ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

小さなスッポンを捕まえました。

2013-09-25 07:18:37 | 草花
一昨日、孫二人と付近の水路で、ザリガニ取りをしていましたが、短い時間にかなりの成果が有り、やがてそれにも飽きて、捕ったものを皆水に放ってしまい、今度はシマを替えて魚捕りをすることになりました。
アテにして行ったところでは魚が見当たらず、いろいろやっているうちに、小さなスッポンを捕獲できました。
魚の代わりにスッポンと言うのも奇妙な話ですが、初めて見るスッポンに孫たちは興味津々です。

スッポン① ↓

この個体は親指と人差し指で作った丸くらいの、実に小さな甲羅の子供でした。
しかし、捕まえたときには信じられないくらいの素早さで逃げ回りましたね。
(以下wikiの記述を多用します)
スッポンは爬虫綱カメ目スッポン科キョクトウスッポン属
最大甲長は38.5cm。他のカメと異なり、甲羅表面は角質化していないので軟らかく、この
甲羅の性質のため、他のカメよりもかなり体重が軽い。
大きく発達した水かきと軽量な甲羅による身軽さ、殺傷力の高い顎とすぐ噛み付く性格と
もあわせ、甲羅による防御に頼らない繁栄戦略をとったのは彼らの特色といえる
幼体は腹甲が赤みがかり黒い斑紋がある。(成体の腹甲は白やクリーム色)



スッポン② ↓

金色に澄んだ目が特徴的ですね。
在来の亀と同じような環境で生活するが、喉の部分の毛細血管が極度に発達していて、あ
る程度水中の溶存酸素を取り入れることができるため水中生活により適応しており、水中
で長時間活動でき、普段は水底で自らの体色に似た泥や砂に伏せたり、柔らかい甲羅を活
かして岩の隙間に隠れたりしている。



スッポン④ ↓

逃走しようとしてせっせともがいています。
噛みつく力が強くて、臆病なため、近付くと防御のためにすぐ食いつこうとする。
「雷が鳴っても離さない」という譬えは、噛み付かれたときに無理に引き離そうとすると
、引き離されまいとして首を甲の内側に引っ込め、より強く噛みつかれたようになるから
であろうとされている。
噛み付かれても水に戻せば大抵の場合はそのまま泳いで逃げる。

孫たちが柔らかい甲羅に触ったりして、一通りの接触体験を済ませた後は、近くの川に放してやりました。


話は変わりますが、身に何もつけていない(丸裸の)状態を指す「すっぽんぽん」と言う言葉がありますが、あれはこのスッポンとは全然関係が無さそうで、「素っ裸」の「す」におなか(腹)のことを指す幼児言葉の「ぽんぽん」を組み合わせた言葉ではないかとのことです。



付録:オンシジウム ↓

オンシジウムが咲き出しました。(孫の撮った画像を使っておきます。)
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西尾市の八ツ面山 自転車で往復できた山 (下:最終) サイクリングロードを使って帰る

2013-09-24 07:16:41 | 草花
こんな時期から花粉症が出ています。
先日自転車でこの八ツ面山まで往復を走ってから急に来ました。おそらくイネ科の花粉によるものでしょうね。
最初は夏風邪かと思っていましたが、熱はないようですので、花粉アレルギー症状のようです。
アレルギーの種もいろいろあるものですね。

今回の記事では八ツ面山から下りて、違う道を使い、帰ってくる道から見た景色などをレポートして上下二回のこの”シリーズ”の結びとします。
名豊矢作橋 ↓

矢作川に架かる国道23号線です。国道23号線は伊勢神宮内宮の前から愛知県豊橋まで177kmの区間に及びます。



矢作川の岸辺 ↓

岸辺の木には先日の台風18号で増水したその跡が残っています。



ツルボ ↓

堤防の法面にクズの葉に混じって、ツルボが咲いていました。



志貴野橋 ↓

矢作川に架かるこの狭い橋を自転車で走り抜けますが、車両に巻き込まれないか・・・・と、随分怖い思いをしました。



茶畑 ↓

愛知県西尾市は県内有数の茶産地で、遠くに出荷もしているそうです。
茶畑に寒冷紗が付いていて、夏の間は強烈な日光直射から守っているようです。



国道23号の入り口 ↓

国道23号線はこのあたりでは大部分が高架になっています。



サイクリングロード基点 ↓

帰りは豊田安城サイクリングロードを使うことにしました。ここが安城側の基点になり、これから豊田市の北部まで36.3kmの道のりが始まります。



新しい看板 ↓

これによるとサイクリングロードは豊田側が起点であり、安城側は終点になるようですね。



八ツ面山は遠くなった ↓

基点付近からも八ツ面山が見えています。しかし、山の高さが低いので、もう周りの景色に埋没してしまいそうです。



用水路 ↓

サイクリングロードは明治用水と常に寄り添っています。



刈田に小生の影 ↓

もう稲刈りの済んだ田んぼもありました。



新幹線の高架下 ↓

サイクリングロードから離れて、街中に入ってきます。三河安城駅付近で新幹線の高架下を走るようになります。



入り日 ↓

入り日の時間になりましたので、少し高いところに行って、その瞬間を待ちますが、この日は日が眩しすぎて、綺麗に赤い日輪にはなりませんでした。



夕焼け空 ↓

雲ひとつないような空でしたので、夕焼けも微妙で、ささやかな染まり方でした。
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自転車で近づける山があった。 西尾市の八ツ面山(標高67メートル)まで漕いで行く。(上の部)

