在宅訪問看護サービス(4)

明日から２月だ、正月明けからじつに早い新年だった。先週末までほぼ毎日、来ていただいていた訪問看護のスタッフも今週からは、週３回となる。但し、電話による緊急連絡は24時間可との頼もしいサービス。

休日にもクリニックの主治医の先生から電話をいただけるし、看護師さん達からはきめ細かい情報や治療や思いやりをいただけたし、友人、知人、親類の人達とも日常にはなかった絆を頂けた。父の容態をキッカケにいろいろの素敵な人達との出会いや繋がりを感ぜられた一ヶ月だった。これから長期戦となるも頼もしい家族と三者連携して過ごしていきたい。

梅一輪やっと

今月初めに、ふくらみかけていた梅がやっと一輪開花した。昨年は半ばに4,5輪は咲き開いたのに。枝を落としてしまったせいかもしれない。

フェンスの向こうに梅を見てシンビ通りを登ると、お忘れシンビシュウムが。

在宅訪問看護サービス(3)

家族でもできる看護・治療ということで、どこまでできるのか分からないがともかくスタートした。看護師さんに教わりながら、褥そう個所を洗浄してガーゼの取り替え、これは毎朝晩。数時間ごとの体位交換これは、寝返りの代わりに圧迫個所を分散させ(エアマットレスと同じく)に加えて、腸を動かす効果。取水分量と導尿袋で小水量のチェック。検温と薬剤管理。それから毎朝、主治医にそれらの状態の報告。

身体を動かし呼吸が乱れた際に、数日前にクリニックから持ち込まれていた酸素ボンベを使ってみた。5分ほどで呼吸がおだやかになった。

在宅訪問看護サービス(2)

1月15日より訪問看護師さんに毎日、治療に来ていただいている。床ずれによる褥そう個所を切開して膿を掻き出して壊死した組織を除去し、新たに組織を再生させていく処置をしている。

父は過去に大きな病気をしたことがなく、病院とのつきあいも薄く、また、性格温厚・寡黙で入院させても症状を訴えることもしないし、痛みも我慢してしまい入院生活は辛いものとなると思われ、できることなら自宅で家族の許される範囲で面倒がみたい。そのための指導とか支援をしてもらえないかという相談をして、主治医と連携しながら私たちとの治療方針を確認して、強力なサポートをしていただけることになった。

1月20日　発熱後、37度台で続いていた微熱が、36度台の平熱近くに下がった。すでに表情も戻り、ときどきの声掛けには会話もし、緊張時の腕の震えとかもなくなっていた。先日、二週間振りに車椅子に座り足湯をした。これは血液の循環を促進させる。

在宅訪問看護サービス

12月の中旬頃より父の様子に変化が。表情が少なくなり、入れ歯を自分で入れられなくなった。在宅訪問リハビリマッサージでも、足に力が入らず支えても立足が出来ず、ときどき両手に震えが出てきた。車椅子に座っても片側にもたれてしまったり、足がむくんできたり。下旬になり腰に数cmφの赤い変色に気づき、かかりつけのクリニックの往診治療を受けるようになった。

12月22日TELでケアマネさんに「床ずれ含めて、介護・医療面で日常の生活指導が受けられないか」という相談をしたところ、在宅訪問看護サービスを紹介してくれることになった。しかし、相手先の選択とか又しても正月休みに掛かってしまい、その間にも床ずれが進行してしまった。お休み明けからは、ときどきの往診のあいまに、指示に従い家族で処置し状態を報告したりの繰り返しで不安が高まる。

1月8日(金) 市ヶ谷の㈱ケアーズ　白十字看護ステーション　担当の若い訪問看護師さんとケアマネさんがみえて、状態の説明・要望と先方ができることを伺った。その晩、父が発熱した。さっそく緊急時の24時間体制で担当と繋がるシステムを利用させていただいた。そういうとき専門家に話しを聞いていただけるだけで有り難い。深夜なのに担当の看護師から指示をいただけやれやれだった。
その後、週２回訪問していただけることになった。