夕方、送迎車から先に降り立ったスタッフさんが、挨拶をされ両手を握って顔に当てVサインをして笑った。どうやら母のハモニカ・デビューがうまくいったらしい。
今朝早く、母の寝室の辺りからハモニカの音色が聞こえていた、と妻に言われた。
連絡帳には「…演奏に、皆、びっくりしてます。何十年振りに吹いたと言われ、スムーズに又、楽しそうに吹かれていました…」「このように楽しみを一つ一つ捜していきたいです」と、書かれていた。
デイサービスから戻って来ると、疲れたようで寝てしまった。きっと快い緊張と気疲れではなかろうか。
今朝早く、母の寝室の辺りからハモニカの音色が聞こえていた、と妻に言われた。
連絡帳には「…演奏に、皆、びっくりしてます。何十年振りに吹いたと言われ、スムーズに又、楽しそうに吹かれていました…」「このように楽しみを一つ一つ捜していきたいです」と、書かれていた。
デイサービスから戻って来ると、疲れたようで寝てしまった。きっと快い緊張と気疲れではなかろうか。
6月6 日(日)ホリデー快速にて奥多摩9:15 に到着した。鴨沢行き9:35、臨時バス2台がすし詰めで出発した。三分の二位が奥多摩湖BSで下車して残りは終点か、峰谷橋BSで下車したのは私だけ。トイレの用事を済ませて炎天下の舗装道路を峰谷方面へ一人旅(10:10)。
峰谷行きのバスの本数は数えるほど、今日の山行も松浦本(バリエーションルートを楽しむ)が出処。雨降りBSより数10m先の右手カーブの新しいコンクリート側壁に階段が切ってあった。上の畑に行くだけでは立派過ぎ、ここがノボリ尾根末端だ、今日はGPS持参なので位置確定(550m)(10:40)も安心だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/4e/bc3a3556afb110e5a265b26b480f0f27.jpg)
黒木の急峻な梢が連なっている。雑草と蜘蛛の巣を払いながら出発(10:50)、踏み跡は薄いが明瞭な尾根すじをグイグイ登って行く。猟師道だとかで地形図の巻き道らしきが右の草むらに一瞬みえたが、狭い尾根伝いに辿る。右手に黒木の杉植林と栂、アカマツ等が尾根上に残り左手は新緑の広葉樹林。830m付近で右側杉林からの道形が合わさった。目印は石標の頭(都水道局)と時折の青ビニルテープだけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ba/b87e0655fee03b6227789b2116401596.jpg)
1000m近くなり尾根が広くなってきて栂ノ山分岐(1190m)12:40,45。松浦本では南西に200m下がり栂ノ山(1013m)を往復している。ここからは別天地のように広い尾根すじで落ち葉色の緩斜面にブナの巨木が黄緑色の天蓋を掲げて林立している。1200~1400m付近までは、人の踏み跡の代わりに鹿や小動物の気配と新緑に染まった視界が続いている。遅い昼食場所にはもってこいの雰囲気に30分ほど休憩タイム(13:30,14:00)をとる。
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狭くなった露岩混じりの尾根すじを5分ほど登ると榧ノ木尾根コースに突き当たった(14:05)道標(右・倉戸山、熱海、左・鷹巣山、六石山)。さらに左手に数分の高みの榧ノ木山(1485m)には14:10着。但し、山名板無し。
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榧ノ木尾根を下山し倉戸山(14:54,15:00)で今日、初めての夫婦連れに出会う。ここも四季各々に好きな尾根だが訪問者は少なく、熊注意の看板が真新しい。熱海方面に下山し途中、二重山稜の950m地点の左手に共同TVアンテナがある(15:15)。今日のおまけは、この東尾根を下ることだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/38/b15d30b61b28a0e5d234179238f0cdae.jpg)
落ち葉のたっぷり詰まった薄暗い緩斜面を下り始めるが、思っていたとおり地図の破線は見あたらなかった。行き過ぎると大麦代トンネルを過ぎてしまうので、注意深く降りていたら古い「水根」の道標があった。やや南側に周り込みR411の騒音の方に降りて行くと鹿除けフェンスに阻まれた15:45(700m)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/39/66f207dc3cf58a587c560e7c098e7696.jpg)
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扉を開けて入ると遊歩道とベンチがあり「みはらしの丘」公園の一角だった。春にはお花見で賑やかになるとか、奥多摩湖が見渡せ眼下にはダムサイトの駐車場が見えた。R411に降りると奥多摩湖BSには5分ほどだった。BS前の休憩所で缶ビールを買い込む暇もなく16:20の奥多摩行きバスがやってきてしまった。結局下山祝はいつものパターンになった。
峰谷行きのバスの本数は数えるほど、今日の山行も松浦本(バリエーションルートを楽しむ)が出処。雨降りBSより数10m先の右手カーブの新しいコンクリート側壁に階段が切ってあった。上の畑に行くだけでは立派過ぎ、ここがノボリ尾根末端だ、今日はGPS持参なので位置確定(550m)(10:40)も安心だ。
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黒木の急峻な梢が連なっている。雑草と蜘蛛の巣を払いながら出発(10:50)、踏み跡は薄いが明瞭な尾根すじをグイグイ登って行く。猟師道だとかで地形図の巻き道らしきが右の草むらに一瞬みえたが、狭い尾根伝いに辿る。右手に黒木の杉植林と栂、アカマツ等が尾根上に残り左手は新緑の広葉樹林。830m付近で右側杉林からの道形が合わさった。目印は石標の頭(都水道局)と時折の青ビニルテープだけ。
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1000m近くなり尾根が広くなってきて栂ノ山分岐(1190m)12:40,45。松浦本では南西に200m下がり栂ノ山(1013m)を往復している。ここからは別天地のように広い尾根すじで落ち葉色の緩斜面にブナの巨木が黄緑色の天蓋を掲げて林立している。1200~1400m付近までは、人の踏み跡の代わりに鹿や小動物の気配と新緑に染まった視界が続いている。遅い昼食場所にはもってこいの雰囲気に30分ほど休憩タイム(13:30,14:00)をとる。
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狭くなった露岩混じりの尾根すじを5分ほど登ると榧ノ木尾根コースに突き当たった(14:05)道標(右・倉戸山、熱海、左・鷹巣山、六石山)。さらに左手に数分の高みの榧ノ木山(1485m)には14:10着。但し、山名板無し。
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榧ノ木尾根を下山し倉戸山(14:54,15:00)で今日、初めての夫婦連れに出会う。ここも四季各々に好きな尾根だが訪問者は少なく、熊注意の看板が真新しい。熱海方面に下山し途中、二重山稜の950m地点の左手に共同TVアンテナがある(15:15)。今日のおまけは、この東尾根を下ることだった。
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落ち葉のたっぷり詰まった薄暗い緩斜面を下り始めるが、思っていたとおり地図の破線は見あたらなかった。行き過ぎると大麦代トンネルを過ぎてしまうので、注意深く降りていたら古い「水根」の道標があった。やや南側に周り込みR411の騒音の方に降りて行くと鹿除けフェンスに阻まれた15:45(700m)。
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扉を開けて入ると遊歩道とベンチがあり「みはらしの丘」公園の一角だった。春にはお花見で賑やかになるとか、奥多摩湖が見渡せ眼下にはダムサイトの駐車場が見えた。R411に降りると奥多摩湖BSには5分ほどだった。BS前の休憩所で缶ビールを買い込む暇もなく16:20の奥多摩行きバスがやってきてしまった。結局下山祝はいつものパターンになった。
母の通い出したデイサービスでは、ハーモニカの合奏をやる時間があるらしい。その日は、楽しそうに合奏しているのを新入りの母は隅で聞いていたようだ。
帰って来てから、「私が子供の頃、近所の大学生さんが持っていたのを取り上げて、練習していたの」「あの私の大きなハーモニカは、何処にいったのかしら。孫達が持っていったまま返してくれないの…?」
そこで今日、お試しに、池袋のデパートにハーモニカを買いにいった。
私も何十年か振りに吹いてみた。ブパ、ブパ、ブー 小学生以来だものなあ。
妻が吹く、商売柄上、一応メロディーになっている。(元保母)
母、………。妻と拍手。
小学唱歌とか、いろいろ 出てくる。
空白期間は半世紀以上の筈なのに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ab/c9db29506e71b248d86f60f9f3ab0740.jpg)
真剣な表情で吹いている。
ひそかに練習して 合奏デビューする魂胆かな。
帰って来てから、「私が子供の頃、近所の大学生さんが持っていたのを取り上げて、練習していたの」「あの私の大きなハーモニカは、何処にいったのかしら。孫達が持っていったまま返してくれないの…?」
そこで今日、お試しに、池袋のデパートにハーモニカを買いにいった。
私も何十年か振りに吹いてみた。ブパ、ブパ、ブー 小学生以来だものなあ。
妻が吹く、商売柄上、一応メロディーになっている。(元保母)
母、………。妻と拍手。
小学唱歌とか、いろいろ 出てくる。
空白期間は半世紀以上の筈なのに
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真剣な表情で吹いている。
ひそかに練習して 合奏デビューする魂胆かな。