2月9日(土) 集合予定の奥多摩駅に遅刻者が出たので久し振りに一台きりの駅前タクシーで9:10に出発した。大沢の橋左手の広場で下車、集落への道路を辿ると二個目のヘアピンカーブのミラー(450m)が松浦本にある尾根の取り付きだ。
数日前に東京でもミゾレっぽい降雪、先月14日の大雪までとはいかないまでも岩尾根と聞いて積雪を心配していた。杉の植林の作業道を辿り急登の歩き出しだ。左の狩倉沢を見下ろすように登り800m付近から雪を踏み始めてきて植林を抜けた。初めの岩場にかかり落ち葉の下が凍結してきたのでアイゼンを着けた。
第一の岩場(960m付近)、第二の岩場(1060m付近)と通過し1260m付近で岩尾根に出ると石杭には農大の印があった。ここより見上げる高みが狩倉山北峰か、右手より長大な山の神尾根が近づいてくる。
北峰の直下に第三の岩場(1400m付近)があり登りきると平坦な広い尾根となり立木に狩倉山との表示がビニルテープで巻かれていた。まもなく林が開け雪が残った芝山に石杭があり狩倉山(1452m)に着いた。
視界が開けて石尾根の防火林の切り開きが両側に伸びていた。すでに14:過ぎなので六ツ石山は割愛して、そのまま石尾根を下ることにした。陽当たりのよい尾根上は雪もまばらで泥滑りに注意しながら奥多摩駅に向かった。
取付点(450m)9:30…(850m)付近より雪10:58…第一の岩場(950m)11:40…第二の岩場(1060m)12:10…頂稜岩尾根(1260m)12:58…第三の岩場(1400m)13:40…狩倉山北峰(1420m)13:41…狩倉山(1452m)13:50,14:10…林道16:00…奥多摩駅16:35,