山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

大塚山から御岳山

2017-01-25 | 山行

今年になってから断続して寒波がやってきて、寒いけど好天が続くので奥さんと奥多摩へハイキングにでかけた。
通勤客に逆らって立川駅から青梅線に乗る。お天気で平日でガラ空きなの車内には陽射しが一杯だ。

古里(こり)で下車して橋を渡って吉野街道を戻り丹三郎屋敷の前に来た。茅葺屋根の立派な旧家では食堂を兼ねているらしく蕎麦うどんの看板が掲げてあった。その脇の小道が大塚山、御岳山への入口になっている。山裾で鹿フェンスの扉を潜ると山道は植林の作業道になる。ジグザグに急坂を登り600m付近で林道を横切る。トレランの青年達に追い越される。

さらに植林の道を登ると800m辺りから自然林となって見通しのよい気分のよい枯木立の台地の登りになる。残雪は1月8日の大雪の名残のようだ。電波塔のある大塚山には2hほどで到着した。小広い山頂の残雪が消えかかった陽当たりにはベンチがいくつかあってしばし休憩タイム。木陰に夏場用の休憩舎もあって居心地良さそう。



御岳山には南東に葉が落ちて見通しがよくなった尾根伝いに20分ほど、普段見えなかった御岳山神社のある山頂付近や大岳山の三角が目立っている。





屋根に雪が乗った静かな家並みを抜けて久しぶりに神社に向かう。閑散とした御岳山神社の本殿には除雪した雪が積まれ社殿の裏手にあるという山頂を捜した。見つからないので社務所の方に尋ねてみると、御岳山頂はこの御岳山神社全体がそうなのだそうで、地形図にある929mの三角点は無い。それでも近年、山頂碑が寄贈されて一番奥の大口真神社(おいぬさま)の脇に設置されたそうで再度、見に行く。大岳山の見える奥宮遥拝所の近くにあって某芸能グループが贈り主とか。





本殿より筑波山から関東南部の高層ビル群の見える絶景に見とれたり参道で茶店に立ち寄ったりで当初のハイキング予定コースからすっかり外れて、ケーブルに乗りバスに走り御岳駅に降りてきてしまった。

ともあれコンビニでゲットした粗品を暖かい青梅線車内で開けて下山祝いはしました。よい一日を過ごせた。

古里9:25…丹三郎屋敷9:37…鹿フェンス扉…大塚山11:25~11:55…御岳山神社12:28,13:10 …参道茶店13:15,14:00…ケーブル・バス…御岳駅14:45




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野沢温泉と道祖神祭り

2017-01-14 | 楽しい時間
2017年1月14,15,16日 野沢温泉と道祖神祭り

山の会の山野さんリーダーの「野沢温泉と道祖神祭り」に夫婦で参加した。毎年1月15日に開かれる伝統行事で無病息災、家内安全、五穀豊穣などを願うもので国の重要無形文化財に指定された日本一の火祭り。

二泊三日組6名と一泊二日組6名の併せて12名がそれぞれバラバラに野沢温泉のロッジに集合した。

本格的寒波が襲来して3日間で1m以上積雪、町の人も宿も雪かきで大騒ぎ。久しぶりに大雪の雪国に出会った印象だった。

お客さんは外人だらけ、豪州が多い。スキーヤー目立たずボーダーだらけ。スキーヤーは初心者と上級者であいだが見当たらない。久しぶりに見た世界人気のスキー場だった。
斉藤・吉浜さんは、朝出ていったきり夕方まで戻ってこない。あの吹雪いている中で一日中滑っていたらしい、素晴らしい。

我々は、スキーではなくスノーシューを持参したが新雪の大雪と視界不良で、1hほどうろついて戻ってしまった。パトロール隊員に目を付けられ下山時に報告するように言われてしまった。じつは帰宅後のニューで16日には外人親子4人が迷い戻らず、翌日救難ヘリで救助されたとか。

野沢温泉初体験の我々は、13湯の湯巡りには毎年来ている鳥羽さん、柴崎さんに教わった通り端から攻めていった。街の中心部は混雑してるし、とんでもなく熱くてゆっくり入れない。山に近い「滝の湯」は、きれいで貸切だった。お食事もお二人に教わり美味しい食事にありつけた。







道祖神祭りは、勧められて昼間の社殿組立から見に行った、火が激しく燃えるのが興奮する、日本人だけでなく外国人もで、人間に共通することなのかもしれない。が、演出?がだらだらと長くて寒かった。19:始まりで最高潮22:は長すぎる。子供も年寄りもいるし、我々は詳しい説明でストーリーが理解できたが、外人は訳が分からす酒瓶抱えて大騒ぎしていた。世界文化遺産で観光客を呼ぶのなら、なんとか考えないと。





お祭り明けの16日、朝一番でハマちゃん帰宅、北海道まで。あとはバラバラに帰宅していった。長野の善光寺による者、私たちは湯巡りの続きをしてゆっくり帰京した。





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 秋山二十六夜山

2017-01-07 | 山行
2017年1月7日(土) 酉年の初山行は、早春二十六夜の月待ち信仰の山。電車が上野原を過ぎると車窓左手に低い山並みで峠越えして前道志・無生野の里に出る。梁川の駅から見える高い山が.倉岳山で梁川大橋を渡って立野峠を目指す。
倉岳山に登ったのはもう40年も前のこと、今年も暖冬らしく年末寒波もなく年が明けた。





年明けのんびり寒波が午後から曇り空と一緒に押し寄せるという天気予報。メンバーは三連休初日とあって昨年から参加表明してくれた妹尾さんとウチのカミさんのみ。気分の良い立野峠みちを越えて日当たりの浜沢の集落に降りてきた。



浜沢BS(標高約600m)からキャンプ場裏手の尾根道を行くが、ぶ厚く落ち葉の積もった急な登りだ。900m付近から平らな頂稜に辿りついた先に二十六夜山の山頂(971m)があった。



のんびりハイキングの積もりが尾根道が結構急で植林と木々が茂って、展望が効かずおまけに一日2本のバス時刻まで下り時間を読みながらの歩きで疲れた。



なんとか山頂にタッチできたが二十六夜塔も捜す間もなく往路を下山した。やはり、逆コースの上野原発のバスを使うべきであった、そうすれば峠越えで時間を気にせず歩けたに違いない。

じつは、当初はこの山を越えて下尾崎に降りて上野原行のバスに乗り途中、富岡入口BSで下車して秋山温泉に立ち寄り送迎バスで上野原駅に送っていただくというプランだった。

寒波襲来の前日で天気予報が外れて一日晴れていたのだが滅法冷え込み、湯冷めを心配するメンバーに配慮して途中下車せずに上野原駅まで1時間近くのほぼ貸切のバス旅をした。下山祝いは駅前の一軒きりの食堂で仕上げたことは言うまでもない。一日晴れた割に寒い冬枯れの山歩きができて、自分なりには満足できた。

ひとつ残念だったのは、浜沢BS並びの「まんじゅう屋」さんが休業中で蒸したてまんじゅうにありつけなかったこと。

梁川8:55…梁川大橋8:58…倉岳山登山口9:13…(月屋根沢)…立野峠10:45,55…浜沢BS11:32…キャンプ場
11:40…分岐(赤鞍山方面)12:56,…二十六夜山(971m)13:23,24…(往路下山)…浜沢BS 14:25 歩:5h30
浜沢BS 14:44 の三丁目行に乗車し約50分で上野原駅着。
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