山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

異常気象

2008-08-31 | 楽しい時間
昨日も大雨、今日(8/31)も同じ都内で世田谷、杉並は大雨なのに山の手線の内側は、パラパラ。ここ連日、東北から東海側に南北に前線が停滞(移動)している。
やっと、明日からやっと9月なのに。

カリブ海では、3年前のような大型ハリケーンが進んできており、アメリカ南部の都市では100万人規模の避難命令が出た。

あちこちで、地球の異変が報じられている。地球温暖化の影響と考えられている。

山歩きの関係で気象については、昔から興味を持っていたが、こんな話しは楽しい時間とはいえない。
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姪が来た

2008-08-30 | 楽しい時間
今まで住んでいた両国のアパートを引き払って、我が家の一室に仮住まい。一ヶ月ほどのようだが、若い(?)娘が近くに居るだけで賑やかになり、元気をもらえる。
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ネパールの友人

2008-08-29 | 楽しい時間
2月にお世話になったカトマンズの知り合いの息子さんが、日本に来ているとのこと。大学生で長野県の山の温泉旅館にアルバイトに来ていた。夏は雨期なので向こうには仕事がないのだそうで、電話口に出てきた彼と初め大声でそのうち、一言二言ボソボソとお互いの意志を伝え合う。向こうは英語とカタコト日本語で。こちらは日本語オンリー。
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「山で…」その4より  西上州・天丸山

2008-08-28 | 山想
神和川も大分奥まった八幡から左に入っていく。奥名郷沢を見下ろす山肌にへばりつくように、独特の軒を並べたような奥名郷の集落がある。ここから、さらに奥に延びる奥名郷林道。もう数えるほどになってしまった西上州らしさを残した原生林を持つこの付近にも、とうとう伐採を目的とした林道工事が中津川まで貫かんとしていた。

天丸沢出合、コンクリート製の真新しい「天丸橋」で僕のスバルは、もう前進?出来なくなってしまった。(その年の夏に中古のスバル360を大枚5万円で購入。前進3速後進1速、非力な愛車は2人乗車で先ほどから、後進を交えてやっと林道を橋まで辿り着いた)大量のワイヤケーブル、丸太の山に大型トラックと飯場小屋がある。橋から覗き込むと、無惨な材木やらが累々と。

翌朝、天丸橋を降りて沢筋に入る。向かって右手の沢に沿って、適当に伐採跡を越えていくと、左岸に踏み跡が見つかる。何度か渡り返して薄暗い沢床を踏みつけて行く。青苔がビッショリ着いた沢床、西上州独特の奇岩奇峰が紅葉の広葉樹林の錦のドームの隙間から見える。青空から狭く暗い谷間に注がれる光線。小さな滝を掛ける左股を見送り、右の涸れ沢に入る。この辺りからは適当に急斜面を登り、頭上の奇岩の隙間を探りながら直登していく。

露岩の肩のところから一頑張りで一枚岩の左手に出ると左右に立派?な道(踏み跡)が付いていた。所々赤布もあった。初めてっきり右手の高みが「それだろう」と岩峰に苦労して登ったら、どうも違う。また戻り、樹林の根元に捕まりながら急登の末、原生林の暗闇からポッと天丸山頂に飛び出した。秩父側の見通しは良くないが、眼前の上信国境の十石峠、栂峠あたりの山並み、懐かしい山々が並んでいた。頂上より南側にも道が続いていた。                    (1972.12.26記)    

1972.11.4,5 会社の後輩のU君と所沢を朝、車で出発して正丸峠、志賀坂峠を越えて万場にでた。天丸橋のたもとには14:30とある。翌日、橋から天丸山まで上り3h30,下り1h30の山行だった。初めてのマイカーで山に行った山行。椅子を倒すと2人には充分、スバルの三角窓から星空が美しかったとある。コーラ90円,ビール150円の大昔のこと。
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「山で…」その4より  1冊の本より、山旅

2008-08-27 | 山想
…私達がこれら中級山岳を目的として出掛ける場合には、登山というよりも、むしろ山旅という方が、はるかに相応しい…。

山の頂きに私達を導く小径も、交通上の必要によって踏み残されたものでないというだけで、多くは峠道と大した変わりはないし、山頂に立った時の印象も絶巓を戦い取ったというような緊張したものでなく、山頂よりそこから遠く近く眺めやられる山波の展望を楽しむというような、極めて平和なものである場合が多い峠越えも、山登りも、まあ同じようなものだ。

日本の中級山岳へ出掛けていくのは「旅(たび)」の気分が多分に含まれているのだ。…「たび」のいいのはのんきなことにある。ゆったりとした山旅をしてこそ、低い山の持ち味も分かってこよう。それには、せめて三日二晩位の暇をもつて出掛けたい。

…旅に起きて、旅に寝る日が一日欲しいのだ。…
「山岳」第27年2号 昭和7年刊 藤島敏雄「山に忘れたパイプ」より

…そして僕流。山に起きて、山に寝る日を持った山行を (1972.10.15記) 
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