合目でアイゼンを付けた。薄暗い樹林帯を抜けて明るくなり林道に出ると五合目佐藤小屋はまもなくだった。



当夜の佐藤小屋は我々11名と相客2名と小屋番家族3人で冬季は週末のみの予約営業だそうだ。担ぎ上げた缶ビールや飲み物で乾杯し談笑して夕食まで過ごす。

冷え込んだ屋外では山頂方向に雪煙、奥秩父、八ヶ岳と南ア北部が白い、スバルラインの上に日没。足元には北富士演習場が広がり山中湖まで。夜は漆黒に星空と民家の夜景が美しかった。
一泊二食8000円(6月から値上げされるとのこと)、湯茶サービス、夕食は肉野菜鍋、朝食も鍋で吉田うどん卵付きと豪華だった。別棟のバイオトイレは温熱便座で大昔の惨状を知ってる者には信じられない。

翌未明、寒くは無かったが眠れず、3:半頃トイレに行きなお輝きを増した夜景を見た。早朝に暖房が入ったら熟睡して寝過ごしてしまった。慌てて出ていくと7時前で配膳中。トイレに出ると強風。戻ったら皆んなまだ鍋囲んで臨戦態勢だった、吉田うどんは腰が硬いのだ、やれやれ。





晴天、-3℃風やや強い(小屋番氏:穏やか)が全員、小屋前で完全装備。Iさんに見せてチェックしていただく。冬装備初めての者も含めて緊張と高揚の顔々。



佐藤小屋(2320m)8:25出発してスバルライン方向に林道を行き、夏道よりその右手を積雪ヒザ下位のラッセル、トップ体験とラッセル交替。効率よく交替してパーティを進める練習、トップは歩幅、パーティの間が途切れないように、時々後ろ見ながらのスピード調整が大事。そして六合目を目指して練習場所を探しながら進んでいく。山頂付近にはたえず雪煙。空は青く美しい。



地形のせいか風も穏やか。巻積雲が流れてきて午後の曇り空を予想させてくれる。
六合目の2400m付近、凍結した斜面と4,5mの急な斜面でアイゼン装着の歩行訓練では斜め登降、直登下降、
トラバース、方向転換。それから、壁を前に前爪を使っての登降練習。





そして沢状地形に移動してゲレンデ作りして滑落停止訓練。繰り返しやるとIさんの指導で初体験とは思えない動作になっていくのに感心したり。




 
たちまち終了予定時間になってしまった。
再び、隊列を組んで皆さん満面の笑みを浮かべて足取り軽く佐藤小屋に戻っていく。



休憩して、戸締り途中の小屋番さんに見送られて12:55往路を下山する。

途中、樹林帯の吹き溜まりで雪崩ビーコンのデモをやった。Iさん持参のビーコンの一つを発信側、残りを受信側にして探し出
す練習だ。ビーコンとゾンデ棒は冬山携行用品、15分以内の捜索と救助方法。



携帯のアンテナが立つという二合目でタクシー呼びアイゼン外す。雪道をアイゼン無しで歩くのも大事な技術、慣れも大いにあるし。馬返の先でタクシーに合流15:27して富士山駅に戻った。

富士山駅で解散、山梨県民と静岡県民の仲間を見送る。世界遺産というのに3月の駅前は閑散としていて下山祝いするにもお店が見当たらず、飲み物を買い込み、ホームから薄曇りの空の巨大な富士山を眺めながら電車を待った。

予想外に混んだ車内で観光客の顰蹙(ひんしゅく)の視線を感じつつも、ささやかな下山祝のセレモニーを行った、若手は平気でしたが疲れ切ったおじさん達は必死に座席を確保して充実した二日間の酔いの余韻に浸るのでした。
その後、下山連絡を富士吉田警察と会長と家族にしました。

3/4(土) 富士山駅(旧富士吉田)10:30集合 タクシイにて馬返へ。
   馬返(1430m)11:30…三合目13:20,35(アイゼン)…五合目佐藤小屋(2320m)16:00
3/5(日) 佐藤小屋(2320m)8:25出発…六合目建物陰(2400m)9:20,45…4,5m急斜面・歩行訓練9:48,10:30
…沢状斜面のゲレンデ(2420m)滑落停止訓練11:00,11:50…往路戻る…佐藤小屋12:20,
   佐藤小屋12:55下山…樹林帯(2170m)ビーコン・デモ13:05,13:40…二合目14:45,55(TAXI呼ぶ,アイゼン外す)…馬返(1430m)15:18,…タクシー合流15:27,45=富士山駅Pで解散16:20,大月行16:36乗車。
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