山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

大菩薩連嶺南端・源次郎岳キリガ尾根から恩若峰西尾根

2018-11-18 | 山行
018年11月18日(日) 予定していた日帰りロングコースが週初めに天候不順予報で中止した。ところが、2日前になって好天に変わってしまった。さて、どうしようということになって今春、ボツにしたAさんとの計画を引っ張り出した。

メンバーは減って4人になったが18日朝、北杜市のAさんと東京組O,I女史と私の4人が勝沼ぶどう郷駅集合。笹子まではどんよりの空模様がトンネルを抜けると打って変わって青空だった。

予約のタクシーが勝沼GCの先の別荘地まで入ってくれた。ゲートから車道を登り始めジグザグの終点がキリガ尾根の800m地点。



そこから明瞭な片側植林の落ち葉道が続いていた。幾つか凸凹を通過して視界開けると正面に台形の源次郎が見えた。源次郎平分岐(1250m)でトレランの表示みたいな日英語表記の立て看板の分岐標識あり。





ここを右折して覆いかぶさるような源次郎に登って行く、露岩を回り込んだり、崩壊した崖縁を上ったりして源次郎山頂(1476m)に出た。



広々として立木が伐採されて甲府盆地の見晴し良好。30分ほど休憩、日川方面からのハイカー4,5人来る。



往路を戻る、落ち葉が厚いので急な下りと崖縁は要注意で張り渡されたトラロープもアテにできず同様だ。



キリガ尾根分岐に戻り恩若峰を目指す。狭めの自然林の尾根が下り気味に続き恩若峰(982m)に着いた。一つ手前の分岐に八天宮社(Hattengu-shrine)とあり、ここから北側に下りると塩山に行けるらしい。


下りを当初の恩若峰南西尾根を経て勝沼駅を止め、塩山駅に下りることにした。

西尾根から降りることにしたが測量杭、踏み跡がまもなく怪しくなって地図の尾根を南北に横切る山道も見つからなかった。古い作業道が交錯しており西尾根を忠実に降りて行くと樹林が切れフェンス(530m)に出た。






ススキの斜面の先には墓地と果樹園、道路と塩山の街並みが広がっていた。
下萩原地区からJRを越え重川を渡る橋で振り返ると恩若峰と西尾根、南西尾根が右手に続いていた。





塩山駅はまもなくで、下山祝いは北口の中華食堂で乾杯した。北杜市に帰るAさんとは駅で別れた。
帰宅後、調べたら「甲州アルプスオートルート」というトレランさん達のレースが2週間前に開かれたそうだ。
われわれの歩いた道とほぼ同じで恩若峰から南西尾根と西尾根の間を下り下萩原に降りていた。

集合は勝沼ぶどう郷駅着8:08頃 勝沼8:10=タクシー15分=勝沼GCの先の別荘地ゲート
ゲート(670m)8:25…ジグザグ…道路終点(800m)8:43…一本9:38…一本(1270m)源次郎正面10:15…分岐・源次郎平(1250m)10:28,33…露岩10:42…崖縁10:52…源次郎岳(1476m)11:13,45…分岐(12:10,13)…恩若峰(982m)13:21・西尾根頭13:39…西尾根下山(道なし)…700m目指し(作業道交錯)…640mCP14:21…フェンスとすすき斜面(530m)14:41…墓地(510m)14:46…果樹園作業道路14:48…(下萩原地区)15:00…JR渡り背後に恩若峰と西尾根……塩山駅15:17    歩:7h


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笹子・お坊山南東尾根

2018-11-11 | 山行

毎年恒例の11月第二週末の笹子巡りは里山から紅葉の自然林を縦横に歩いています。下山して解散、有志のみ笹一酒造の新酒祭りに参加し収穫の恵みに感謝しつつ共に祝う。

集合時間に遅れて頭掻きつつ笹子駅を9:30に出る。紅白の幕が巡らされた笹一前を通過して、吉久保集落へ。稲村神社を左折して坂を上がり高速の下をくぐる。畑を見て左手の側道へ。ここが南東尾根の末端で適に尾根筋へ登って鉄塔を目指す。「あれ、無い」840mにあった筈の鉄塔が土台しかない、当然、送電線もない。


今夏、大型台風が通過したせいで倒木が多い、人体に危険な猛暑のせいで葉が色づく前に落ちてしまったのか曇り空のせいか、紅葉がよろしくない。とはいえ笹子川と大鹿川に挟まれた尾根は笹子主脈のお坊山から派生していて四季折々に楽しませてくれる。

1421mのお坊山東峰12:35,で大休止、Oさんがポットで持参の熱いコーヒーに感謝。Aさんに未踏のお坊山往復をあきらめていただき、第二目標の笹一到着15時前到着目標で最短の南尾根を下山。地図、コンパス、手袋、ストックを整え急下降の尾根に向かう。落葉した尾根筋を慎重に確認しながら下る。



午後の陽射しに1100m付近からは残り紅葉が見事に染まっていた。819mの鉄塔も土台だけで、物寂しさを覚える、なにしろ十数年前に笹子に通い始めの頃の目印の一つだった。鉄塔跡から巡視路がジグザグに植林を下って山の神と小沢に沿って、中央高速の側道に出て日向橋。




笹一の祭り会場には全員参加していただけた。下山祝いは缶Bで乾杯してそれぞれお好きな試飲コーナーへ。抽選会では大当たりで重いザックをルンルンで担ぎ帰京した。

笹子駅9:27…吉久保高速下9:53…鉄塔跡10:40…東峰12:35,13:05…笹子駅14:35




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