山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

クリスマスプレゼント

2016-12-24 | 楽しい時間
姪の4才4ヶ月の息子へのクリスマスプレゼント。何でも持ってるらしい彼への毎年の嬉しい悩みごと。落合恵子さんの渋谷のクレヨンハウスに行き夫婦で選んできた。大人でも4,5人でも楽しめるバランスゲーム。木の輪っかに色つきで太さの違う木の細い棒の束を刺しておき、それを順に抜いていく。倒せは負けというものだがこれが結構難しい。サイコロを振って目の色の棒を抜いていくのだが、どの位置のどの棒をそっと抜き出すか。相手の大人が真剣に集中して倒してしまうと大人達は歓声を上げる、そこが子供にとって対等なところが嬉しいらしい。

抜き取った棒の色で数値が異なり持ち点が出る。数の大小、ナゼ倒れ易いか、抜き出すコツ、ゲームというルールがあること、勝ち負けの嬉しさと悔しさ、彼にとっての大人への道。
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たんばらスキーパークと鹿俣(かのまた)山

2016-12-17 | 山行
2016年12月17,18日 山友Sさんよりお誘い、軽い雪山行きませんか。週初めまで上越平標山を予定していた。Lが通過してHが張り出してきてるのに雲堤が残ってる。土曜日中はGPVでも「てんくら」でも荒天、翌日は快晴。となると国境稜線の南東側の山でお勧めは玉原高原ということになった。隣のスキー場には目をつぶって新雪のブナ林を巡ろう。

土曜日のAM11:に池袋東口にS,O,Kの3人が集まった。Sはワカン携行で歩くスキーにシール、Oはワカン、Kはスノーューと各々の雪遊び道具を持参した。関越道の先の目指す国境稜線の上には分厚い雲堤が押し寄せたままになっている。

沼田ICで降りて、玉原方面に右折した。山間に近づくと雲が低く下山の車が多い。日帰り向けのスキー場だから、荒天では長居する客は少ないにちがいない。たんばらスキーパークのPに14:30着。

小雪のなか山支度して出発した。少し先で道路の除雪も終了しキャンプ場方面はノートレースだ。30分ほどツボ足で歩いてキャンプ場の奥にザックを降ろす。Sさんが先頭で手早くテント設営、キジ場建設してテントに潜り込む。今日は料理上手のSさんがいるのでもう一つのお楽しみ。背負いあげた2Lペットボトル3本の水があるので(水作りしないでよいので)、早速乾杯して鶏野菜鍋の準備だ。

18日は未明まで降雪、明るくなるまで寝てることになり、ゆっくり7:起床し朝食は鴨南蛮そば。  



快晴の出発8:50、キャンプ場分岐道標で左折して夏道沿いに交代しながらラッセルだ。積雪はシューでも膝下、ブナ林越の朝日のなか快適。枝越に上州武尊山が白い怪物のようだ。





急斜面の藪ではスキー板が邪魔でワカンに履き替える者。シューは小回りきき潜らず意外に楽勝。ワカンは、日本古来の雪山道具だ。





尾根が狭くなりシャクナゲ群生地では標柱あり。スキー場の騒音近くなり左から露岩下に回り込んで鞍部に降りる。

あとは正面の壁を突破するか、左手リフト降場の上部を辿るか、鹿俣山頂へはまだ1hは掛かりそうだった。下山予定時刻12時としていたので、ここの1550m地点でUターン決定。記念撮影後にSさんはスキーでゲレンデを下り、残りは往路を戻ることになった。





帰りは早い、とくに踏まれたトレース跡にはワカンは軽い(1kg弱)ので早い、シューは長い分だけ重い(2kg)ので追いつかない。

キャンプ場分岐道標の付近で急にワカン跡が増えた。大勢で踏みつけたスペースもあった。ここでルートミス、あまり考えぬまま下ってしまい、変と気づき戻り30分のロス。テント場に戻ると丁度Sさんも上がってきたところで全員集合。



