山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

牛飼尾根から三頭山

2012-12-27 | 山行

12月27日(木) 晴れ 松浦本の三頭山南面の尾根歩き第三弾に牛飼尾根を選んだ。上野原駅前は年末の平日とあって、さすがにバス停の行列は無かった。飯尾行きバスに乗車、終点までは我々2人だけ。

飯尾BS前で身支度して大羽根峠に向かう、今朝は晴天。昨春、フキノトウを見つけながら歩いた峠道はススキと冬枯れの景色だ。植林の薄暗い峠の幹に小さな山名板が針金に結ばれていた。足元には江戸時代の天保と彫られた石祠がひとつ。



松浦本にはよくバスが飯尾止まりのときは鶴峠方面には県道で行かずに峠越えをしているが、大羽根山西面の大規模な伐採が峠の直下まで広がっていた。県道に降りるとそこは、小菅村の看板があるところで、牛飼尾根が正面に見渡せた。



長作川を渡るとまもなく長作BSで公園(トイレとPあり)があった。前原地区の民家があり神楽入沢を渡ったところで右折する道があり道標「音無しの滝・古観音」がある。

数10m先の橋を左岸に渡るとその先に堰堤があり、右手に踏み跡が高みに向かっていた。ここより枝尾根を植林の中を登っていくと、910m付近で明瞭に左折して牛飼尾根に乗った。



950m付近に上がると踏み跡は無いが冬枯れの雑木の狭い尾根となり見通しが利く。

何度か急登を喘いで石杭のある稜線(鶴峠からの登山道)に辿り着いた。冷たい北西風を避けて日溜まりで昼食にした。

三頭山へはまだ30分ほどアップダウンを繰り返して西峰に到着した。この日初めての数人のハイカーと白い富士山に会う。下山はヌカザス分岐を左折して日陰では先週の残雪を踏んで、奥多摩湖を目指して降りた。

急坂を下り、トラロープのあるオツネの泣き坂を下り1175mのヌカザス山から左にムロクボ尾根を下りた。降り口の急坂はロープの欲しいザレ道で、降りきったところの赤錆の看板からツネナキ坂と読めた、こちらは下山者が少ないのかしら。意外に長い下り道を日没にせかされながら三頭橋に降りた。

相棒にせかされてここで休まず深山橋BSに急いで正解だった。一時間に一本のバスがまもなくやって来るところだった。閑散とした奥多摩駅前から交差点の酒屋まで走り、青梅線のヒーターの効いたシートにやっと腰を下ろしてから下山祝で山行を締めた。

飯尾9:30…大羽根峠9:55…県道・小菅村看板10:15…前原・橋(神楽入沢)右折「音無滝・古観音」道標10:29…堰堤10:34(右手に踏み跡)…枝尾根800m…910m付近11:06左折(牛飼尾根)…(鶴峠~登山道)石杭(1430m)12:56、13:20…三頭山・西峰13:47…三頭橋15:55…深山橋BS16:02,07=バス=奥多摩駅16:40

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紀寿 100才のお祝い会

2012-12-23 | 楽しい時間
年末からお正月にかけて、皆が集まるのを機会に23日(日)父の子供、孫、ひ孫達を集めて2ヶ月半ほど早い、紀寿(百寿)のお祝いの昼食会を開いた。ニューヨークから3年振りのひ孫を連れた三女や、スイス・ローザンヌから友達連れでやってきた長女、今年新たに家族になったひ孫を連れた小田原の次女夫妻。

父のベッドの部屋に総勢13人が3ツのテーブルの仕出しのご馳走を囲み大騒ぎをした。きっと父にもこの雰囲気が伝わるだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷川岳天神尾根

2012-12-15 | 山行
12月15,16日 今年も雪の季節初めに訪れた、久し振りの雪上の歩行とか夏以来鈍った身体を雪と北風に触れさせて一瞬に目覚めさせるのに、こんなに相応しい場所はない。

ロープゥエイが一気に1300mの天神平スキー場に僕たちを連れて行ってくれた。背後に見上げていた松ノ木尾根の白毛門が目の高さになる。荒れ模様を予想していたのに雲足は速いものの青空が広がっている。早朝には低気圧が日本海に抜けたようだ。

スキー場は積雪135cm、身支度をするのに外に出たが春のような気温だ。
スキーゲレンデの端に張られたロープに沿って田尻尾根ノ頭に向かって登り、天神尾根に辿り着く。大勢のグループがそこかしこで雪上訓練をしている。

僕たちはそのまま尾根を歩き、予定の熊穴沢避難小屋の手前、1441mの頭の一角を幕営適地とした。小屋周りは狭いし今日は混雑とみた。







13時過ぎには冬天を張り終わり、ワカン歩行の練習をして今日の行動終了としてしまった。空模様は頭上は雲が切れているものの北側も南側もスッキリしていない。

その夜、○○流星雨との情報に期待してシュラフに入ったが夜半より小雨が降り始めてしまった。風も吹き始め早朝には雪に変わり、風雪の朝となってしまった。

一応、避難小屋まで歩を進めるが、強風で本峰に取り付くしまもなくUターン、他パーティも同様の様子だ。テントにもぐりこんで一息ついてテント撤収して早々に下山した。

寒風を身体に当て、雪上を歩くことが一番の訓練、もちろん神々しい雪山を間近で眺めて精神を一新することが一番の目的。

12/15 天神平11:15…1441m田尻沢ノ頭の手前で幕営12:30
12/16 天場8:00…熊穴沢避難小屋8:30…天場撤収下山10:00…天神平10:44




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いがけない菊の花

2012-12-07 | 楽しい時間
玄関先の空きプランターに、妻が咲き終わった茎を切って8本ばかり挿しておいたら、2本から黄色い花が咲いた。師走の足元に思いがけないプレゼント。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする