山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

ことしもシャコバサボテン

2011-11-26 | 楽しい時間
今年も我が家のシャコバサボテンが花を咲かせた。

暑い半年のあいだベランダの一角に埃まみれで鎮座していたのだけれど、寒くなって来て、その出番を思い出した。玄関内部の日の当たらない薄暗く寒いフロアが、晴れの舞台だ。玄関を出たシンビ通り(シンビジゥム)と玄関フロアのシャコバサボテンが我が家の冬を彩る。
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笹子/米沢山北尾根からお坊山

2011-11-13 | 山行
2011年11月13日
甲斐大和9:07…道の駅9:29,57…標識鉄塔(No,207)10:04…巨大鉄塔(No,207)11:06…
米沢山(1357m)12:15…お坊山(1421m)13:00,05…東峰(1421m)13:10,14:10…入道山(992m)15:08…鉄塔15:39…畑15:57…吉久保…笹一16:29,17:15…笹子駅17: 30頃

甲斐大和からR20を戻り笹子トンネルに入る手前に道の駅がある。身支度を整え産直野菜なんかを見ていて長休みになった。

裏手の林道に入ると落ち葉や木々がしっとりしている。昨日は雨だったから、まだ乾いていないので足元が滑りそうだ。標柱(鉄塔207号)から巡視路がzigzagに道形を切ってあり、米沢山北尾根に入る。北面のせいか、まだ紅葉の彩りが残っており朝の陽差しに輝いている。しっとりフカフカ感触の気持ちの良い登りだ。





上を見る気にならない位、巨大な鉄塔の脚部に到着した。この辺りから尾根も狭く険しくなり、頭上の冬枯れの木立の間にお坊山とトクモリの山陰が見え隠れしている。苔の岩尾根の左基部に踏み跡があったので、ついそちらに逃げたら、結構緊張のトラバースを強いられた。四つ足の連中のルートだったのかもしれない。





コブをいくつか登るとふいに人声がした。あれっと思っていると、米沢山の山頂に着いてしまった。4,5人が休んでいて、どこから来たのかなという顔をされた。

トクモリを過ぎてお坊山に着く、空腹だが先に行く、南アルプスも雲で遠望もないし、狭いし、当初より東峰南東尾根での休憩に決めていたので昼食はしばし我慢。少々ノンビリしすぎた。

東峰は、お坊山の東峰という意味なのに添え書きがない。枯れ草の上にシートを拡げて1時間もくつろいだ。
時計を見たらすでに冬の陽差しで寒気を感じる時刻、西日に追われるように南東尾根を駆け下りる。魅惑の散歩道は次の機会にしよう。



コンパス片手にヤブを分けながら、夏台風で荒れた尾根を下りる。入道山付近の台地で油断して南に引き込まれてしまった。I藤さんに声掛けられてGPSを覗いたら明らかに方向違い。このまま降りたらエライことになっていた。

末端部は踏み跡を追いかけていくとスンナリと笹藪を抜けて農家の畑の前に出た。吉久保からR20を笹一酒造に向かう。新酒フェスティバルの最終日で賑やかなのだが、笹子駅前には酒屋がないので、観光地価格のこちらに立ち寄るしかないのだ。軽く下山祝をやって、お土産の一升瓶と産直野菜を担いだI藤さんと笹子駅に急いだ。


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本社ケ丸・1541m峰北尾根から三ツ峠山

2011-11-05 | 山行
2011年11月5,6日 40年前の学生時代の山仲間と三ツ峠山の山荘に集合することになった。私は笹子から本社ケ丸を越えて三ツ峠山に行くことにした。

行程:JR笹子駅(600m)8:38発…穴沢林道終点9:13…黒野田林道9:30…1541m峰北尾根・標柱「No,32鉄塔まで5分」9:40…鉄塔32号9:48…鉄塔221号10:40…市界尾根11:48…本社ケ丸(1630m)12:10…清八峠(鞍部)12:50…大幡八丁峠13:10…茶臼山(1513m)13:45…御巣鷹山(1776m)14:43…三ツ峠山(1785m)15:05     

笹子駅裏手の林道左折の船橋沢のコースを見送り、右折して歩き始める。穴沢橋の手前で標柱「鉄塔51号」を右(北)に下りて穴沢を丸木橋で渡り対岸の本社ケ丸・1541m峰北尾根に取り付くところを、穴沢林道をそのまま終点まで行き、山道に入ると黒野田林道の路肩にぶち当たる。






尾根道より30分短縮して林道に這い上がり右手に下り始めること5分ほどで標柱があり、作業道が伸びており標柱には「No.32鉄塔まで5分」とある。




北尾根に入り巡視路を行くと鉄塔32号で、この先は右手から藪を突破して植林の右手境界付近が薄くビニルが巻かれていて歩きやすくなる。1000m圏あたりから自然林に変わり気分のよい紅葉の尾根になる。曇りで青空が恋しいが、1300m圏岩ゴロ付近からはたっぷりと落葉した明るい尾根筋だ。






左手に巻き上がるように踏み跡を辿ると鶴ケ鳥屋山への市界尾根に出て人通りも多くなる。木立に透かせて黒い富士山が間近だが、いまにも雲に埋もれそうだ。



冷たい強風が吹き始めて上空は雲の展覧会だ。本社ケ丸から甲府盆地の向こうの雲堤には南アは甲斐駒ヶ岳だけが見えている。笹子から南大菩薩への尾根筋は紅葉真っ盛りの様子。






鞍部の清八峠の標識には、三ツ峠山160分となっていた。清八山には行かずにトラバース道に入ったところ整備不良で危なっかしい崩壊個所もあり、指示通り一旦、清八山に登るべきだった。

カラマツの落ち葉で茶色い大幡八丁峠に降り立つ、左手に河口湖畔を俯瞰しつつ巨大な三ツ峠山に近づいていく。茶臼山に着いた頃、頭上を通過したへりが木無山上空でホバリングし始めた。岩場で事故かしら、後で聞いたところ急病人の搬送だったそうだ。しばらくしてから静寂な山にもどった。



急登を登り切った御巣鷹山は三ツ峠山の頂上台地の北端で、電波塔が林立している。山上を横切って三ツ峠山に辿り着いたが寒いので早々に、木無山に下りていくと、目的の四季楽園の展望所から出迎えのコールあり。





久々の面々に学生時代にタイムスリップして楽しい一夜を過ごす。

翌朝は霧ション状態、天気の悪い日はさっさと降りるに限る。山荘前で雨具を着けて記念撮影して8時過ぎに最短コースを下山した。

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