軽く昼食してテント撤収し駐車場に戻った。沼田に降りて尾瀬へ方面に少し行った「道の駅白沢」で入浴して温まり、早めの夕食を取り帰京した。

18日BC(1310m付近) 8:50……(夏道沿いに交代ラッセル)…急斜面10:20…梢越に武尊山10:50…シャクナゲ群生地11:47…1550m鞍部(リフト降場目前)で下山11:55,12:05…帰りは早い…キャンプ場分岐13:00(ルートミス)戻る13:28…BC着13:35。全員で軽く昼食してテント撤収。下山14:15……P 14:30着


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天女山、御題目尾根から前三ッ頭

2016-12-11 | 山行
12月定例の谷川雪上が前日の低気圧通過で中止になった。それで晴れの山への日帰りハイクに変更した。Sさんの別荘のある南八ヶ岳に行くことになったのだが、何故かメンバーは2人になってしまった。前日午後にSさんを拾い中央道を走り長坂ICで降りて、食材を買い込み山荘に向かう。

11日早朝、オレンジ色に染まったカラマツの八ヶ岳高原を走り天女山入口交差点(1375m)に着いた。天女山Pまでの林道は冬季閉鎖でゲート前はすでに満車(7,8台)だった。ゲートをくぐり左手の階段を上がり尾根道に入る、枯木立の厚い落ち葉を踏みながら朝の美しい光が嬉しい。天女山には大町桂月の歌碑があって八ヶ岳横断歩道が美しの森からスタートして、天女山を通り延々と観音平まで約16kmの1500m~1700mのコンターを辿る。今日は歩道最高点の1790m付近から御題目尾根に入り三ッ頭を目指す予定。


天女山の駐車場から尾根道を登り天の河原で歩道は尾根から離れ観音平へと向かう。要所に道標があって番号が記されている。天の河原が21番で展望台と記された道標が20番だ。天の河原では富士山から南アルプス、奥秩父の金峰山やらのパノラマで知った山々を指差すのとカメラに忙しい、一旦、谷底に降りて標高差約200mを登ると道標19番分岐が御題目尾根になる。





一応バリエーションなので道はないが、枯れ藪が踏まれて薄い踏み跡と赤布があった。松浦本によると「この登山道は小海線開通以前に使用されたものであり、その昔八ヶ岳行者がこれを登った。御題目尾根の名も途中にある行者水の名も、あるいは尾根上に残る観音像なども行者の足跡を記したものに他ならない」前三ッを見上げながら砂礫の急な斜面を登る。





お地蔵さんとか祠とか、2100m辺りでは大岩上にある筈の錆びついた剣が下に落ちていたので岩の上に載せておいた。吹き降ろす北風は冷たく-9℃ほどで上昇気流に大型の鳥が何羽も舞っていた。






ざらざらの滑り易い斜面を上がり突き当りの岩壁を登ると天女山からの尾根道に出た。手書きの「ガンバレ」看板があって、ここはよく踏まれた雪道で数cmほど積もっていた。見上げた黒木の山の上が山頂でもう一頑張りだ。樹林のなかはたっぷりの雪で、寒気に吹かれたハイカー達が大勢降りてくる。重装備の人達は権現山に行けた人達で顔つきが違う。



樹林が切れて前三ッ頭(2364m)に到着。向かいに三ッ頭(2580m)がデンと構えている。空腹と寒さで写真を撮ってすぐ下山した。



直下の陽だまりでしばらく休憩してから天女山尾根を降りた。2000m付近までは急坂で雪も残っており笹に摑まりながら降りてきたが、お手付きは数回ほど。



尾根道が緩くなると古い「大泉駅マデ1h40」の看板、そうだな昔はいつも八ヶ岳山麓の裾野を歩いたっけ。後ろを振り返ると前三ッ、三ッ頭に権現が雲間に見えた。今朝の天女山からゲート前の車に戻った。





帰りは最近できたらしい「ハノラマの湯」に立ち寄り帰京した。露天風呂から遮るもののない夕焼け富士山が美しく望まれたが、840円は高すぎでしょう。


天女山入口ゲート7:20,天女山7:50,天の河原8:13,分岐NO.19(1750m付近)御題目尾根9:30,大岩の剣(2100m付近)11:15,天女山尾根道11:35,前三ッ頭(2364m)12:15,休憩12:20,:50,天女山P14:35,ゲート15:00

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