山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

乗鞍スキー

2008-04-30 | 山行
4/26,27で乗鞍岳スキーに行って来た。前夜18:30に新宿西口に集合して中央道に乗る。今日のパートナーは私と同じ頃にリタイヤしたSさん。山スキーのベテランだ。

松本で降りて上高地方面へ向かい、途中で左折して乗鞍高原にはいった。明日は午前中まで晴れて午後から曇り、翌日は悪化とある。休暇村の広い駐車場に到着。ヒュッテスパイクを居住モードに切り替え、卓上ガスコンロとお酒を取り出す、山行前夜のセレモニーだ。今夜は時間がたっぷりある。なのに翌朝は小雨曇天である。

朝食を済ませ三本滝まで移動する。スキー場は毎年3月末で終了、5/3からの位ヶ原までスキーバス運行まで静かな時間だ。三本滝レストハウス前の駐車場に乗り入れ様子を見る。雨が上がったので、出かけることにする。スキーにシールを貼り付けて出発8:10、標高は1810m、向かいのゲレンデの真ん中を登り車道を横切りリフト沿いに登る。リフト終点は1990m。ここより、上部に向かって切り開きが続いている。

小雨から雪にかわった。森林限界を過ぎた辺りで単独行に会う、地形図の読めるGPSと温度計を身体につけていた。今日は僕達もGPS持参だ。あらかじめ設定したウェイポイントを目標に矢印を参考にしながら登り、位ヶ原の台地に上がり2480m付近を終点とした。

シールを剥がして往路を降りた。軽く新雪が積もった状態で意外に滑り易かった。でもゲレンデと同じに滑るSさんのようにはいかない。最後はゲレンデを滑り、深い溝状の道路を迂回して越えて小雨のなか三本滝BSに15:00に滑り降りた。幸いなことにレストハウスのベランダで着替えていたらまもなく土砂降りになった。

さあ、温泉に行こう。観光センター脇の無料駐車場のヒュッテスパイクにて宿泊。そこからすぐのせせらぎの湯へはスキー終了した後、夕べから3回も入ってしまった。温めだが芯から温まる。

翌4/27朝、雲はまだ多いが晴れ上がりそうな雰囲気、朝風呂にも入ってしまったのだが朝食後、8:50写真撮りに三本滝まで上がることにした。レストハウス前はすでに満車状態9:15。空は晴れ上がり、ゲレンデを数パーティが登って行く。どうする、どうする?濡れたシールは貼り付くかしら、湿った衣裳を引っ張り出して遅めの出発だ10:00。見仰ぐと乗鞍岳剣が峰が白い雲を振り放そうともがいている。



位ケ原の一角より乗鞍、雲が大騒ぎ

リフト上部は切り開きが続く。早くに登りだしたテレマーカーやボーダー達が歓声を上げて滑り降りてくる。森林限界を過ぎて木々がまばらになった2480m。昨日のUターン地点を少し過ぎた辺り、位ヶ原の端からは乗鞍・剣が峰と摩利支天とのコルに肩の小屋が見え、大雪渓を何パーテイかが登っていくのも見える、GPSによると距離は1.6kmとか。振り返れば穂高連峰がうっすらと望める。

シールを畳んで下山は13:45。昨日と同じに往路をあっけなく滑る。三本滝着14:35。駐車場は半分位になっており、振り返れば乗鞍にも雲が掛かり始めてきた。休暇村に降りてせせらぎ湯に4回目の入浴。

16時近くになり帰京することに、松本から高速に乗った後も、連休前なのに渋滞もあったりして新宿大ガード下でSさんを降ろして自宅に着いたのは21時になってしまった。

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姪が来た

2008-04-22 | 楽しい時間
 日曜日に姪が来た。お祖父ちゃんお祖母ちゃんへの陣中見舞いも兼ねて、旅行の相談。GWにネパールに行くとのこと。今年初めに叔父さんに先に行かれて羨ましがられていた。

 ホテルやタクシーの価格のこと、隣国チベットの北京オリンピックへの騒動でネパールに不穏な動きはないかどうかとか、前日にネパール通のSさんの最新情報で表面上は大丈夫そうであることを伝える。帰国子女で海外渡航経験多く、気楽な個人観光旅行と見えるが叔父さんとしては心配で、翌日、世話になったカトマンズのRさんにTELした。

 懐かしい声が電話越しに聞こえる、異国の地でトラブルに会い不安ななかで母国の言葉と心で一緒に怒ってくれたRさんだった。
 姪には向こうで撮ったデジカメ写真(CD)を届けてもらうことにした。
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GPS その2

2008-04-20 | 山道具
4月15日、山仲間のS氏が田無からマウンテンバイクに乗ってやってきた。GPSの出張サービスをしていただく。彼は、すでに数年前からGPSをお持ちで、実際に使っている。しかも、英語版だ。英語堪能な方なので訳はないのだろう。しかし、このマニュアルは分かりにくい、S氏も相当苦労したとのこと。で、彼が修得した技の一部を分かりやすく教えていただくことになった。

カシミールという地図ソフトと使用するテキストがある。これは、購入したガーミン社製GPSメーカー発売の使用ソフトとは別もの。4冊あって各種の使用法と各々に1/2.5万,1/5万,1/20万,の地図の各地方版がCDで付いている。全部揃うと全国網羅する。

簡単な使い方
1,カシミール上にキーになるポイント(位置)を入力する。これをWaypointsという。
2,カシミール上に移動するルートを作りファイルを作る。
3,GPSにルートデータを転送する。アップロードという。
4.GPSをONにし、外に出て衛星電波の受信を確認した上、歩いてみる。
5,GPSのTracksにはこの歩いたルートが記憶されており、これをSaveすると、本日の日付でルートの詳細が入る。
6,PCにルートデータをすべて転送する(ダウンロードという)と地図上に歩いたルートが線で記される。
7,詳細を見ると標高、時間、距離が表示される。
8,これに名前をつけて保存する。

屋外での練習を繰り返してみる。

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三岩岳スキー

2008-04-17 | 山行
計画では、三岩岳から大戸沢岳にテント泊で縦走し、大戸沢岳の北東尾根を降りてこようという、雪山山行だった。参加者は6名。現地で2名合流。

4/12 前夜発で適地仮眠し三岩温泉の手前のスノーシェッド入り口に9:25着。すでに5~6台の車が駐車している。スキーを履いて10:00出発。泊まり道具を担ぐとスキーは大変。冬尾根の右手の沢沿いに入り、まもなく左手にルンゼを階段で登り狭い尾根に立つ。さらに急登を100m強登るとブナの台地(1250m付近)に出た。

晴れてきたが稜線の雲は取れない。1350m付近の登りに掛かる頃、先行パーティが三々五々降りてくる、軽快なテレマーカーが多い。やはり、1800mから上部は風強く視界も悪く雪面もガリガリで、引き返して来た人達が多かった。我々も森林限界での幕営を考え始め、1430m地点13:30で行動中止とした。整地しテント2張り設営した。時間もお酒も仲間もたっぷり。その夜はあまり冷え込まず、風も止んでしまった。

4/13 南西方向の北関東に雲海、上空は高曇り。予報通り午後は崩れそう。雪面がゆるむのを待って8:00空身で出発。標高1710m窓明山を見渡せる台地を最高到達点8:45とした。シールを剥がして400mのダウンヒル、雪面も適度に冷えてよいコンディションだ。思い思いにシュプールを刻みテント場に到着9:頃。

テント撤収して下山9:30、ザックを背負うと勝手が違う、日差しに雪面も融けてグズグズだし、荷物に振り回され雪面に投げ出される。私以外は、見た目さほど苦労せずに、ゲレンデ同様に滑ってる?私は、どこでもボーゲン、降りるに従って木立も密になり横滑りとキックターンを多用、それとシリセード、一度こけると立ち直りが大変。ともかく、無事?に往路を滑り落ち道路まで尻湿らせて降りてきた、10:30~50スキーの下りは早い。

あとは汚れ物を車に放り込んで温泉に直行だ。春スキーは楽しい。
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岩殿山にお花見

2008-04-09 | 山行
4月6日 JR猿橋駅に降り立つ、駅前は相模湖からこっち、どの駅でも満開の桜だ。今日は私の仲間達との集中登山。岩殿山の桜祭りに集合するついでに幾つかの山登りを割り当てられた。私は百蔵山(ももくらやま)で、5人の顔ぶれ。

 駅前から北に国道を渡って中央高速道の巨大な高架と桂川も越え住宅街を抜けていく。大月付近まで巨大都市東京の通勤圏なのだそうだ。真新しい一戸建て住宅が並んでいる。道が山麓を登り始めると大月市の広大なグランドがあった。ここも、満開の桜並木だ。分岐を右に行くと今度は又しても巨大な浄水場だ。

まもなく杉林の道に入り登山道となった。今日は、4月末の陽気、缶ビール半ダースと水2Lを余分に担いでトレーニングの積もりなので、とうに汗だく。南面の急登だが杉林の日陰の風が心地よい。駅を9時に出て山頂(1003m)には11時20分についた。頂上は広くて大勢でひっくり返るには充分だ。扇山と繋げるプランも良さそうだ。時間調整含めて1時間ほど休憩タイム。もちろん担いできた缶ビールの一部に手を伸ばしたさ。12時40分に腰を上げて葛野に下山、1時間で福泉寺前BS着。葛野川を渡り、14時10分に岩殿上BSに着いた。

あとは階段の登りが待っている。一山目で一杯やってしまい、大汗の下山をして、もう一山目指すというのは、どうもエンジンが掛からない。試しに本隊にケイタイを入れたところ、すでに宴たけなわ?とのこと、早いな。

バテた身体に鞭打って急な階段へ。案内板の40分を30分弱で頂上(634m)直下の宴会場にたどり着く。標高の低い桜祭り会場の丸山公園は満開だがこちらは、まだ4分の咲きか。でも、山やのお花見会場らしい良い場所だった。全パーティが揃い賑やかな宴がはじまった。

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