山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

唐沢鉱泉から西天狗岳

2015-12-23 | 山行
2015年12月23日 北八ヶ岳西麓の唐沢鉱泉より天狗岳の西尾根を登り、主脈の東天狗より中山峠から黒百合平に寄り、さらに渋の湯への下り道から唐沢鉱泉に戻った。

前夜発、中央道にて甲斐小泉のSeさんの山荘に仮泊させていただき翌朝、唐沢鉱泉に移動。鉱泉(1870m)手前Pより曇天の出発、1hで西尾根に乗り樹林の尾根を辿る。



第二展望台(2500)より西天狗を見上げるが、山は積雪少なくモノクロ斑らの装いだ。右手に硫黄の爆裂火口壁に赤、阿弥陀と八ヶ岳連峰が薄暗く陰険な顔つきで並んでいる。





鞍部手前の木陰でアイゼンを履きストックを畳みピッケルに持ち代える。曇り空だが雲底は高い。Saさんトップで露出したビニル紐と岩マークを拾いながら露岩を登っていく。振り返れば辿ってきた西尾根が眼下に見下ろせる。



Saさんの後から小広い西天狗山頂に到着、道標の脇で登ってきたOhさんにもカメラを向けて声かけると二人で万歳ポーズをしてくれた。11年前の前月中旬にSaさん等と来たときの横書きの看板は見当たらなかった。

全員が揃ってから記念撮影とかしてるうちに北西から雲が向かってくるので東天狗に出発。いつものきれいなカールでなくて斑斜面の直下で雲に追いつかれて、強風を何度かやり過ごす。



東天狗の道標を撮影して早々に下山する。雪が少ないので黒百合平に直接降りる、天狗の奥庭は止めて中山峠から黒百合平に着いたが人影はなし。渋の湯への下りの滑りやすい木道が網鉄板に変わっていた。

ほぼ夏時間で唐沢鉱泉まで降りてきたのに、緊張して歩いてきたせいか、ずいぶんと疲れた。
鉱泉(\700)の沸かし湯で温まって筋肉をほぐして車へ。諏訪南ICの手前で予報通り雨が降り始めた。

唐沢鉱泉7:50…西尾根9:00…第二展望台10:52…西天狗岳12:15,:25…東天狗12:44
…中山峠13:51…黒百合平13:58…唐沢鉱泉15:39  約8h
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吾野から物見山

2015-12-13 | 山行
2015年12月13日 山の会の恒例行事の忘年集中山行は、奥武蔵・物見山でおでん鍋 に参加。西武池袋線の吾野に12人が集合した。

曇り空のなか出発、階段を下りて国道R299、ここは旧秩父街道の吾野宿とのこと。古いが立派な家並みだ。
長沢から右に入り顔振峠に向かう、集落と耕地が山腹に迫っていて林道が尾根近くをうねっている。そこに並行してハイキング道が走っている。





植林が深くて曇り空なので余計に薄暗くて肌寒いくらいだ。スカリ山へ尾根伝いに登り、北向地蔵から物見山に向かう、意外に歩き出があって集中時刻が迫ってきたのでリーダーは休まない。13時集合の15分前にようやく到着、本隊のタープを見つけてやれやれだ。



高麗から登った本隊5人が1時間ほどかけてこしらえた一番鍋が煮えている。冷えた空の胃袋に熱いおでんと飲み物を流し込んで一息つく。それから各自持ち寄った大量のおでん種で二番、三番鍋を作る。小雨が降り出したがタープのおかげでとくに支障なし。

一時間少々、歓談して下山、最短コースの武蔵横手へ向かう。千鳥足のおじさんもダブルストックの四本足で転ろがらずに林道まで降りてきた。

皆さん今年も元気で無事に締めくくれそうなのを確認して武蔵横手駅前で解散した。

吾野駅9:00~顔振峠10:05,15~スカリ山11:55,12:05~北向地蔵12:17~物見山12:45,14:00~武蔵横手駅15:10
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山時計のピン交換

2015-12-08 | 楽しい時間
奥日光で下山して車に乗り込んだとき何気なく腕時計を見るとバンドの止めピンが抜け落ちたところだった。もちろん抜けたピンの頭は見当たらなかった。

このカシオのプロトレック 2272 PRG-40 とは、長い付き合いで神田三崎町のさかいやスポーツで定価32000のを何故か15800で購入して10数年経つ。よく使うのは高度計とコンパスのデジタル時計で表示が大きくて見易いのが気に入っている。電池交換がスントと違って自分ではできないのでヨドバシ秋葉原に出すのだが、いつからか直接近くのカシオのサービスに持ち込んでいた。受付で申し込むと20分ほどで交換完了、しかも無料。だから往復の電車賃260円なのだが、街に出るとつい買い物をしてしまうので、やや高くなってしまう。

カシオテクノ㈱秋葉原サービスステーション  TEL 03-5820-9871
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中曽根より日光白根山へ

2015-12-06 | 山行
5日の土曜の午後発で奥日光湯元に向かった、清滝ICを出てすぐのコンビニで買い物をして持参のパックライスも温めてもらった。いろは坂を上り始めても雪がない。この冬は暖冬らしく中禅寺湖畔でやっと林のなかに雪が見えた。17時少し前に湯元の駐車場に到着、数cmの雪上に車を止め車泊の準備をした。セレモニーをして食事をして就寝、夜半降雪があり冷えた。

翌朝、ピーカンの青空に白い山、キーンとした空気、今シーズン初の雪山歩きはSさんと2人。
湯元の街の北側の林道を西へ、湯元スキー場の右手の尾根が中曽根で国境平から五色山に達している。正面に金精山を見てまもなく白根山登山口(中曽根)の大きな道標と登山届箱があった。



ここから左手に樹林のなかを進み金精沢を横切り中曽根の末端を右側山腹に取りつく。赤布とおなじみの黄と赤のブリキプレートと先行者一名の踏み跡が付いている。夏道通りなのだがちっともペースの落ちない(歩幅が大股で一定)健脚者が先行しており積雪は膝あたりか。こちらは息が切れて樹林の山腹標高差300mのジグザグの急登に2hもかかってしまった。

どうにも調子が出ない、1850mで頭上明るくなり尾根の頭に出た。古い道標には五色山・湯元とあり、あとはゆるゆる中曽根を辿ればよいのだが。ピーカンだった青空がいつのまにか、高積雲のうろこ雲が波立ってきた。



風を避けて1880mの丘状の日当たりに座り込んでしまった。今日はこれで終いと二人とも納得する。
男体山と太郎のあいだに大真名子、小真名子が見えて女峰も覗いている。金精道路をトロトロ走る車が見える。
まだ、閉鎖されてないのだ。

帰りは早い、雪が解けた林道を足早に下り湯元の駐車場に向かった。あとは、お風呂とお土産に頼まれた「塩ようかん」を買いに立ち寄る。

湯元8:00…中曽根登山口(1550m)8:30…中曽根上の道標(1850m)10:37…終了点(1880m)10:55,11:20…
登山口12:34…買物して湯元P 13:10
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靴底の張替

2015-12-04 | 楽しい時間
巣鴨のゴローに夏靴を引き取りに行ってきた。

夏靴として使ってきた二足目のブーティエルで靴底の張替は2回目だ。2009.5月に購入して初春から初冬まで、積雪期の山域以外の山歩きにはほとんど使っている。少しの積雪期でもスパッツと軽アイゼンが使えるし、それほど浸みてこないし近郊の山歩きなら十分だ。

今回は11月30日午後に持ち込んで12月4日夕方に引き取り、「今だと一ヶ月は掛かるかと思ってましたよ」と言ったら、「毎週行ってる人に怒られますよ」と、ご主人。現在の定価が\31,600、底張替が\8,000とある。一足目は、何回張り替えたのか定かでないが左右とも両側面が破れるまで17年、「そんなに使われちゃ」とご主人に言われた記憶。
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