2013-09-23 07:01:39 | 草花
今日は秋分の日でしたね。世間は3連休でお天気もなんとか日中は良さそうです。
秋彼岸入りの20日に彼岸花の花を探して、いつも出掛けるのとは違う南の方角目指して自転車で漕いで行きました。
そのほかに、いつも自転車ではそこまで足を延ばしていない、西尾市の八ツ面山に思い切って行ってしまおうという目論みもありました。
この八ツ面山は、昔、雲母が採れたそうですが、今はそういう面影が残ってはいません。
この山は僅かに海抜67メートルしかなくて、普段は山登りの対象とするような所ではないのです。
しかし、小生のところから片道およそ20km弱の位置にあり、自転車で近づける唯一の「山」のようですので、ここは是非行ってみたい「山」として宿題に残っていたのです。

位置図 ↓

愛知県西尾市の中心部よりやや北東に寄った場所にあります。この頂から眺める夜景は素晴らしいものだそうです。



稲田 ↓

自転車で走り出してすぐに、田んぼに出てきます。稲穂は黄色味を帯びてきています。



ヒガンバナ(遠景) ↓

愛知県の尾張地区にヒガンバナが堤防斜面を埋め尽くした名所がありますが、小生的にはこの眺めを得られたらそれで充分です。



ヒガンバナ(近景) ↓

近付いて撮ります。



デンパークの北側境界付近 ↓

デンパークとは安城市がかつて日本のデンマークといわれたことが有り、その「デンマーク」と「パーク」を合わせた造語ですね。
正式名称は「安城産業文化公園」だそうですが、平たく言えば「花とみどりの公園」と言ったところでしょうか。 遠くに農業用のサイロがお城のように聳えています。



イイギリ ↓

デンパークの敷地内でイイギリの実が色づいてきています。 冬にはもっと赤くなりますね。



米津橋 ↓

西尾市の北側に矢作川が流れていますが、北方面から市街に入るには米津橋を渡ります。
画では米津橋に並行して名古屋鉄道の鉄橋が架かっています。



八ツ面山 ↓

標高67mの目指す山が稲田の向こうに見えています。



登山道 ↓

山の中腹まで自転車で来られました。これから先は階段状になっていますので、自転車を置いて「山登り」となります。



山上の展望台 ↓

階段を150段くらい登るとそこは山上で、一番高いところに展望台が立っています。
手前の木が邪魔をして全容を撮れませんが、高さは10mくらいはあります。
この上に登ってみましょう。



東南方面 ↓

一番奥は三河湾になります。



西方面 ↓

奥に碧南市の中部電力火力発電所の建物が霞んで見えています。



東方面 ↓

遠くに見えるのは恐らく岡崎市の町並みでしょう。



キノコ ↓

山頂をあとにして階段を下りて行きます。道脇には大きなキノコがあります。



キノコ ↓

こちらのものは随分白いですね。これを食べることが出来たら・・・・すぐに無くなる筈ですね。
自転車を置いた場所はすぐそばに近付いています。

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9/17日 (その4=最終):川宇連神社のハナノキの巨木と宇連ダムのある鳳来湖を見て帰る

2013-09-22 06:52:41 | 草花
茶臼山の頂上から車を駐めたところに戻ると、時刻は12時40分になっていました。
お腹が空いて来ましたので、道沿いの適当な食堂でご飯を食べることにして、車で下りて行きます。
下りる道沿いに川宇連神社があり、ここの境内には国の天然記念物に指定されているハナノキの巨木が何本か立っています。それを見るために立ち寄ることにしました。

この川宇連神社の御祭神は尹良(ゆきよし)親王で、南北朝時代、後醍醐天皇 の孫にあたるお方だそうです。そんな偉い方が何で斯かる辺鄙な場所に因縁を結んだか、詳述は避けておきます。(wikiに記載あり)

この境内のハナノキの自生地は大正11年に、すでに国の天然記念物に指定されており、巨木が何本か天を突くように聳えています。
このハナノキを由来として、愛知県の県木はハナノキと決まったのです。

川宇連神社 ↓




川宇連神社本殿 ↓

山間僻地の神社とて、大変こじんまりとしたお社でした。




ハナノキの巨木 ↓

春には赤い花が咲き、秋にはカエデ科特有の紅葉が見られるそうです。



ママコナ ↓

境内でママコナが咲いていました。これはシコクママコナのほうでしょうか。



ツルニンジン ↓

同じく境内でツルニンジンの蕾を見つけました。咲いたものがないかと探して歩きますと・・・



ツルニンジン ↓

咲いたものを見つけることが出来ました。



天狗茄子 ↓

川宇連神社をあとにして国道151号線(別所街道)を南下し始めてすぐに道の駅がありました。
ここで食事をとることにします。この施設は豊根村の村営だそうで、玄関前に野菜が並べて売られています。
この大振りのナスが珍しくて一つ購入しました。種類は天狗茄子だそうで、夕食の食卓に載って来ました。皮は固いのですが、可食部分はふわっとしていて独特の美味しさがありました。



宇連ダム ↓

食事をしてから、目的の宇連ダムに着いたのはそれから50分後のことでした。


貯水率35.6% ↓

ダムサイトの管理棟でパンフレットなどを漁ります。
貯水率の計算式は:「現在の貯水量」÷「有効貯水量」×100のようです。
10109000(立米)÷28420000(立米)×100=35.6(パーセント)となりますね。
(9/22午前8時40分現在では42.6%になっています。)



クズ ↓

山からの水の主な流入部分まで行ってみることにしました。途中の湖畔でクズの花を見ました。



渇水 ↓

水面から満水時の水位までは20mくらいは差があるようです。



主な流入口 ↓

ここは明神山からの二つの沢水を集めたところになります。いつもですとこの水路は水が満ちていて川からの流れは見えてはこない場所ですが、水位が低いので水が音を立てて流れ込んでいます。
このほかにも西側に宇連山からの流入口がありますが、そこまでは行きませんでした。



センニンソウ ↓

いつもはボタンヅルばかりを見ていますが、今年初めてセンニンソウを見ました。これにて鳳来湖をあとにして家路につきます。
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9/17日 (その3):茶臼山山頂から車を止めた場所まで下りて行く

2013-09-21 06:49:37 | 草花
プロ野球の加藤コミッショナーが辞めることになったようですね。
例の「良く飛ぶボール」の一件がこの辞任劇のひとつのきっかけになったのでしょう。
もしも、公式ボールが以前のままであったなら、バレンティンのホームラン数はどのように変わっていたのか、興味が有ります。
遡って、王選手が作った55本の記録の時にはどんな球が使われていたのか、そのことにも興味が行きますね。
あのころは読売巨人軍がプロ野球界で我が儘放題を言っていた時代ですから、「もしかしたら同じようなことが・・・」ありえたのではないか、と勘ぐり始めるとキリがなくなります。

さて、この記事では長野県側山頂の鉄製の展望台の上から「その1」で案内したような山岳眺望を楽しんだ後、今度は愛知県側の山頂に行き、奥三河の山岳景観を楽しみ、稜線沿いに下り、車を置いたところまで戻るまでのレポートです。
キンミズヒキ ↓

稜線上にキンミズヒキの花が出て来ました。標高1400m超えと言っても、平地に咲くものと同じものが出てきてしまいます。



ゲンノショウコ ↓

同じくゲンノショウコですね。



ブナの枯れ木にキノコ ↓

稜線上にブナの大木が出て来ましたが、残念なことに枯れ木です。
それにキノコがついていました。ツキヨタケかサルノコシカケだと思いました。



愛知県側の山頂 ↓

長野県側の山頂から稜線を水平移動して、愛知県側の山頂に来ました。こちらにはウッドデッキ風に展望台が出来ていて、そこに行くと愛知県側の山並みが良く見えます。



二等三角点 ↓

二等三角点が設置されています。地図上の1415.2mの標記のある地点となります。



尾根の道を下っていく ↓

小潅木の間を通って稜線の道を下ることにします。日差しが眩しくてコントラストが強い!



眼前に萩太郎山 ↓

眼前には常に萩太郎山が見えています。あの山は1358mあり、愛知県で第二番目の高峰となります。



トリカブト ↓

昨日の風にくしゃくしゃに揉まれた、トリカブトの花を見ました。



アキノキリンソウ ↓

時季的には少しばかり遅くなって来ているようですが、まだ花を見られます。



野菊① ↓


野菊② ↓

こちらはシラヤマギクのように感じましたが、確証は持てませんでした。



サルナシ ↓

やや離れた場所でサルナシを見ました。今回は山の神様が同行しているので、実の所まで木登りして、採って食べるまではしていません。



草原状の斜面 ↓

陽射しがあまりにも強いので山の神様は、逃げるようにして大急ぎで車のあるところまで下って行きます(右下の方)。
小生は山の景色をしっかり見納めています。
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