山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

榧ノ木尾根から水根

2017-04-25 | 山行
2017年4月25日(火) 一日中よく晴れた、しばらく振りで身体がなまっていたので奥多摩へ出かけた。平日というのに改札に降りる階段は中高年ハイカーで一杯。8:42発鴨沢行も満員で出発したが奥多摩湖でガラガラ、湖畔の新緑が美しい。
女ノ湯BSで降りるはずがうっかり熱海で降りてしまった、ので30分余分に準備歩行をしてしまった。トンネルを出たすぐ左の遊歩道が倉戸山への入口だ。

BS脇道路の山側には給水(湯)施設らしきがあり、以前タンク車が駐車してるのを見たことがある。湖を見下ろしながら少し歩くと山に登る小道が分岐する。木の間に両側に湖が見えるようになり落ち葉たっぷりの急坂を上りきると760m辺りとゆったり登るようになる。

自然林の新緑が美しい世界でツツジがピンクに咲き出していた。倉戸山の広い山頂には1h30で到着、ここはまだ冬枯れ状態だが蕾がふくらみはじめてる。よく見るとヤマザクラがチラホラ始まってる。





ノ木山


一休みしていると倉戸口から登ってきた単独が足も止めずに榧ノ木尾根へ素通りしていった。ここは奥多摩湖畔にあって植林されていない数少ない尾根でタワ尾根を思わせる起伏もある。落ち葉たっぷりで道型がなく道標もないためか
道迷い注意の札があった。枯木立の見通しの良い明るい尾根筋にいつも人影はなく石尾根帰りによく通っている大好きな尾根です。

30分ほどゆっくりして腰をあげ榧ノ木尾根を味わって登り水根の分岐に着いた。時間どうりに着いたので鷹巣山の見える石尾根は止めて水根に降りることにした。

歩きやすい水根谷林道を新緑眺めながら下ってみたかった。植林のジグザグの急坂を一気におりると谷が明るくなり水根谷の源流の緩い流れが見えた。木橋.で左岸に渡れば、ワサビ田があって左から大掘沢が.入る。右岸尾根は六つ石に周回する少し急だが面白いルート。落ち葉たっぷりの林道を靴先で掻き分けながら800m辺りからグリーンシャワーの谷沿いを下っていく。山ツツジやヤマザクラが色鮮やかだ。





やがて到着した水根の集落は桜が満開だった。おまけに植え付けたのかアズマシャクナゲの鮮やかなピンク。水根BSには15:前に着いた。
女ノ湯9:28 倉戸山11:05,20 榧ノ木山12:25 水根分岐12:40,13:00 水根BS14:55

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南九州 開聞岳

2017-04-12 | 山行
2017年4月12日(水) カナダに永住しているカミさんの友人ご夫婦が帰国されて一緒に九州旅行することになった。
折角なので九州滞在6日間の内、1日だけ開聞岳に行かせてもらえることになった。

鹿児島でレンタカーを借りて友人達を指宿の砂むし会館で降ろして、我々は急いで山に向かうが開聞岳南麓の「ふれあい公園」のP着は10時過ぎになってしまった。

管理事務所で入山届提出して出発、なんと桜満開の緑のキャンプ場では背後に開聞岳が聳えているのです。

開聞岳登山は北側の標高100mの「ふれあい公園」から釣り針のように南下して右回りの針先が西に向いた
ところで山頂に着いた。



樹林の道が時々開けて東西の海岸や池田湖が見えたり、苔むした岩ゴロ道や階段やハシゴがあって退屈しない。
ショウジョウバカマの白花が群生していたり。





山頂では下界を眺めるよりも南側の春霞みのなかに種ヶ島や屋久島を捜した。

下山は往路を戻り往復5時間の行程だった。

P10:20…登山口10:30…五合目11:33…開聞岳13:10,25…五合目14:50…P15:30
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上越 日白山

2017-04-02 | 山行
2017年4月2日(日) 
上越国境稜線の眺望が素晴らしく積雪期のみ登頂可能な山。二居から東谷山、日白山を周回した。
日白山にて、背景は苗場山
二居から東谷山、日白山周回

前日(4/1)夕方、集合場所は新潟県R17沿いの二居集落、日帰り温泉「宿場の湯」、山梨組の相原さんと友人井上さん。東京組は、
加藤 大石さんで池袋を14:00に出発して、関越道を走り湯沢IC下車し16:30越後湯沢駅着。ここで夕食を
とり二居には17:40到着した。相原さん達は守門岳山行の帰りで、山頂付近はガスで大岳を往復してきたそうだ。
地元のハイキングクラブのお仲間と活躍中のようです。

日白山は昨年(2016.3.26)にも計画したが個人山行(妹尾 大石 加藤)では東谷山まで。朝発の新幹線でコスト
かけたものの、異常に少雪の年でヤブ混じりの尾根と前日に新雪たくさん降り、時間切れだった。


二居峠の東屋

昨年2016.3積雪なし
当日(4/2)は、見事な好天で、登り前半は表面が薄くクラストしてるがワカンも効いて快調。





東谷山直下では霧氷でブナの立木が白く化粧していた。

そして東谷山、日白山では上越、越後の山々の眺望に陶酔した。タカマタギから日白山、平標に至る長尾根にまだ人影は見えず。
東谷山から日白山

日白山から平標山

日白山から万太郎
東谷の下降も雪が多くて両側の切れ落ちも気にならず楽に降りられた。昨年の方が恐怖感あった。1500m下降点からの
西斜面は30~40°はありそうな急な壁だが雪が柔かくワカンが効いてズンズン降りられた。
日白山より下降点へ

西へ急坂を下降

だいぶ緩くなったよ

下降ルートを振り返る

シリセード交えて
1000m近くまで降りると樹林の間に地王堂川の堰堤が見えてきた。
堰堤をいくつも越えて
GPSにセットしたように右岸側に行ってみたが林道(山道)は不明で積雪深く河原に降りたり幾つかの堰堤を越えたりして920m付近でトレース見つけ
再度、右岸台地に上がるとスキーヤーが数人休んでおりその向こうに林道が降りてきていた。
林道が除雪されると集落近い
あとは、踏まれた林道を下ればと小屋があり除雪されて二居集落に降りた。
宿場の湯前の駐車スペース
この時期(積雪期)限定だが、これだけの眺望を得られる日白山のロケーションは素晴らしいにつきる。
宿場の湯600円がJAFでカード提示で480円となりお得感。風呂で汗を流して、食事して解散15:50した。
山梨組はR17三国峠越えて上信道から佐久平とか。東京組は湯沢ICから関越で帰京、途中事故渋滞で池袋着20:00
二居集落の背後に東谷山か
(4/2)の行程 お天気は無風快晴
宿場の湯前P発6:30…二居・峠みち入口6:37…二居峠東屋7:15(1050)1.5m…鉄塔(1140)8:00…東谷山
(1552m)9:45,10:00…日白山(1681m)11:04,20…下降点(1500)11:30…地王堂川の堰堤(1050?)12:54…
右岸林道不明で左岸に戻り…920m付近で右岸林道13:40…除雪林道13:55…二居集落…宿場の湯P着14:19 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする