山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

水根沢谷・大堀沢右岸尾根から六ツ石山

2014-04-09 | 山行
2月にネットでみて計画していたら大雪でボツになった。4月9日(水)たまたま水曜日の平日山行の相方がキャンセルになってしまい急遽、ひとりで出掛けることにした。前週までの天気予報ではこの水曜日が一番降水確率が少なかったのでこの日に決めていたのだが、どうも午後は崩れてくるらしい。今年はお天気に恵まれず週末が良くない、先日の大雪もそうだったし。少々の雨でも山を楽しめる位じゃなくちゃ、いい加減山やってるのに。とも言われるがやはり、晴れの山は良い。

水根では平日なのに満員バスから15,6人が降りた。どうやら直接、六ツ石山に登るグループのようだ。キャンプ場の方の道へ入って行く。大雪の跡か崖やフェンスが荒れている。林道には落石だらけ。

梅が満開の集落を抜け水根沢谷沿いの左岸歩道をのんびり歩く。南面なのに枝沢に残雪が詰まっていたり、本谷も部分的に雪渓状態になっていたり、当然大きく割れて水流が見えていたりいずれも、スミレが花盛りのこの時季の奥多摩らしくはない。
1時間半ほどでワサビ田のある沢を越える、ここが大堀沢。回り込んだ辺りが1000mでGPSを覗くとピッタリ。

一休みしてから大堀沢右岸尾根に取り付く。急登でまもなく露岩地帯が続き、記事にあった二股の大ツガがあった。1150m付近で突然、頭上の木立を大型の動物の影が横切ってキュンと大きな叫び声が、間近を鹿が走り抜けたのだ。複数いるらしくしばらく呼応していた。



1226m地点付近から傾斜が緩く歩き易くなってきて1350m辺りから足元にバラバラになったスズタケの残骸が目に付くようになった。先の大雪で枯れたスズが一気に潰れたのかしら。尾根が狭くなり木々の向こうに右に六ツ石山、左手に将門馬場から水根山にかけての石尾根が目の高さに広がって見えるようになった。

もうまもなくだ、と思いながら高みに到達して道形に降り立った。何の印もない幕切れだった。風が冷たいので右手の六ツ石山方向に歩き始める。



北面の木立に雪面が広がっていた。その手前に真新しく幹が裂けた痛々しい姿の倒木。大雪被害の跡か今日は倒木を多く見た。

雪面を拾いながら六ツ石山山頂に到達、泥だらけに石が散らばった寂しい山頂だった。

奥多摩湖に向かって切り開きを下りハンノキ分岐を右に南下して水根に降りた。

水根BS9:10…大堀沢(ワサビ田)10:27…右岸尾根末端10:30…露岩地帯…スズタケ残骸12:頃…狭い尾根(1400m)12:20…石尾根山道12:30…六ツ石山13:00……水根BS14:45
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